お茶の水 女子 大学 大学院。 大学院

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お茶の水 女子 大学 大学院

研究を中心とした体系・組織的な学習の仕方が特徴的です。 もう一方、生活科学部・人間生活学科・発達臨床心理学講座は、保育学と臨床心理学を二つの柱として学びます。 実践・応用的な色彩が濃く、現場と連携しながら教育を進めています。 研究もとても重視していますが、それだけではなく、実践活動と研究活動をどのようにつなげていくのかという点に注目しています。 ただし、 双方の講義科目の多くについては、互いに自由に履修可能です。 臨床心理士になるには、本学では、大学院人間文化創成科学研究科・人間発達科学専攻・発達臨床心理学コースに進学することが必要です。 発達臨床心理学コースの受験資格に専門の規定はないため、心理学コースやその他からも自由に受験できます。 心理学コースで実験的方法論を十分に身につけてから、発達臨床心理学コースに進学することもひとつの有益な道筋です。 02発達臨床心理学講座への配属は入学後に行われるのでしょうか。 現在では、複数プログラム選択履修制度が導入されており、入試では、講座ではなく人間生活学科を受験します。 各講座への配属は、1年の後期に希望を申請し、2年生進級の時点で決まります。 この場合、「発達臨床心理学主プログラム」を選ぶことになりますが、「発達臨床心理学強化プログラム」をとり、より専門的に発達臨床心理学を勉強すること、または他の講座から副プログラムをとり、領域を広めることも可能です。 03推薦入学制度があるようですが、どんな基準で採用しているのでしょうか。 推薦入試は、人間生活学科を受験し、2年生から発達臨床心理学の主プログラムを選ぶことになります。 推薦入試では、高校の成績がA程度はあることが望まれます。 また、何か個性的な活動をしていることも重視されます。 勉強でも、ボランティアでも、部活動でも、生徒会でも、学校を離れての活動でもよいのです。 総合的学習の時間の成果もよいでしょう。 自分で本を読んで考えたというのでもよいのです。 その成果を示す書類があったら、ぜひ付けて下さい。 面接では、人間生活学科での勉学についての志望の理由や、自分のよいところを遠慮なくPRしてほしいと願っています。 04発達臨床心理学講座以外の講座や学科に進学して、発達臨床心理学の勉学が出来るのでしょうか。 発達臨床心理学講座の専門の講義はどの講座・学科・学部の学生でも自由に受講できます。 生活科学部の他学科に所属しても、「副プログラム」として発達臨床心理学講座の科目を履修することは可能です。 講義科目の中には、より概論的なものも、より専門的な内容のものも幅広くあります。 しかし、演習や実習・研究法に関する科目は発達臨床心理学講座の学生に限定されているため、履修することは出来ません。 少人数の授業の上に、専門的なトレーニングが要求されるためです。 05子どもに苦手意識があるのですが、だいじょうぶでしょうか。 だれでも子どもの時代があったのに、だんだん大人に近づいてくると子どもって苦手だなと感じるようになるのは不思議といえば不思議です。 それを「どうしてなんだろう」と考えたり、、「実際子どもって自分の考えているイメージどおりのものなのだろうか」と観察したり、一緒に遊んでみたりすると、意外な発見があるものです。 もしかしたら、ただ「子どもってかわいいから大好き」と信じ込んでいるのと違った、自己発見も大きいかもしれません。 そういう学び方が、実は保育や子どもについて研究していく上で非常に大切ですし、そのようなことをこの講座の授業や観察・実習ではめざしています。 06発達臨床心理学講座の中には、臨床心理系の授業と保育系の授業があるようですが、どちらかのコースを選ぶのですか。 講座のなかでコースは分かれていません。 必修科目、選択科目の中で、両方の科目をバランスよく履修していくことによって、子どもが大人になっていく「発達」という問題や、その発達を支える援助者になるという「支援」や「保育」の問題について、頭でっかちではなく、心と体、双方のレベルで理解、探究していけるカリキュラムを提供したいとおもっています。 07臨床心理士という資格はどのようなものなのでしょうか。 「臨床心理士」とは、財団法人「日本臨床心理士資格認定協会」の出す資格です。 国家資格ではありませんが、公的資格と呼んでもよいような格付けになります。 例えば、スクール・カウンセラーは、臨床心理士等がなることに文部科学省で定めています。 多くの病院や相談所等でも臨床心理士資格を持つことを採用条件に入れています。 しかし、カウンセラーと呼ばれる人たちは、皆この資格をもっているわけではありません。 カウンセラーにも産業カウンセラー、キャリアカウンセラーなど全国レベルの学会や資格認定組織が認定する資格もあれば、心理カウンセラーなどある特定の組織や機関が認定する資格まで様々な資格があります。 臨床心理士資格は、心理査定、心理面接、研究、地域援助などの領域において一定レベルの訓練を受けたことを示す資格としてもっとも代表的なものと言えるでしょう。 その取得のためには、大学院の修士課程(本学では博士前期課程)を修了し、受験資格を得る必要があります。 今後、大学院の養成課程に指定されているところで学ぶことが必要になりますが、本学・人間文化創成科学研究科・発達社会科学専攻・発達臨床心理学コースは、臨床心理士養成の指定大学院の1種となっています。 つまり、修士課程修了後、臨床心理士の受験資格を得ることが出来ます。 08臨床心理士資格を得ると、就職は多いのでしょうか。 臨床心理士資格を得ても、臨床心理士としての就職は決して楽だとは言えないでしょう。 また、一般的な企業への就職と異なる側面があります。 それは、多くの修了生が、一つの常勤職ではなく、いくつかの非常勤の仕事をかけもつことです。 様々な現場での臨床の仕事がどのようなものか学び、自分にあった領域を探し、一つの現場での常勤職につく人もいます。 もう一方で、いくつかの現場で仕事を続け、変化を好む人もいます。 一部の修了生は、公務員をはじめ、ある医療機関などで常勤の仕事に就いていますがごく少数です。 また、多くの高校生が関心をもつスクール・カウンセラーはほとんどが非常勤職です。 09中学校・高校の先生になれるのでしょうか? 中高の家庭科教職課程を専門科目の履修と並行して履修できます。 家庭科においても保育が重要な分野となっていますので、専門科目として子ども・保育学系の科目を学ぶことが役立つでしょう。 また、教職の勉強には臨床心理学系の専門科目も大いに役立ちます。 本講座では研究者養成にも力を入れています。 大学院に是非進んでください。 特に保育・幼児教育は本学には長年の伝統があり、先輩の研究者が多く育っています。 家庭科教育の保育分野の研究者になっている先輩もいます。 大学院で規定の単位を修めると、大学で取得した「一種免許状」を「専修免許状」にすることができます。 10保育士資格をとることができますか。 保育士資格をとるには、(1)保育士試験という都道府県で施行している全国一斉の資格試験を受ける方法と、(2)指定保育士養成施設として認定されている学校で規定の単位を履修する方法とがあります。 お茶大の学生で保育士資格を取りたい人は、(1)の方法で挑戦して、多くの人がパスしています。 大学の2年生から受験資格があり、必要な科目を3ヵ年以内に全部パスしていけばいいという方式なので、早い人は3年生で、たいていは4年生のうちにパスしています。 しかし、乳児とかかわる体験もなく保育園という場所の雰囲気を知らずに資格だけとれた、ということでは困るので、附属ナーサリー(保育所)での実習や乳児保育・児童福祉関連の授業を用意し、いい保育士になれるように講座としても応援しています。 