フルーツポンチ 村上 やらせ。 “俳句芸人”フルポン村上健志「僕みたいなおしゃべりには、俳句の縛りが合っている」

フルーツポンチ

フルーツポンチ 村上 やらせ

村上さんがヒザ神と呼ばれるようになったきっかけは、2010年11月放送の「アメトーーク!」まで遡ります。 2010年11月11日放送の「アメトーーク!」の企画 「運動神経悪い芸人」の撮影中に、ほとんど膝が曲がっていないことをカメラマンに指摘された村上さん。 その映像を見た雨上がり決死隊の 宮迫博之さんに「ヒザ神」というニックネームをつけられたのです。 村上さんのヒザ神歴はもう9年にもなるんですね。 こちらも2020年は「アメトーーク!」に出られるか!? 2019年のM-1グランプリで優勝したミルクボーイ・内海さんの強烈な角刈りが気になる方は「」をぜひご覧ください。 走り幅跳びの着地って、膝を曲げて屈んでるはずですよね。 しかし、 直立不動で砂に突き刺さっているヒザ神・村上さん。 普通ではありえないこのヒザ神・村上さんの動きがあまりにもわざとらしいので、 やらせ疑惑が浮上しているわけです。 「アメトーーク!」と並んで年末年始注目のお笑い番組と言えば「おもしろ荘」。 12月31日深夜放送の若手お笑い芸人発掘番組「おもしろ荘」に出演する 放課後ハートビートについては「」でぜひご覧ください。 スポンサーリンク 【アメトーーク!】ヒザ神(村上)は「わざとらしいから嘘っぽい」という声が続出! わざとらしいから嘘っぽいとやらせ疑惑が浮上しているヒザ神・村上さん。 村上さんにやらせ疑惑を感じている方々の声を調べてみました。 ヒザ神はわざとらしい。 ただ、そのわざとらしいパフォーマンスや、やらせの可能性も踏まえつつ、やっぱりヒザ神は好きという声も。 なんかアメトークとかドッキリとかみてて「やらせかよw」 って言う人おるけどさ ヤラセでつまらんやつと面白いやつわかれるじゃん。 「アメトーーク!」と並んで年末年始注目のお笑い番組と言えば「おもしろ荘」。 12月31日深夜放送の若手お笑い芸人発掘番組「おもしろ荘」に出演する女ピン芸人・さきぽんについては「」でぜひご覧ください。 スポンサーリンク 【アメトーーク!】ヒザ神(村上)はやらせ? サッカー動画で検証! ヒザ神・村上さんはヒザ神のわりにサッカーを9年間も習っていたそう。 サッカーに膝の動きは不可欠な気もしますが、サッカーを習っていたにも関わらず、膝を曲げないのがやらせと言われる理由の一つなのでしょうか? ということで、ヒザ神・村上さんがサッカーのリフティングをする動画で、やらせ疑惑を検証しましょう。 前半は膝が曲がっていますが、後半になると膝が伸びっぱなしで、サッカーの素人の私もセンスが良くなさそうなのは分かります。 サッカーを9年習っていてもこうなることはあるのでしょうか? 最後にわざとらしいというか、 取ってつけたように転んでいるあたりも、やらせと言われる原因かもしれないですね。 スポンサーリンク 【アメトーーク!】ヒザ神(村上)は嘘くさい? 水泳動画で検証! 次にヒザ神・村上さんの水泳の動画でやらせ疑惑を検証してみましょう。 水泳の動画を見る限り、ヒザ神・村上さんのやらせ疑惑の可能性は低そうですが… スポンサーリンク まとめ 「わざとらしい」「嘘くさい」と言われているヒザ神ことフルーツポンチの村上さんのやらせ疑惑をサッカーや水泳の動画で検証しました。 村上さんは9年間サッカーを習っていたそうですが、膝をピンと伸ばした不自然なリフティングやわざとらしいように転んだシーンは、やらせ疑惑を持たれても仕方ないかなと個人的に感じました。 ヒザ神・村上さんの 水泳の動画は本当に運動神経が悪いのが伝わってきたので、こちらはやらせではなさそうです。 おそらく村上さんも最初は素でやっていたのだと思いますが、ヒザ神として人気が上昇してしまったために、演出としてわざとらしいヒザ神のパフォーマンスを求められていく中で、嘘くさい、やらせなどと言われるようになってしまったのではないでしょうか。 「アメトーーク年末5時間SP」では、ヒザ神・村上さんは今年大ブームになったラグビーにも挑戦するそうですので、要注目ですね!.

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アメトーク運動神経悪い芸人のメンバーたちは本当に神経が悪いのか?やらせじゃないその運動神経の悪さを検証してみた

フルーツポンチ 村上 やらせ

村上健志 むらかみ・けんじ お笑い芸人 2004年に結成したお笑いコンビ・フルーツポンチのボケ担当。 相方は亘健太郎。 NHK「短歌de胸キュン」にレギュラー出演中(第4日曜)。 輪の中心になっているのは阪西敦子さん。 42歳で俳句界ではかなりの若手ですが、句歴はなんと35年。 おばあさんの勧めで7歳の時に句作を始め、それが俳句雑誌「ホトトギス」の児童・生徒の部に投句されたことで「家族が写真を勝手に送ってデビューしたアイドルのように」俳句の世界に足を踏み入れたと言います。 所属する結社「ホトトギス」「円虹」のほか超結社の句会にも参加し、多くの俳人らと交流している阪西さんですが、今回の「日本橋句会」を始めたのは昨秋のこと。 俳句仲間の黒岩徳将さん、村越敦さんと知人の結婚式でグラスを傾けながら話していた時に思い立ったのがきっかけだそう。 「私が転職して職場が日本橋になったタイミングで、みんな職場が近いね、よく会うけどこのメンバーで句会ないね、って話になって。 人づてに(俳句仲間の)何人か職場が分かっていたので、この辺の人に声をかけたんです」。 そう阪西さんが言えば、黒岩さんが横で「隠れてやらないと鍛えられないから」と付け足します。 日本橋句会は月に1回、その名の通り東京・日本橋にあるカフェで午後7時にスタートします。 とはいえ、仕事の都合などで最初から全員が時間通りに集まれるわけではなく、取材日の6月14日も集まったのは9人中、村上さんや阪西さんを含めて6人。 その場でお題(席題)を出して20分ほどで2句作るところから始め、間に合わなかった3人とはその都度、メッセンジャーでやり取りします。 この日は兜町の「兜」と証券会館の「証」の文字を席題にすることになり、阪西さんがメッセンジャーで報告、3人は席題句を作りながら会社からカフェへと向かいます。 全員がそろったのは7時40分。 それぞれ事前の宿題として用意した5句と席題の2句の計7句を無記名で短冊に書き、それをバラバラにして清書した紙を人数分コピーして選句します。 「兜(を使った句)が何も浮かばない」と言いながら村上さんが提出したのは以下の7句でした。 (原文ママ)• 双子らの真中へ母の団扇風• 冷し酒菜箸太き天ぷら屋• 薄暗き靴工房にカラジューム• 紫陽花へ突っ込む雨後の紫陽花へ• 手の甲で眼鏡をあげて墓洗う• 免許証の目つきのごとき日雷• 風死せり兜に鋭き光かな 限られた時間の中で「言いたいことをぶわっと言う句会です」と阪西さんが言うだけあって、講評はしょっぱなから白熱モード。 「 風鈴やカレーをかき混ぜる猫背」という黒岩さんの句では、「ふわっとした季語の付け方は平成後期、2000年以降の俳句の感じ」「かき混ぜてよかったね、で済ませている作者の価値観は平成」と参加者の一人、大塚凱さんがまくしたてます。 続いて句評を求められた村上さんも思わず、「ちょっとごめんなさい、今の聞いてたらあんなに言えないなと思って・・・・・・」とタジタジに。 「70%くらい詭弁だから大丈夫です」と村越さんがすかさずフォローします。 参加者の黒岩さん、村越さん、大塚さんの3人は、実は俳句の強豪校出身で、俳句甲子園で舌戦を繰り広げてきた戦友。 4人の選に入った人気の席題句「 くり抜いて眼涼しき兜焼き」でも、3人が中心となってまたも激論が交わされました。 阪西:最初にちょっとギョッとさせる作り方が上手かなと。 なんの目だっけ?と思ったら兜焼きだった、っていう急に最後いい感じになったりして。 