11スクール・カウンセラーになりたいのですが、教職科目を履修した方がよいのでしょうか。 内容的につながりが深く、特に、スクール・カウンセラーをする上では、教職を履修して、学校のことがよく分かっていることは役立つでしょう。 ただし、カウンセラーになるには、学部の科目だけでなく、大学院において臨床心理学のより専門的な知識やスキルを身につけることが必要です。 またクライエントを担当する臨床経験や臨床現場での実習も重要です。 12本講座は、発達臨床心理ということで、子どもや学校の臨床に特色があるようですが、病院の臨床や、大人相手の臨床は出来ないのでしょうか。 子どもと大人の両方、また学校関係、家庭、医療、など様々な臨床現場に対応して、専門の教員がいます。 学部生では、病院臨床の実習をするということはありませんが、講義や通例の実習の中で、様々な場面に対応した知識や技能を学びます。 大学院の場合では、本学の心理臨床相談センターとともに、学校や病院をはじめ、様々な実習の機会や研究の機会が設けられています。 発達は、子どものみに関わるのではなく、人の生涯を一つの発達の流れとして捉えるライフサイクルの視点から捉えられます。 13発達心理学・教育心理学の研究者になりたいのですが、臨床心理のカウンセラーの勉強は必要なのでしょうか。 また、将来大学院に進んで、大学への就職口はあるのでしょうか。 発達心理学や教育心理学は、実践的な学問です。 学校や家庭や病院等で問題を抱えた方への援助を行う面もあります。 臨床心理学と接した隣り合わせの研究領域です。 合わせて学ぶ利点は大いにあります。 将来の大学院進学後は、研究者になるには、博士後期課程へ進学する必要があります。 そのためには、大学院修士課程進学後、最低で5年間以上を必要としますが、7年以上かかることも少なくありません。 研究者・教育者としての大学への就職事情は厳しいのが実情です。 本大学院・博士後期課程を修了して大学に就職された先輩も少数ですがいます。 14他大学に進学した学生です。 進学後、臨床心理学を学びたくなりましたが、今いるところは心理系ではありません。 3年次編入試験を受けるか、卒業してから大学院を受験するか、それとも学部を再受験するか、迷っています。 心理学以外の専攻の場合、大学院を直接受験するよりも3年次編入を勧めています。 大学院で臨床心理学を勉強するためには、心理学の基礎全般が必要です。 また、心理学研究法について知るだけでなく、卒業論文研究を通して研究がどのようなものなのか、知っておくことが非常に大きな学習となるからです。 この他、他大学を卒業してから大学院を目指す場合、研究生として1年間在籍することもあります(Q16を参照してください)。 15研究生・科目等履修生・聴講生とはどのような制度ですか? 研究生(学部研究生)は各教員から研究指導を受ける制度です。 学部研究生になるには4年制大学を修了していることが条件です。 出願は通常 2月と9月です。 事前に、指導を希望する教員とコンタクトを取って面談を受ける必要があります。 学期末の時期ですので、早めに教員にメールか電話でアポイントメントを取ってください。 面談の際は履歴書などの書類を持参し、志望の理由・指導を希望する研究テーマなどをお話しください。 各々の教員が若干名を受け入れることがあります。 研究生は指導教員が必要と認めたときは学部の科目を聴講できますが、実習科目などには履修に制限のある科目もあります。 また大学院の科目は履修できません。 研究生を経て大学院を受験する方もいますが、大学院進学が有利になるといったことは全くありません。 科目等履修生(学部)は学部の各授業科目を履修する制度です。 履修には授業担当教員の審査・許可が必要です。 期末試験に合格すれば単位を修得できます。 聴講生(学部)は学部の各授業科目を聴講する制度です。 聴講には授業担当教員の審査・許可が必要です。 単位修得はできません。 科目等履修生・聴講生とも出願は研究生とほぼ同時期ですので、早めに授業担当教員とコンタクトを取ってください。 授業科目によっては履修や聴講が制限されていることもありますのでご注意下さい。 研究生・科目等履修生・聴講生いずれについても、条件や募集の詳細は教務チームにお尋ねください。 16学部の授業には、心理臨床の実習があるようですが、そこでは、相談センターでの相談活動をさせてもらえるのでしょうか。 学部生は相談室で相談活動に携わることはありません。 相談室では、当然ながら、本当の問題を抱えた方を相手にして、その問題のある状態の改善を目指す援助をすることになります。 そこで、大学院の前期(修士)課程の訓練中の大学院生と教員のみがこのような相談活動にあたります。 学部生の心理臨床実習では、心理テストの施行の仕方を学ぶとか、試行カウンセリング(学生同士の模擬的なもの)を行うといった基礎訓練を行うことになります。 ただし、インターンシップ実習では、幼稚園や小学校の子どもの様子の観察、また、中学校における養護教諭のもとでの実習、特別支援学校の子どもの保育などの機会が設けられています。 それらの機会においては、心理臨床活動そのものではありませんが、その前提となる人間相手の体験的活動を経験することになります。 17附属の幼稚園や保育所があるということですが、そこで実習はできますか。 お茶大には、明治9年に創立された日本で最初の幼稚園といわれる「附属幼稚園」と、21世紀になってからできた新しい学内保育所「いずみナーサリー」があります。 ナーサリーは、国立大学法人としては始めての「附属」保育所です。 幼稚園の緑豊かな園庭の「お山の上」に、ナーサリーの0〜2歳の小さい子ども達も生活しています。 附属園は、大学の教育や研究に全面的に協力してくれる態勢になっているので、講座の「保育臨床実習」や「発達臨床特別実習」をはじめ、いろいろな授業で、幼稚園や保育所に行って、保育の観察や実習がする機会があります。

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お茶の水 女子 大学 大学院

大学院(博士前期課程)のアドミッション・ポリシー 2020年5月13日更新 大学院 博士前期課程 お茶の水女子大学のアドミッション・ポリシー お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。 そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(2008年度)に引き続き、2011年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。 お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢・国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。 知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。 専攻・コースの概要及び入学者受入方針 博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。 比較社会文化学専攻 社会と文化に関する専門研究を真に高いレベルで構築することを目指す本専攻は、個々の分野における専門研究を展開する基礎となる充分な知識と学力をもち、さらに、学際的な研究視野を得るために必要な幅広い教養を具えた学生を求めている。 言語文化分野の4コース(日本語日本文学コース、アジア言語文化学コース、英語圏・仏語圏言語文化学コース、日本語教育コース)では、人間の基本的営為の一つである言語活動とそれに基づいて営まれている様々な文化現象について、高度で総合的な研究を行う。 人文学分野の5コース(思想文化学コース、歴史文化学コース、生活文化学コース、舞踊・表現行動学コース、音楽表現学コース)では、思想、歴史、生活の各側面とともに、身体活動を中核とした芸術系の分野を加え、専門的であると同時に学際的な視点から、人間の文化活動を通時的かつ共時的に幅広くとりあげ、総合的に探究することを目指す。 日本語日本文学コース 多様な方法論に基づいて、各時代・分野ごとに日本文学及び日本語について深く研究し、日本文化の精髄にせまる。 本コースでは次の4点を備えた学生を受け入れる。 日本古典文学から日本近現代文学及び日本語学に関して、幅広い知見を有すること。 研究対象に対する専門的な知識を有し、かつ深い問題意識を持つこと。 一定の外国語(留学生は研究に必要な日本語)の読み書き能力を有すること。 十分なコミュニケーション能力を有し、学問の社会還元に前向きなこと。 アジア言語文化学コース 中国大陸、台湾、香港、東南アジアなど、中国語圏における言語と文学を主要な研究対象とする。 中国古典の伝播と受容といった比較文化論的研究や、中国語と他言語の対照研究も行う。 中国語学や中国文学の研究者を目指す人、中国語教師、国語教師としてのスキルアップを目指す人を歓迎する。 本コースは専門(中国古典語学、現代語学、古典文学、近現代文学)に関する知見、中国語の読解力・口頭能力、および具体的な研究計画を有する学生を受け入れる。 英語圏・仏語圏言語文化学コース 英語圏言語文化専修と仏語圏言語文化専修に分かれるが、必要に応じ、各言語圏のあいだの交流や比較対照の視点も採り入れて研究を行う。 研究分野は文学系と語学系に大別され、文学系では、各言語圏の文学と文化を研究対象とする。 語学系では、英語学、仏語学、ならびに英語学を基礎とした英語教育の研究を行う。 実際の選抜方法においては、特に以下の3点を評価の基準としている。 即ち、自分の専門分野の言語と、更にそれとは異なる外国語とを確実に習得していること(英語、フランス語、ドイツ語、中国語から選択)、専門分野の基礎的な知識を十分に有していること、独創的な研究論文を書く能力が認められるということ、という3点である。 日本語教育コース 国内外における日本語教育への多様なニーズに対応できる高度な専門性と研究能力をもった人材の養成と現職日本語教員の再教育を行う。 日本語教育学及びその周辺諸領域における基本的な知識と、これらの領域において2年間で修士論文としてまとめられるような具体的な研究計画をもっているかどうかを専門試験と口述試験で判定する。 思想文化学コース 本コースは哲学と倫理学より成る。 スタッフの専門も、前者に対応する、西洋(主に英米・独)の哲学・思想及びその伝統や方法を受け継ぐ現在の哲学研究と、後者に対応する、倫理と心理と宗教の接点を探るという問題関心による、西洋と日本の倫理思想の研究に分けられている。 哲学で扱われる問題は、人間存在の基底や人間観、知識や言語のあり方やはたらき、文化や社会における価値や理想に関わり、われわれ自身の持っている世界観・価値観の基礎を再検討する契機となるものである。 倫理学では、厳密な原典研究の手法によって、人間のあり方を人間の内面や超越的次元との関わりにおいて考察する。 そのことは、私たち自身のあり方を問い直すことにもつながるはずである。 本コースの志望者は、本コースのこのような研究領域・姿勢を理解し、研究に関係するテキストや資料を理解し、共感するための基礎的な教養に加え、客観的・論理的な分析や議論を尊重し、また自身の研究の現代における位置付けや意義を考えられる視野と、問題を主体的に追求する積極性を求めたい。 歴史文化学コース 歴史学の視点から、日本、ヨーロッパ、アジアにおける政治経済と社会文化の諸問題を、文字資料を始めとする多様な歴史資料を多角的に用いて研究し、また美術史学の視点から、視覚文化の実証的、批判的な分析・研究に取り組む。 筆記試験では、資料や研究文献を読解するために必要な語学力と専門分野(日本史、アジア史、西洋史、美術史に区分)の研究をするうえで基本となる知識を測る。 口述試験では、卒業論文(又はそれにかわる研究成果)と研究計画を中心に、資料の分析能力や論理構成力を測る。 将来、研究を仕事としていきたいという人とともに、前期課程で習得した能力や知見を社会の場で発揮したいという人の双方を歓迎する。 生活文化学コース 服飾・工芸・住居など生活造形を中心とした生活文化の諸事象を対象とし、文化史・社会史・比較文化論・民俗学などの多様な視座のもとで新しい学際研究を試みるコースである。 特に、日本・西洋の服飾の歴史や現代モードなどの服飾文化を明らかにする研究、工芸・デザインなどを中心とした生活文化を比較文化論の立場から総合的に論じる研究、および代々受け継がれてきた生活文化を民俗学・文化人類学の立場から論じる研究が中心である。 生活文化に関する幅広い教養と視野、および研究対象についての専門的知識と独創的な分析力をもち、生活文化論を人間理解の途として日本の内外に発信する意思のある学生を求める。 舞踊・表現行動学コース 舞踊・スポーツなどの身体表現運動について、芸術学、民族学、教育学、身体運動科学などの分野から学際的に教育・研究を行なう。 特に舞踊教育、舞踊芸術、民族舞踊、体育科教育、動作学、スポーツマネジメントといった研究領域が中心である。 舞踊やスポーツの実践をふまえ、理論的、科学的知見を十分に修得した専門的人材(研究者、体育教師、指導者、上演者など)の育成を目指す。 本コースを志望するものは、実技経験に加えて、修士論文作成のために十分な外国語の能力と専門知識が必要である。 音楽表現学コース 音楽を文化表象として、理論と実践の双方から研究する。 理論面では、日本を含めた世界の諸文化と音楽との関連を扱う音楽学研究、実践面では、西洋近代の鍵盤音楽と声楽を主要な対象として、身体行動による表現技術の研究を行ない、国際的に通用する研究者と演奏者を養成する。 本コースでは、音楽学、声楽、ピアノいずれを専攻するにせよ、水準の高い修士論文が要求されるので、十分な外国語(特に英語)の力と専門知識とが必要である。 また、大学院は研究の場であるので、自ら思考し実践する積極的姿勢を備えていることが求められる。 人間発達科学専攻 社会的かつ個人的存在としての人間とその発達過程を対象に、教育科学、心理学、社会学等をベースとして、学際的にアプローチする。 教育科学コース 人間の生涯にわたる発達の過程を多様な方法論により科学的に探究するとともに、諸教育問題の解決に資する実践的な研究を行う。 基礎科学・方法論として、教育思想、教育史、教育社会学を置き、またマクロ・ミクロの実践科学として教育課程論、教育方法論、教育開発論を設置する。 当コースでは、人間の発達について教育科学的に考えることのできる研究者および研究者的な視点をもつ実践者の育成をめざしている。 第1次選考では、英語および専門試験(教育科学コース「専門試験」に掲載されている5領域から、志望する領域を含めて3問を選択)によって、教育科学の基礎的能力を確認する。 第2次選考(口述試験)では卒業論文(又は研究成果等がわかるもの)を含む出願書類を参照しながら、志望動機、研究計画などを評価し、合否を総合的に判断する。 心理学コース 心理学コースでは、人間の心理を脳を核として、発達という時間軸、社会という空間軸の中で、多次元的・総合的に検討し理解する。 そのために次のような授業科目を設けている。 「社会心理学特論」「発達心理学特論」「認知システム論」「認知科学基礎論」「発達精神病理学基礎論」「健康心理学特論」。 これらの授業科目における教育・研究を通して心理学領域の研究者を育成することが、本コースの目的である。 