取ってませんが、黒岩さんはどうですか? 黒岩:俳句を作るときの「やってやったぜ感」が一つひとつに全部表れて、見え透いてるかなと思って。 今まで俳句の上手な人がやってきた一つの仕掛けを全部詰めただけみたいな感じが。 「焼き」と「涼しき」の両方入ってるところもどうなの?みたいな感じが。 村越:やっぱ「涼しき」が一番許せなくて、その空間にものがなくて涼しいのと、心理的になんとなくプチ残酷なことをやってやったぜ、みたいな背徳感のある爽快感みたいなものを重層的に「涼しき」って言おうとしてるのも見えてきちゃって。 大塚:うまい句で隙がないんですけど、これは80年代以降の俳句界の弊害やと思うんです。 古典回帰した(飯田)龍太、(森)澄雄以降の問題やと。 それまでの技巧を組み合わせて書くっていう方に転じている感じがします。 阪西:すごい怒られてますが、作者は誰でしょう? 黒岩:徳将です。 阪西:君かい。 大塚:我々がトラップに引っかかった感じ。 一同:(爆笑) さまざまな結社に所属している人が集まっていて、一つの句に人気が集中することはあまりないとのことですが、この日最も多い5人が選んだのが大塚さんの「 踏めば蛾の掠れることの二三回」でした。 ここでも特に、黒岩さんの評が冴え渡ります。 村越:まずすごくリアルですね。 「蛾」って季語の本意を言い換えるとこういうことかなって、ちゃんとものに向き合って書いた感がいいと思いました。 村上:何でもないことだけど、やっぱりすげーいいなと。 最後の「二三回」っていうのもいいし、っていう感じですね。 黒岩:「踏めば」で始まっていることで「なんだろう」と思わせる力がもう、ここから「俺俳句始まるぜ」みたいな感じがすごい。 阪西:(選評が)今日、変! 大塚:ゾーンに入ってる感じ(笑)。 黒岩:もっと普通にやりましょう。 一音しかない季語で、自分で書き込まないといけないから、「二三回」っていうのはそっと撫でてるように書いているようにも思うし、リアルな方に踏み込んでいるようにも思うので、書き方に作家性が出ている。 だからこの句よりもこの人に会いたくなる感じがします。 村上さんの俳句は「 手の甲で眼鏡をあげて墓洗う」が2名、「 免許証の目つきのごとき日雷」と「 薄暗き靴工房にカラジューム」もそれぞれ黒岩さんほか1名の選に入りました。 黒岩さんいわくポイントは「詩を生み出す要諦は比喩・誇張・錯覚である!」(黒岩さんの師匠・今井聖さんの言葉より)とのこと。 「免許証の写真を撮るときは自分の顔じゃないような顔になって、ちょっと不細工だったり嫌な感じの顔に撮られてしまう、っていうことを含んで言ってる。 焦点誇大をよく使ってるなと思いました」「カラジュームが出てくる俳句は初めて見て、画像で検索すると観葉植物の葉っぱがめちゃ鮮やかな形ですけど、つまりカラジューム自体も靴っぽい感じがする。 形状の類似性をとらえてる俳句で、『似てるだけやん』で終わらない句が珍しい」 「靴工房には花よりも葉の方が似合うな、っていう感覚で形のことはあんまり考えなかったですけどね」と笑う村上さん。 この日は終始、俳句甲子園組の勢いに押されていましたが、最後に感想を聞かれると「今回は俳句もすばらしかったんですけど、講評がおもしろかったですね。 平成史とか違うところに飛び火して。 俳句に対する精神を感じました」と締めくくりました。 特に(俳句甲子園に出場経験のある)若い3人にそれを感じたし、いいなと僕は思ったんです。 阪西:本当に3人は勉強家で、どこでそれを見つけてきたのか?っていうようなことを言うんです(笑)。 村越くんがさっき、「 桜桃忌と教へて雨とともに消える(凱)」の句で「今こういうのに弱いんですよ。 霊的とかファンタジーな句もいいなと最近思ってて」って話をしてたでしょう。 