将来研究者や心理学の専門職を希望する学生を期待する。 すでに心理学の基礎的な統計的手法や研究方法を習得していること、英文の学術論文の読解力を求める。 入学試験では、英語および専門試験によって、志望する分野において専門的な研究を進めるために必要な基礎的能力を確認する。 発達臨床心理学コース 発達臨床心理学の教育及び研究を行う。 臨床心理学を柱として、特に家庭、教育、医療、福祉、司法、産業等の場における心理臨床的、発達的問題について専門的に対処する力を養成するとともに、発達臨床心理学の研究を行う基礎的な研究能力を養う。 コースとしては、次のような学生に学んで欲しいと願っている。 1)臨床心理士になりたい者で、かつ相当の知力、意欲、時間のある方 2)臨床心理学や発達心理学の研究者になりたい方 そのため、入学の条件として、専門、外国語の力はもちろんのこと、志望目的、研究計画の明確さを求める。 また、臨床実践の場としての相談室活動に授業時間以外の時間を割ける方を求める。 (補足)本コースは臨床心理士の受験資格取得要件を満たすカリキュラムを有している。 なお、公認心理師についても対応する。 応用社会学コース 現代社会の諸問題(家族・地域、コミュニケーションの問題など)を社会学的に研究する。 人間関係、職業集団、ネットワークを扱う「社会集団論」、逸脱、差別、コミュニケーションを扱う「社会意識論」、福祉政策、社会問題を扱う「社会福祉論」などを開講する。 社会学の理論・研究法についての基礎的な知識を有し、社会学の諸分野(社会学理論もしくは家族・メディア・ジェンダー・福祉・社会意識・社会集団・社会階層等の社会学的研究)に関する具体的で発展性のある研究計画をもつ方の入学を期待する。 前期課程修了後は、博士後期課程への進学と民間研究機関や公務員・一般企業への就職という2つの方向が考えられる。 試験科目は、外国語試験・専門試験・口述試験であるが、合否の判定にあたっては、卒業論文も重要な判定の資料となる。 卒業論文を執筆していない場合、あるいは卒業論文の分野が理系であるか、卒業論文が日本語以外の言語で書かれている場合は、卒業論文と同等以上の水準の社会学的な主題に関する日本語の論文を提出すること。 ただし、社会学的な主題に関する卒業論文を英語で執筆している場合に限り、英語論文に日本語要約を添付して提出することを認める。 保育・児童学コース 保育学・児童学領域の研究者、もしくは研究者的な視点を有する実践者として、家庭、保育・教育現場へ有効な支援をおこなえる人材、そのような支援のあり方を研究する人を育成することを目的とする。 研究領域としては、主に保育学、児童学、発達心理学、社会学、教育学などをベースに、専門的力量と研究的資質の向上を図る。 たとえば乳幼児期以降の保育・教育の研究、親子の発達支援および社会における子育て支援の研究、保育所・幼稚園から小学校以上の学校教育を見通した連携の在り方や接続期における教育の研究等を行う。 学部からの進学者はもとより現職者、現場経験者等の社会人で、多様な実践的課題に分析的・科学的にアプローチしようとする方を歓迎する。 入学試験では、保育学、児童学、発達心理学、社会学、教育学等の基礎知識と科学的な論述や分析力を期待する。 なお、出願前に必ずを参照すること。 ジェンダー社会科学専攻 ジェンダー社会科学専攻では、ひろく社会科学諸分野の分析手法とジェンダー視点を結びつけることにより、従来の「常識」 を再検討し、新たな問題領域を発見する研究をめざしている。 方法論的には、人間・生活・社会・環境をめぐる現代的諸問題 をテーマとして、既存の個別領域のアプローチを尊重しつつ、ジェンダー視点と切り結んだ学際的アプローチに依拠することにより、21世紀社会を展望する新領域創成に挑戦する。 教育目標は、新領域開拓にふさわしい教養と学力を涵養し、男女共同参画社会の構築や社会問題の解決に寄与しうる人材、グローバル社会のもとで国際的な活動に貢献できる人材を養成することに主眼を置いている。 本専攻の3コースにおけるスタッフ構成は多様であり、学生が研究テーマを多元的・複眼的に考察する上で助けとなる。 また、学生は、自分の関心に即して複数のコースにまたがって演習等を履修することが可能であり、テーマによっては副指導教員を他コースに求めることもできる。 新領域を切り拓く領域横断的な研究に意欲と関心のある志願者を歓迎する。 生活政策学コース ポスト近代における人びとの市民生活や家族生活、消費、労働、女性や男性の生き方などをめぐる諸課題を、社会科学の理論と方法論にもとづき解明し、問題解決に向けて提案しうる力量の涵養をめざす。 法学・政治学・経済学・社会学の基礎から応用にわたる分析手法を身につけるとともに、ジェンダー視点を織り込んだ課題設定を行うセンスを養うことを重視している。 修了後の進路は、研究職、国家及び地方公務員、NPO職員などをめざす人が多い。 また、すでにその種の現職に就いて、より専門的な調査研究能力を養うことを目的に入学するという先行例も数多くある。 資格取得に関しては、家庭科の専修免許、専門社会調査士資格関連の授業科目を用意している。 外国語試験(英語9月・2月入試)、小論文(9月入試)、専門試験(2月入試)、口述試験(9月入試・2月入試)の成績と提出論文・研究計画などの内容を総合的に評価し選考を行う。 地理環境学コース グローバル化にともない変容する空間・地域・環境をめぐる諸問題を、人間-環境関係、社会・経済の空間性、国際関係、社会開発、人間の移動とコミュニティ、健康・福祉、日常生活における場所の感覚やアイデンティティなどの視点から研究する。 研究対象は、自然環境、建造環境、居住空間、地域開発、ローカルな文化とその変容など多岐にわたり、具体的な研究方法も、社会科学の理論に加え、フィールドワーク、観測、GIS、統計分析と数理モデルの構築など多彩である。 研究職をめざす人だけでなく、国際機関や政府関係機関、NGOなどで国際協力や国際交流に関わろうとする 関わった経験を持つ人、学校教育の場で開発教育や異文化理解などに関わる人、環境政策やマーケティングなどの分野で活躍しようとする人、地域振興(地域おこし)に関わろうとする人など、幅広い関心を持つ人を期待する。 詳細はを参照のこと。 開発・ジェンダー論コース 従来の学問研究にジェンダーの視点を導入し、新たな学際的研究の可能性を追求する。 理論的分析に加え開発や国際協力など応用分野を含めた、多様な関心と能力を持った学生を育成することをめざし、日本でも他に例を見ない独自のコースとして、内外の社会的要請に応えるものである。 カリキュラムは、ジェンダー概念の成立やジェンダー研究の基礎となる科目群、開発研究や国際研究とリンクする科目群、ジェンダー政策やグローバル経済研究に関わる科目群、研究方法論 実践論の科目群などで構成されている。 行政、NPOなど男女共同参画社会づくりや「ジェンダーと開発」分野で国際協力に将来携わりたい人、あるいはすでにその分野での経験のある人、より理論的、方法論的な知識を深めジェンダー視点からの社会分析をしたい人など、実践家や研究者をめざす人を選抜する。 専門と外国語試験による基礎学力試験に加えて提出論文の分析内容や研究計画も重視され選抜が行われる。 ジェンダーおよび開発をめぐる問題を、ジェンダー理論、文化人類学、社会学、経済学、政治学、地域研究等の方法を用いて多面的、理論・実証的に解明することに意欲を持つ人を求める。 なお、博士後期課程にはジェンダー学際研究専攻が設置されている。 詳細は、を参照のこと。 ライフサイエンス専攻 本専攻は、基礎生命科学からバイオテクノロジーにわたるライフサイエンス全般の発展に寄与するため、「生命科学」、「生活科学」という学問領域の有機的な統合を試み、人間を生命、生活の両面から捉える。 そのため、生命科学コース、人間・環境科学コース、食品栄養科学コース、遺伝カウンセリングコースを設置する。 ライフサイエンス全般を基礎から応用まで幅広 く理解できる人材を育成する。 本専攻の学生には教員の指導の下、実験を主体とする、ライフサイエンスに関する研究計画を作成、実施することが求められる。 そのため、文献調査能力、研究実施能力、研究の妥当性に対する判断力等が求められる。 生命科学コース 生命科学コースでは、生物種としてのヒトとヒトをとりまく多様な生物種を対象として、多様性と独自性を特徴とする生命の本質を、遺伝子、ゲノム、生体分子、細胞、個体、集団などのレベルにおいて理解するための教育と研究を目指している。 研究を進めるためには、目の前にある問題を解決するための能力もさることながら、「まだ分かっていないことは何か」「問題にどのように取り組んでいくのか」という、問題を発見し、それを明らかにしていく道筋を具体化する能力が必要である。 また、自分の興味以外にも視野を広げ、そこから自らの問題に関連のある知見を引き出す努力も必要とされる。 本コースでは、生命科学分野に関心が深く、自らを高める向上心に満ち、かつ知的好奇心に溢れた人材を期待する。 人間・環境科学コース 本コースでは、人間生活を中心に環境に関する諸問題を扱うとともに、生物としての人間の特性・生命生理メカニズム、また人間の身体と環境との相互作用につき研究教育を行う。 具体的には、都市・住居デザインの提案・設計、人間の神経・生理機能の工学解析ならびにそれに基づく人間工学機器設計、消臭・高吸水性材料等の生活材料開発、ユニバーサルデザインに基づいた都市・建築空間の評価と設計、安全快適な水環境構築のための消毒・有害物質除去技術、身体的側面を中心とした人類の進化、変異、適応等のデータ分析、などを行う。 各研究の主眼は、人間と環境の境界領域(インターフェース)の本質を人間及び環境の視点から科学的・工学的に捉えた上で、我々の生活を向上させるためのインターフェースの改良方策を具体的に提案するところにある。 従って、基礎となる自然科学系諸科目に習熟していること、自然環境・生活環境と人間に関わる現実的諸問題に関心が高いこと、研究成果を具体的なデザインとして社会に提案・還元する意欲を有する学生を求める。 食品栄養科学コース 本コースでは、食と栄養に関する基礎研究から応用開発や臨床対応にいたる領域を対象とし、健全な食生活を構築するとともに、生活習慣病の予防、食の安全性などの問題を解析、解決することを目的としている。 そのため食と栄養のスペシャリストを育て、食品企業の研究者や開発者、管理栄養士のリーダーを育成する。 本コースでは食品の品質、嗜好性、機能、安全性、代謝、疾病との関連など食を取りまく諸問題を有機化学、生化学、分子・細胞生物学、疫学などの視点から、食品科学と栄養科学の両面から教育・研究を行なう。 学生には研究・実験に対し、積極的かつ主体的に取り組む姿勢を持つことを求める。 化学や生物学を中心とする一般的な自然科学の知識を必要とする。 遺伝カウンセリングコース 遺伝カウンセリング学は近年の遺伝医学の発達に伴って誕生した学際的な学問で、人類遺伝学、遺伝医学、カウンセリング、生命倫理と幅広い領域と連携しながら独自の学問体系を構築している。 本コースでは遺伝カウンセラーに要求される遺伝カウンセリング学の基礎と実践技術を学ぶと同時に教育・研究者として必要な能力を身につけるための教育を行なう。 理学専攻 理学専攻は、人間と自然が織りなす複雑な諸現象を、現代自然科学の方法論に基づいて学際融合的に教育研究し、新しい科学の創成を目指しつつ次世代を担う人材を養成することを目的としている。 十分な基礎学力と緻密な思考力をもつと同時に、自然の論理の美しさに感動し、未知との遭遇に好奇心をそそられるような感受性を有する多くの学生と共に科学を楽しみたい。 数学コース 様々な分野との関連も視座に入れた数学理論の展開に関する高度な専門教育と研究を行い、高度な数学的知識と数学的な運用能力をもつ高度専門職業人、中学校・高等学校教師、研究者等を養成することを目標とする。 この教育目標に沿って、未解決の問題にチャレンジしたい、数学の美しさ面白さに深く感動したい、数理的な方法センスを身につけ社会の場で生かしたい等数学が好きで学ぶ意欲に溢れ、数学分野に対する基礎的な学力を持つ学生を広く受け入れる方針である。 実際の選考では、微分積分学、線形代数学など、どの数学分野を専攻するにも必要となる内容や専攻したいと希望する数学分野の基礎について、基本的な概念や事実の理解度、基本的な計算を確実に行える力、明解正確な説明論証を行える力などをみる。 物理科学コース 極微の素粒子から、原子分子の集合体である固体や液体、そして宇宙までを対象に、物質が示す性質を解明し新たな現象を予測することを目的として、量子論、統計力学、相対論等の物理学によるアプローチを総合して教育研究を行っている。 自然を考える好奇心に満ちた学生や、しつこく考える忍耐強い学生、自然を直感的に発想する学生、論理にこだわって緻密に推論する学生、など個性的で主体的な学生を望む。 化学・生物化学コース 有機・無機分子および金属錯体から、タンパク質や糖などの生体高分子に渡る広範な分子および分子集合体を対象とし、合成、構造、反応、物性、機能、および分子間相互作用に関して、幅広い角度から実験と理論の研究および教育を行う。 分子科学的な研究を推進するために必要な知識を得ることや、生命の普遍的なしくみを化学的に解明することに興味を持ち、境界領域や未知の分野を切り拓くことに意欲的な学生を望む。 情報科学コース 情報科学は進展の速い分野である。 このような分野で世界の先端を走る研究者、高度専門職業人、情報科学の次世代を語れる教育者等を養成するため、情報の基礎理論から応用技術まで幅広い分野の研究、教育を行う。 この目標に沿って、情報科学、数理科学に対する基礎的な学力、英語で書かれた文献の読み書きができる素養を持ち、強い意欲を持つ者を広く受け入れる。 生活工学共同専攻 本専攻では、安全・安心で豊かな未来の社会・生活を創造すべく、人間生活における諸課題を柔軟に捉え、生活に根ざした生活者の視点を工学手法に融合させることで研究を展開できる能力を有する女性人材の育成を目的とする。 そのために、生活に関連する諸課題を生活者の視点に立ち、工学諸分野の基礎から応用までを幅広く学ぶことで、新たな分野である生活工学を創出することを目指した教育研究を展開する。 上記を踏まえ、生活工学共同専攻博士前期課程では、以下の学生を広く求める。 1 人間と生活環境に関わる現実的諸課題に強い関心を有し、生活工学的視点をもって課題解決に取り組む意欲・能力があること。 2 研究成果の提案・還元を通じて社会貢献する高い志を有すること。

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お茶の水 女子 大学 大学院