ああやって自分の中でスタイルも変わっていくみたいで、ちょっとずつ好きなものに進んでいる感じがしますね。 今日も「全景の揺れはじめなり七変化」という句を取っていました。 はっきりと何とは言えないんですけど僕、結構オーソドックスなのが好きなんですよ、たぶん。 何言ってるのか分からない、ファンタジー的な俳句も分かるようになりたいんですけど、まだ分からないんですよ。 やっぱり僕は、ああ確かにそこ気づいてなかったけど、そこ映像にするのかっこいいなとか、美しいなってすごく思うんです。 その感覚と、ちょっとそこに気持ちみたいなのが入ってるのを感じてすごくいいな、って思ったんです。 阪西:俳句を4つに分類したときに、一つは自分が頭で練り上げたんじゃなくて、自分が見たと思ったものを作る句があって、もう一つは、そういう風に作ったけどちょっと違って見える句があって、あとは自分の頭で作り上げたけど結構ふつうの景色になっちゃった句があって、最後は本当にファンタジーってそういうことだと思うけど、現実的にないもの、つかみどころがないものを頭で作った句があって。 みんなどこかに当てはまるんだと思うんですけど、やっぱり私は、自分の頭で練り上げてはあんまり作らない。 見たと思ったものを作るかもしれないですね。 今日のメンバーともそこは共通点で、凱くんも結構変な句を作りますけど、今日の蛾の句も「蛾好きなんですよね」ってところからできてると思うし、黒岩くんは自分の頭で作って、それでもすごくリアリティーのある俳句が好きなんですね。 村上さんも変わりますでしょ? 毎月句会に行ってるので。 村上:俳句を通して出会う人はそうですね。 阪西:結構会ったと思うんですけど、まだ会いきれない人がいっぱいっていうのがおもしろいかな。 村上:僕、「プレバト!!」に出てるんですけど、1回、夏井(いつき)先生じゃなくて3人の俳人の方が来た時があったんですよ。 それでマジで全然言うことが違って、「俺はこれで合ってると思う」とか「私はこれは俳句になってないと思う」ってすごいけんかするんですよ。 それはおもしろいなと思って。 結局俳句って好みだし。 で、僕は行ってないんですけど、その後スタッフに聞いたら、打ち上げみたいな飲み会でもその先生方がずっとそのことで言い合いをしてるんですよ。 そういうもんなんだろうな、と思って。 自分の信じてるものが一番だ、って思い続ける大事さってあるんじゃないかな。 別に遠慮する理由もないし。 阪西:私、俳句甲子園の審査員をして今年で7年目なんですが、全作品を審査する時に、夏井さんの方針で多数決は取らないので、(議論が続いて)ごはんが出てても食べられないっていう罰ゲームみたいなことになってて(笑)。 日本橋句会も地名だけで集めてて、地名とか路線で集めると自分では想像しない人が集まるので、傾向が本当にバラバラになるのでおもしろいですね。 こういう句会って、主義っていうよりはその場で出た句に対して、どこがみんなと思ってることが違って、どこが一緒か、突き詰めて言い合えるのがいいんですよね。 人の話を聞かないとたぶん分からない、自分だけで考えるとふわっとしちゃうこともあると思うんですけど、だから句会が終わった後に、自分がその句をどう思ってるかっていうのを、もう一回、突き詰めてみるのもおもしろいかなと思います。 それが好きだから、プレバトの先生たちもずっと言い合いしてたと思うので。 村上:そうですね、すごいなと思いますね。 僕、人の句の読解力がないんですよ、たぶん。 阪西:思ってることを手触りだけでも言ってみるといいですよ。 その言葉を拾って「つまりこういうことでしょ」って、ほかの人がゴチャゴチャのものを並べて数式化してくれるみたいなところが句会にはありますから。 【俳句修行は次回に続きます!】.