大学院(博士前期課程)のアドミッション・ポリシー 2020年5月13日更新 大学院 博士前期課程 お茶の水女子大学のアドミッション・ポリシー お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。 そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(2008年度)に引き続き、2011年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。 お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢・国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。 知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。 専攻・コースの概要及び入学者受入方針 博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。 比較社会文化学専攻 社会と文化に関する専門研究を真に高いレベルで構築することを目指す本専攻は、個々の分野における専門研究を展開する基礎となる充分な知識と学力をもち、さらに、学際的な研究視野を得るために必要な幅広い教養を具えた学生を求めている。 言語文化分野の4コース(日本語日本文学コース、アジア言語文化学コース、英語圏・仏語圏言語文化学コース、日本語教育コース)では、人間の基本的営為の一つである言語活動とそれに基づいて営まれている様々な文化現象について、高度で総合的な研究を行う。 人文学分野の5コース(思想文化学コース、歴史文化学コース、生活文化学コース、舞踊・表現行動学コース、音楽表現学コース)では、思想、歴史、生活の各側面とともに、身体活動を中核とした芸術系の分野を加え、専門的であると同時に学際的な視点から、人間の文化活動を通時的かつ共時的に幅広くとりあげ、総合的に探究することを目指す。 日本語日本文学コース 多様な方法論に基づいて、各時代・分野ごとに日本文学及び日本語について深く研究し、日本文化の精髄にせまる。 本コースでは次の4点を備えた学生を受け入れる。 日本古典文学から日本近現代文学及び日本語学に関して、幅広い知見を有すること。 研究対象に対する専門的な知識を有し、かつ深い問題意識を持つこと。 一定の外国語(留学生は研究に必要な日本語)の読み書き能力を有すること。 十分なコミュニケーション能力を有し、学問の社会還元に前向きなこと。 アジア言語文化学コース 中国大陸、台湾、香港、東南アジアなど、中国語圏における言語と文学を主要な研究対象とする。 中国古典の伝播と受容といった比較文化論的研究や、中国語と他言語の対照研究も行う。 中国語学や中国文学の研究者を目指す人、中国語教師、国語教師としてのスキルアップを目指す人を歓迎する。 本コースは専門(中国古典語学、現代語学、古典文学、近現代文学)に関する知見、中国語の読解力・口頭能力、および具体的な研究計画を有する学生を受け入れる。 英語圏・仏語圏言語文化学コース 英語圏言語文化専修と仏語圏言語文化専修に分かれるが、必要に応じ、各言語圏のあいだの交流や比較対照の視点も採り入れて研究を行う。 研究分野は文学系と語学系に大別され、文学系では、各言語圏の文学と文化を研究対象とする。 語学系では、英語学、仏語学、ならびに英語学を基礎とした英語教育の研究を行う。 実際の選抜方法においては、特に以下の3点を評価の基準としている。 即ち、自分の専門分野の言語と、更にそれとは異なる外国語とを確実に習得していること(英語、フランス語、ドイツ語、中国語から選択)、専門分野の基礎的な知識を十分に有していること、独創的な研究論文を書く能力が認められるということ、という3点である。 日本語教育コース 国内外における日本語教育への多様なニーズに対応できる高度な専門性と研究能力をもった人材の養成と現職日本語教員の再教育を行う。 日本語教育学及びその周辺諸領域における基本的な知識と、これらの領域において2年間で修士論文としてまとめられるような具体的な研究計画をもっているかどうかを専門試験と口述試験で判定する。 思想文化学コース 本コースは哲学と倫理学より成る。 スタッフの専門も、前者に対応する、西洋(主に英米・独)の哲学・思想及びその伝統や方法を受け継ぐ現在の哲学研究と、後者に対応する、倫理と心理と宗教の接点を探るという問題関心による、西洋と日本の倫理思想の研究に分けられている。 哲学で扱われる問題は、人間存在の基底や人間観、知識や言語のあり方やはたらき、文化や社会における価値や理想に関わり、われわれ自身の持っている世界観・価値観の基礎を再検討する契機となるものである。 倫理学では、厳密な原典研究の手法によって、人間のあり方を人間の内面や超越的次元との関わりにおいて考察する。 そのことは、私たち自身のあり方を問い直すことにもつながるはずである。 本コースの志望者は、本コースのこのような研究領域・姿勢を理解し、研究に関係するテキストや資料を理解し、共感するための基礎的な教養に加え、客観的・論理的な分析や議論を尊重し、また自身の研究の現代における位置付けや意義を考えられる視野と、問題を主体的に追求する積極性を求めたい。 歴史文化学コース 歴史学の視点から、日本、ヨーロッパ、アジアにおける政治経済と社会文化の諸問題を、文字資料を始めとする多様な歴史資料を多角的に用いて研究し、また美術史学の視点から、視覚文化の実証的、批判的な分析・研究に取り組む。 筆記試験では、資料や研究文献を読解するために必要な語学力と専門分野(日本史、アジア史、西洋史、美術史に区分)の研究をするうえで基本となる知識を測る。 口述試験では、卒業論文(又はそれにかわる研究成果)と研究計画を中心に、資料の分析能力や論理構成力を測る。 将来、研究を仕事としていきたいという人とともに、前期課程で習得した能力や知見を社会の場で発揮したいという人の双方を歓迎する。 生活文化学コース 服飾・工芸・住居など生活造形を中心とした生活文化の諸事象を対象とし、文化史・社会史・比較文化論・民俗学などの多様な視座のもとで新しい学際研究を試みるコースである。 特に、日本・西洋の服飾の歴史や現代モードなどの服飾文化を明らかにする研究、工芸・デザインなどを中心とした生活文化を比較文化論の立場から総合的に論じる研究、および代々受け継がれてきた生活文化を民俗学・文化人類学の立場から論じる研究が中心である。 生活文化に関する幅広い教養と視野、および研究対象についての専門的知識と独創的な分析力をもち、生活文化論を人間理解の途として日本の内外に発信する意思のある学生を求める。 舞踊・表現行動学コース 舞踊・スポーツなどの身体表現運動について、芸術学、民族学、教育学、身体運動科学などの分野から学際的に教育・研究を行なう。 特に舞踊教育、舞踊芸術、民族舞踊、体育科教育、動作学、スポーツマネジメントといった研究領域が中心である。 舞踊やスポーツの実践をふまえ、理論的、科学的知見を十分に修得した専門的人材(研究者、体育教師、指導者、上演者など)の育成を目指す。 本コースを志望するものは、実技経験に加えて、修士論文作成のために十分な外国語の能力と専門知識が必要である。 音楽表現学コース 音楽を文化表象として、理論と実践の双方から研究する。 理論面では、日本を含めた世界の諸文化と音楽との関連を扱う音楽学研究、実践面では、西洋近代の鍵盤音楽と声楽を主要な対象として、身体行動による表現技術の研究を行ない、国際的に通用する研究者と演奏者を養成する。 本コースでは、音楽学、声楽、ピアノいずれを専攻するにせよ、水準の高い修士論文が要求されるので、十分な外国語(特に英語)の力と専門知識とが必要である。 また、大学院は研究の場であるので、自ら思考し実践する積極的姿勢を備えていることが求められる。 人間発達科学専攻 社会的かつ個人的存在としての人間とその発達過程を対象に、教育科学、心理学、社会学等をベースとして、学際的にアプローチする。 教育科学コース 人間の生涯にわたる発達の過程を多様な方法論により科学的に探究するとともに、諸教育問題の解決に資する実践的な研究を行う。 基礎科学・方法論として、教育思想、教育史、教育社会学を置き、またマクロ・ミクロの実践科学として教育課程論、教育方法論、教育開発論を設置する。 当コースでは、人間の発達について教育科学的に考えることのできる研究者および研究者的な視点をもつ実践者の育成をめざしている。 