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ヒザ神(村上)がやらせで嘘ってホント?わざとらしいと評判なので調査!

フルーツポンチ 村上 やらせ

村上健志 むらかみ・けんじ お笑い芸人 2004年に結成したお笑いコンビ・フルーツポンチのボケ担当。 相方は亘健太郎。 NHK「短歌de胸キュン」にレギュラー出演中(第4日曜)。 フルーツポンチの村上健志さんがさまざまな句会にゲスト参加して腕を磨く「フルポン村上の俳句修行~わかったつもりでごめんなさい~」。 今回お世話になったのは、「東大俳句会」。 関東で学生時代を過ごした若手俳人であれば一度は参加したことがあるという、東大のインカレ(他大学合同)サークルです。 俳人で物理学者の有馬朗人さんが顧問を務める月に一度の「本郷句会」と、学生を主体に隔月で開かれる「サブ句会」があり、今回はサブ句会におじゃますることにしました。 主に東大の1、2年生が過ごす駒場キャンパスを訪れると、幹事を務める瀬名杏香さんと青本瑞季さん、そして次期幹事の岩田奎さんの3人が迎えてくれました。 いずれも高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始めたメンバーです。 中でも岩田さんは開成高校の俳句部時代に2017年の大会に出場し、チーム優勝のみならず、個人でも「 旅いつも雲に抜かれて大花野」の句で最優秀賞に輝いています。 というといかにもハードルが高そうですが、東大俳句会はとても開かれた自由なサークルで、「この記事で興味を持っていただいた人も歓迎です!」と瀬名さんが言うほど、他大生はもちろん、初心者・経験者問わず社会人も参加OK。 「メンバーは何人くらいいるんですか?」という質問に、青本さんも思わず「結構むずかしい・・・・・・」。 句会の日時を知らせるメーリングリストには100人ほど登録されていて、だいたい毎回10人前後が集まるとのことでした。 大学が春休み中という2月12日の夕方、参加したのは計11人。 村上さんと岩田さんはテレビ番組「プレバト!!」の企画で村上さんが俳句甲子園に出場した時に顔を合わせていたそうで、その時以来の再会となりました。 ほかに、高校生や大学生のための「十代句会」を立ち上げたり、「俳人戦士タサクタシャー」というキャラクターを作ったりと俳句の普及に努めている風見奬真さん、立教俳句会代表の橋本孝輔さん、青本さんの双子の妹・柚紀さんら個性的な面々がそろいました。 社会人は俳人の岸本尚毅さんと、岸本さんと句会がしたくてわざわざ東京に転勤してきたという黒岩徳将さんが駆けつけました。 岸本さんは中学の国語の授業で芥川龍之介の「木がらしや目刺にのこる海のいろ」という句を知って、「木枯らしと、目刺の表面の青いちょっとキラキラしたものとを組み合わせたぞくっとする感じ」にひかれて俳句を始めたといいます。 東大俳句会のOBでもあり、かつての学び舎をなつかしく感じているようでした。 俳人の岸本尚毅さんと幹事の瀬名杏香さん どこからか吹奏楽のかすかな音色が届く部屋の中で、句会スタート。 今回は「春の句」5句が宿題でした。 村上さんが事前に用意したのは以下の通りです。 (原文ママ)• 風船の過ぎる窓ある喫茶店• 絵にされてまだ消えそうな梅の白• 春浅し社殿軋ませつつ祈祷• 鞦韆(ぶらんこ)や湖掬おうとする手• 春菊や汝から剝がれたつけまつげ 東大俳句会ではこのほかに、当日お題を決めて提出する「席題」2句を提出します。 この日は岩田さんの発案で「フルーツポンチだから果物で、『果』の字」を使った句と、青本 瑞季さんが「ちょっとむずかしいかな?」と言いつつ歳時記で目に留まった「芹」を季語にした句をお題にしました。 焦りながらも村上さんが約30分で作った2句は以下の通りです。 (原文ママ)• 合格を告げて果物ナイフ持つ• 買うはずのなかった芹の根の歪み 宿題の5句と席題2句の合わせて7句を短冊に書いて提出し、無記名のまま清書した紙を順番に回します。 特選を含む7句をそれぞれが選び、最も多い5人が選んだ句が「 膝に砂春暮の貝を撮るたびに」でした。 司会は幹事の瀬名杏香さんが務めます。 杏香:特選でお取りの孝輔さん、選評をお願いします。 孝輔:貝を撮るとどうしてもかがまないといけなくて、その膝に砂(がつく)っていうのがすぐ分かるっていうのと、夏じゃないところがいいなという風に思いました。 まだ貝をどうこうするっていうのじゃなくて、ただ撮るくらいで終わらせておく、っていう貝との距離感、「春の暮」との距離感がいいなっていう風に思いました。 青本柚紀:「膝に砂」と「たびに」の呼応がいいなと思って。 いちいち膝をついて撮ってるんだと思うんですけど、撮っては立つたびにぽろぽろと砂がこぼれていく感じ、春暮で光もやわらかくて、砂と一緒に光もこぼれるような感じがして。 「たびに」ってちょっと流してる止め方が、ぽろぽろこぼれる感じを出してるなあと思いました。 杏香:村上さんもお取りですが、どんな風に読みましたか? 村上:僕、ちょっと膝にはいろいろあるんで。 貝の美しさを映像化するよりは貝を撮るっていう行為、それに砂がついてくるっていうことに「ああ、そうだったな」ってふつうに思えて楽しいなって思いましたね。 堀下翔:「膝に砂」が描写として際立っていて。 「春暮の貝」っていうのは雰囲気で、春の貝もいろいろあるんで具体的な貝の名前を挙げた方がきっちりした俳句になるんじゃないの、っていうような意見も当然あると思うんですけれど、そのぶん「膝に砂」っていうのが描写としてきっちりしているので句になってるのかな、と思いました。 奬真:砂浜にいる貝をいろいろ撮ってるんだと思うんですけど、そのたびに毎回膝に砂がついてて、そういうのを繰り返した中でこういう句ってたぶん生まれると思うんです。 実感だから浜で写真を撮るのを楽しんでいる様子も鮮明に浮かんでくるし、「膝に砂」っていうのを最初に置くことで「春暮の貝を撮るたびに」っていうフレーズがすっと入ってくるところがうまいなと思いました。 杏香:岸本さんはお取りではありませんが、いかがですか? 岸本:披講をうかがってていい句だと思ったんですけど、実はなぜ、いい句だと思ったかというと「とる」が採集の「採」だと思って聞いていました。 撮影の「撮」なんですね。 春の貝っていうと私、潮干狩りとか磯遊びのイメージが結構強かったので、写真に撮るという状況がややピンとこなかったんですが、みなさんのを聞いてたらやっぱりいい句ですね。 杏香:どなたの句でしょうか。 奎:奎です。 あいさつ句です。 村上:ありがとうございます! 俳句甲子園でも活躍した岩田奎さん 続いて3人の選に入ったのが7句。 「 芹の水濁り易くて誰かの忌 尚毅」「 絵は海で春日の人をちりぢりに 柚紀」「 星に水あれあざみ野にひびく鈴 柚紀」「 機上春寒(しゅんかん) ぬつと雲ぬつと雲 尚毅」「 瞼腫れふかぶかと湧く梅の空 瑞季」「 雪がちの二月翼果の季にとほく 翔」、そしてまたも岩田奎さんの「 バレンタインデー学校は鍵だらけ」でした。 杏香:村上さん、お取りですがいかがですか? 村上:学校は鍵だらけだなーと思ったんですよ、なんか(笑)。 当たり前のことを当たり前に言うってところに詩があるっていうのと、そこにバレンタインデーのそわそわとドキドキとっていう感覚は近いなと思っていいなと思いました。 瑞季:村上さんがおっしゃった通り、まさに学校は鍵だらけっていうことと、鍵が閉まったままのところって人通りが少ない場所だったりすると思うんですよね。 それがバレンタインデーの、堂々と渡す人もいるけどこっそり人通りの少ないところで渡す人もいるよね、っていう雰囲気とよく合ってるところがいいところだと思います。 青野友香:私、学校に鍵がいっぱいあることに思い至らなくて。 