第1次選考では、英語および専門試験(教育科学コース「専門試験」に掲載されている5領域から、志望する領域を含めて3問を選択)によって、教育科学の基礎的能力を確認する。 第2次選考(口述試験)では卒業論文(又は研究成果等がわかるもの)を含む出願書類を参照しながら、志望動機、研究計画などを評価し、合否を総合的に判断する。 心理学コース 心理学コースでは、人間の心理を脳を核として、発達という時間軸、社会という空間軸の中で、多次元的・総合的に検討し理解する。 そのために次のような授業科目を設けている。 「社会心理学特論」「発達心理学特論」「認知システム論」「認知科学基礎論」「発達精神病理学基礎論」「健康心理学特論」。 これらの授業科目における教育・研究を通して心理学領域の研究者を育成することが、本コースの目的である。 将来研究者や心理学の専門職を希望する学生を期待する。 すでに心理学の基礎的な統計的手法や研究方法を習得していること、英文の学術論文の読解力を求める。 入学試験では、英語および専門試験によって、志望する分野において専門的な研究を進めるために必要な基礎的能力を確認する。 発達臨床心理学コース 発達臨床心理学の教育及び研究を行う。 臨床心理学を柱として、特に家庭、教育、医療、福祉、司法、産業等の場における心理臨床的、発達的問題について専門的に対処する力を養成するとともに、発達臨床心理学の研究を行う基礎的な研究能力を養う。 コースとしては、次のような学生に学んで欲しいと願っている。 1)臨床心理士になりたい者で、かつ相当の知力、意欲、時間のある方 2)臨床心理学や発達心理学の研究者になりたい方 そのため、入学の条件として、専門、外国語の力はもちろんのこと、志望目的、研究計画の明確さを求める。 また、臨床実践の場としての相談室活動に授業時間以外の時間を割ける方を求める。 (補足)本コースは臨床心理士の受験資格取得要件を満たすカリキュラムを有している。 なお、公認心理師についても対応する。 応用社会学コース 現代社会の諸問題(家族・地域、コミュニケーションの問題など)を社会学的に研究する。 人間関係、職業集団、ネットワークを扱う「社会集団論」、逸脱、差別、コミュニケーションを扱う「社会意識論」、福祉政策、社会問題を扱う「社会福祉論」などを開講する。 社会学の理論・研究法についての基礎的な知識を有し、社会学の諸分野(社会学理論もしくは家族・メディア・ジェンダー・福祉・社会意識・社会集団・社会階層等の社会学的研究)に関する具体的で発展性のある研究計画をもつ方の入学を期待する。 前期課程修了後は、博士後期課程への進学と民間研究機関や公務員・一般企業への就職という2つの方向が考えられる。 試験科目は、外国語試験・専門試験・口述試験であるが、合否の判定にあたっては、卒業論文も重要な判定の資料となる。 卒業論文を執筆していない場合、あるいは卒業論文の分野が理系であるか、卒業論文が日本語以外の言語で書かれている場合は、卒業論文と同等以上の水準の社会学的な主題に関する日本語の論文を提出すること。 ただし、社会学的な主題に関する卒業論文を英語で執筆している場合に限り、英語論文に日本語要約を添付して提出することを認める。 保育・児童学コース 保育学・児童学領域の研究者、もしくは研究者的な視点を有する実践者として、家庭、保育・教育現場へ有効な支援をおこなえる人材、そのような支援のあり方を研究する人を育成することを目的とする。 研究領域としては、主に保育学、児童学、発達心理学、社会学、教育学などをベースに、専門的力量と研究的資質の向上を図る。 たとえば乳幼児期以降の保育・教育の研究、親子の発達支援および社会における子育て支援の研究、保育所・幼稚園から小学校以上の学校教育を見通した連携の在り方や接続期における教育の研究等を行う。 学部からの進学者はもとより現職者、現場経験者等の社会人で、多様な実践的課題に分析的・科学的にアプローチしようとする方を歓迎する。 入学試験では、保育学、児童学、発達心理学、社会学、教育学等の基礎知識と科学的な論述や分析力を期待する。 なお、出願前に必ずを参照すること。 ジェンダー社会科学専攻 ジェンダー社会科学専攻では、ひろく社会科学諸分野の分析手法とジェンダー視点を結びつけることにより、従来の「常識」 を再検討し、新たな問題領域を発見する研究をめざしている。 方法論的には、人間・生活・社会・環境をめぐる現代的諸問題 をテーマとして、既存の個別領域のアプローチを尊重しつつ、ジェンダー視点と切り結んだ学際的アプローチに依拠することにより、21世紀社会を展望する新領域創成に挑戦する。 教育目標は、新領域開拓にふさわしい教養と学力を涵養し、男女共同参画社会の構築や社会問題の解決に寄与しうる人材、グローバル社会のもとで国際的な活動に貢献できる人材を養成することに主眼を置いている。 本専攻の3コースにおけるスタッフ構成は多様であり、学生が研究テーマを多元的・複眼的に考察する上で助けとなる。 また、学生は、自分の関心に即して複数のコースにまたがって演習等を履修することが可能であり、テーマによっては副指導教員を他コースに求めることもできる。 新領域を切り拓く領域横断的な研究に意欲と関心のある志願者を歓迎する。 生活政策学コース ポスト近代における人びとの市民生活や家族生活、消費、労働、女性や男性の生き方などをめぐる諸課題を、社会科学の理論と方法論にもとづき解明し、問題解決に向けて提案しうる力量の涵養をめざす。 法学・政治学・経済学・社会学の基礎から応用にわたる分析手法を身につけるとともに、ジェンダー視点を織り込んだ課題設定を行うセンスを養うことを重視している。 修了後の進路は、研究職、国家及び地方公務員、NPO職員などをめざす人が多い。 また、すでにその種の現職に就いて、より専門的な調査研究能力を養うことを目的に入学するという先行例も数多くある。 資格取得に関しては、家庭科の専修免許、専門社会調査士資格関連の授業科目を用意している。 外国語試験(英語9月・2月入試)、小論文(9月入試)、専門試験(2月入試)、口述試験(9月入試・2月入試)の成績と提出論文・研究計画などの内容を総合的に評価し選考を行う。 地理環境学コース グローバル化にともない変容する空間・地域・環境をめぐる諸問題を、人間-環境関係、社会・経済の空間性、国際関係、社会開発、人間の移動とコミュニティ、健康・福祉、日常生活における場所の感覚やアイデンティティなどの視点から研究する。 研究対象は、自然環境、建造環境、居住空間、地域開発、ローカルな文化とその変容など多岐にわたり、具体的な研究方法も、社会科学の理論に加え、フィールドワーク、観測、GIS、統計分析と数理モデルの構築など多彩である。 研究職をめざす人だけでなく、国際機関や政府関係機関、NGOなどで国際協力や国際交流に関わろうとする 関わった経験を持つ人、学校教育の場で開発教育や異文化理解などに関わる人、環境政策やマーケティングなどの分野で活躍しようとする人、地域振興(地域おこし)に関わろうとする人など、幅広い関心を持つ人を期待する。 詳細はを参照のこと。 開発・ジェンダー論コース 従来の学問研究にジェンダーの視点を導入し、新たな学際的研究の可能性を追求する。 理論的分析に加え開発や国際協力など応用分野を含めた、多様な関心と能力を持った学生を育成することをめざし、日本でも他に例を見ない独自のコースとして、内外の社会的要請に応えるものである。 カリキュラムは、ジェンダー概念の成立やジェンダー研究の基礎となる科目群、開発研究や国際研究とリンクする科目群、ジェンダー政策やグローバル経済研究に関わる科目群、研究方法論 実践論の科目群などで構成されている。 