自分が中高生の頃にチョコを持っていくのがダメとかそういうのがあったので、学校の規則だらけな感じ、うるさい感じと鍵を結びつけました。 村上さんの句は「 合格を告げて果物ナイフ持つ」と「 春浅し社殿軋ませつつ祈祷」がそれぞれ2人、「 買うはずのなかった芹の根の歪み」が1人の選に入り、意外にも席題で作った句が好評でした。 岸本尚毅さんと村上さんが対談 村上:(席題は)むちゃくちゃ焦りますね。 「 合格を告げて果物ナイフ持つ」はお題が「果」だったから果物ナイフだけ思いついて、これでワンアイデアを形にしなきゃと思って焦って。 でも2句とも取ってもらったので、意外と普段ならやらないようなことが思いっきりバンと行けたのかな、とは思いました。 岸本:そうですね、(席題は)自分の中の予定調和を崩すという意味ではいいですね。 これは確かに、予定調和を崩した句ですもんね。 合格を告げることと果物ナイフを持つことは無関係なんだけど、「お母さん合格したよ」「じゃあリンゴでもむいて食べましょうか」っていうふつうの風景でもありますからね。 「持つ」がいいですよね。 手のひらに持ってる人の姿まで一緒に想像できますので。 「持つ」ってすごくなんでもない言葉ですけど、イメージがはっきりしてくるなと思いました。 「 買うはずのなかった芹の根の歪み」の方は、「買うはずのなかった」という言葉の使い方がおもしろいです。 「 春浅し社殿軋ませつつ祈祷」の「軋ませる」とか、「 鞦韆や湖掬おうとする手」の「掬おうとする」とか、村上さんの句はある気配をとらえようとする感じがありますよね。 即物的でありながらちょっとずらし加減があっていいですね。 岸本:ダメな句っていうのはいろいろ言えるんですよ。 気取った句は嫌いとかね。 いいのはなかなか、むずかしいですけどね・・・・・・。 村上:そうですよね、確かに。 僕は「そのクエスチョンをこっちにくれたんだ」っていう句がすごい好きなんです。 今日の岸本さんの「 廻廊に入つて抜けて春寒し」の句とか。 1日のうちにおいての気温が秒単位とかで変わることはないのに、確かに何かが終わった瞬間に「ああ寒いな」とか思う時ってあるな、っていうことを想像させてくれますし、僕だったらもうちょっと違う風に作りたいわ、って思わせてくれて。 そういうところが俳句の好きなところなんです。 岸本:答えがあんまり出てない句が私は好きなんで、そういう意味では確かに村上さんの作り方はパッと分かる答えがない、ってところはすごくいいと思います。 俳句って私、コミュニケーションだと思ってまして。 「おなかが痛くてつらいんですよ」と言うと、相手の人は「はい」としか言いようがないんですけど、「おなかが痛いです」で止めると「それつらいでしょうね」「うん、つらいんですよ」って1回キャッチボールができるので、答えを言ってないってことはすごく私の好みですね。 岸本:ちょっと微妙に荒れ玉なんだけどよく考えてるな、っていう感じもするんで、あんまり今のスタイルを変える必要はないと思いますし、じっくり読める句だと思います。 村上:特に植物を詠む時にむずかしいなと思うんですが、先代の人たちは実際に見て詠んでたことの方が強いかなと思うんです。 でも自分が見たことないものを詠もうとする時に、写真を見たらなんとなくイメージできるんですけど、どれくらいの感じで向き合っていけばいいんですか? 岸本:今おっしゃったように、とにかく現場で実物を見るというのが正岡子規以来の近代俳句の行き方なんですけど、それ以前だと、例えば龍を絵に描くって実は架空のものなんです。 円山応挙は幽霊を写生しますよね。 村上:ファンタジーですよね。 岸本:だからイメージがあんまり突拍子もないとダメでしょうけど、ある程度古典のイメージを踏まえればファンタジーもありだと思いますよ。 【俳句修行は来月に続きます!】.

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