行政、NPOなど男女共同参画社会づくりや「ジェンダーと開発」分野で国際協力に将来携わりたい人、あるいはすでにその分野での経験のある人、より理論的、方法論的な知識を深めジェンダー視点からの社会分析をしたい人など、実践家や研究者をめざす人を選抜する。 専門と外国語試験による基礎学力試験に加えて提出論文の分析内容や研究計画も重視され選抜が行われる。 ジェンダーおよび開発をめぐる問題を、ジェンダー理論、文化人類学、社会学、経済学、政治学、地域研究等の方法を用いて多面的、理論・実証的に解明することに意欲を持つ人を求める。 なお、博士後期課程にはジェンダー学際研究専攻が設置されている。 詳細は、を参照のこと。 ライフサイエンス専攻 本専攻は、基礎生命科学からバイオテクノロジーにわたるライフサイエンス全般の発展に寄与するため、「生命科学」、「生活科学」という学問領域の有機的な統合を試み、人間を生命、生活の両面から捉える。 そのため、生命科学コース、人間・環境科学コース、食品栄養科学コース、遺伝カウンセリングコースを設置する。 ライフサイエンス全般を基礎から応用まで幅広 く理解できる人材を育成する。 本専攻の学生には教員の指導の下、実験を主体とする、ライフサイエンスに関する研究計画を作成、実施することが求められる。 そのため、文献調査能力、研究実施能力、研究の妥当性に対する判断力等が求められる。 生命科学コース 生命科学コースでは、生物種としてのヒトとヒトをとりまく多様な生物種を対象として、多様性と独自性を特徴とする生命の本質を、遺伝子、ゲノム、生体分子、細胞、個体、集団などのレベルにおいて理解するための教育と研究を目指している。 研究を進めるためには、目の前にある問題を解決するための能力もさることながら、「まだ分かっていないことは何か」「問題にどのように取り組んでいくのか」という、問題を発見し、それを明らかにしていく道筋を具体化する能力が必要である。 また、自分の興味以外にも視野を広げ、そこから自らの問題に関連のある知見を引き出す努力も必要とされる。 本コースでは、生命科学分野に関心が深く、自らを高める向上心に満ち、かつ知的好奇心に溢れた人材を期待する。 人間・環境科学コース 本コースでは、人間生活を中心に環境に関する諸問題を扱うとともに、生物としての人間の特性・生命生理メカニズム、また人間の身体と環境との相互作用につき研究教育を行う。 具体的には、都市・住居デザインの提案・設計、人間の神経・生理機能の工学解析ならびにそれに基づく人間工学機器設計、消臭・高吸水性材料等の生活材料開発、ユニバーサルデザインに基づいた都市・建築空間の評価と設計、安全快適な水環境構築のための消毒・有害物質除去技術、身体的側面を中心とした人類の進化、変異、適応等のデータ分析、などを行う。 各研究の主眼は、人間と環境の境界領域(インターフェース)の本質を人間及び環境の視点から科学的・工学的に捉えた上で、我々の生活を向上させるためのインターフェースの改良方策を具体的に提案するところにある。 従って、基礎となる自然科学系諸科目に習熟していること、自然環境・生活環境と人間に関わる現実的諸問題に関心が高いこと、研究成果を具体的なデザインとして社会に提案・還元する意欲を有する学生を求める。 食品栄養科学コース 本コースでは、食と栄養に関する基礎研究から応用開発や臨床対応にいたる領域を対象とし、健全な食生活を構築するとともに、生活習慣病の予防、食の安全性などの問題を解析、解決することを目的としている。 そのため食と栄養のスペシャリストを育て、食品企業の研究者や開発者、管理栄養士のリーダーを育成する。 本コースでは食品の品質、嗜好性、機能、安全性、代謝、疾病との関連など食を取りまく諸問題を有機化学、生化学、分子・細胞生物学、疫学などの視点から、食品科学と栄養科学の両面から教育・研究を行なう。 学生には研究・実験に対し、積極的かつ主体的に取り組む姿勢を持つことを求める。 化学や生物学を中心とする一般的な自然科学の知識を必要とする。 遺伝カウンセリングコース 遺伝カウンセリング学は近年の遺伝医学の発達に伴って誕生した学際的な学問で、人類遺伝学、遺伝医学、カウンセリング、生命倫理と幅広い領域と連携しながら独自の学問体系を構築している。 本コースでは遺伝カウンセラーに要求される遺伝カウンセリング学の基礎と実践技術を学ぶと同時に教育・研究者として必要な能力を身につけるための教育を行なう。 理学専攻 理学専攻は、人間と自然が織りなす複雑な諸現象を、現代自然科学の方法論に基づいて学際融合的に教育研究し、新しい科学の創成を目指しつつ次世代を担う人材を養成することを目的としている。 十分な基礎学力と緻密な思考力をもつと同時に、自然の論理の美しさに感動し、未知との遭遇に好奇心をそそられるような感受性を有する多くの学生と共に科学を楽しみたい。 数学コース 様々な分野との関連も視座に入れた数学理論の展開に関する高度な専門教育と研究を行い、高度な数学的知識と数学的な運用能力をもつ高度専門職業人、中学校・高等学校教師、研究者等を養成することを目標とする。 この教育目標に沿って、未解決の問題にチャレンジしたい、数学の美しさ面白さに深く感動したい、数理的な方法センスを身につけ社会の場で生かしたい等数学が好きで学ぶ意欲に溢れ、数学分野に対する基礎的な学力を持つ学生を広く受け入れる方針である。 実際の選考では、微分積分学、線形代数学など、どの数学分野を専攻するにも必要となる内容や専攻したいと希望する数学分野の基礎について、基本的な概念や事実の理解度、基本的な計算を確実に行える力、明解正確な説明論証を行える力などをみる。 物理科学コース 極微の素粒子から、原子分子の集合体である固体や液体、そして宇宙までを対象に、物質が示す性質を解明し新たな現象を予測することを目的として、量子論、統計力学、相対論等の物理学によるアプローチを総合して教育研究を行っている。 自然を考える好奇心に満ちた学生や、しつこく考える忍耐強い学生、自然を直感的に発想する学生、論理にこだわって緻密に推論する学生、など個性的で主体的な学生を望む。 化学・生物化学コース 有機・無機分子および金属錯体から、タンパク質や糖などの生体高分子に渡る広範な分子および分子集合体を対象とし、合成、構造、反応、物性、機能、および分子間相互作用に関して、幅広い角度から実験と理論の研究および教育を行う。 分子科学的な研究を推進するために必要な知識を得ることや、生命の普遍的なしくみを化学的に解明することに興味を持ち、境界領域や未知の分野を切り拓くことに意欲的な学生を望む。 情報科学コース 情報科学は進展の速い分野である。 このような分野で世界の先端を走る研究者、高度専門職業人、情報科学の次世代を語れる教育者等を養成するため、情報の基礎理論から応用技術まで幅広い分野の研究、教育を行う。 この目標に沿って、情報科学、数理科学に対する基礎的な学力、英語で書かれた文献の読み書きができる素養を持ち、強い意欲を持つ者を広く受け入れる。 生活工学共同専攻 本専攻では、安全・安心で豊かな未来の社会・生活を創造すべく、人間生活における諸課題を柔軟に捉え、生活に根ざした生活者の視点を工学手法に融合させることで研究を展開できる能力を有する女性人材の育成を目的とする。 そのために、生活に関連する諸課題を生活者の視点に立ち、工学諸分野の基礎から応用までを幅広く学ぶことで、新たな分野である生活工学を創出することを目指した教育研究を展開する。 上記を踏まえ、生活工学共同専攻博士前期課程では、以下の学生を広く求める。 1 人間と生活環境に関わる現実的諸課題に強い関心を有し、生活工学的視点をもって課題解決に取り組む意欲・能力があること。 2 研究成果の提案・還元を通じて社会貢献する高い志を有すること。

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