まぶた 内出血 原因。 上まぶたなどの内出血の原因や対処等について

なぜ内出血?原因に覚えがない出血斑とその理由!注射による内出血・あざの予防法!

まぶた 内出血 原因

とっても痛そうなくらいに目が赤くなったので、ビックリしてすぐに眼科を受診されたという方や、友達や周りの方でものすごく目が真っ赤で心配になった経験をされた方もいるかと思います。 目が真っ赤な友達に「目が真っ赤だけど大丈夫?」と声をかけると、「全然大丈夫」という返答があり、見た目が重症にみえるのに、本当に大丈夫なのかなと心配になることもあるかと思います。 特に自分の子供に急に発症した場合は、跡が残ってしまわないか、視力に問題がでるのではなど様々な心配が出てくるかと思います。 この見た目はとっても痛そうに見える結膜下出血は、実際には体にできるあざと同じくらいの軽度の軽いことが多いです。 しかし、中には痛みが伴ったり、様々な症状がでたりと別の病状が原因でひき起こる場合もあります。 今回、結膜下出血が起こる原因と治療法方、また早く治したい方へのポイントをご紹介します。 この記事の目次• 結膜下出血とは? 結膜下出血とは、目の中にある結膜という部分の血管が破れて出血が起こる症状です。 この症状が起こると目がごろごろしたり、異物感を感じる方がいますが、痛みを伴わないのが特徴的です。 また、この病状が原因となって視力の低下や視野が狭まることはありません。 出血する期間は、1~2週間前後で自然に完治すると言われているので、過度に不安になる必要はありません。 結膜下出血が起こる原因は、くしゃみ・せき・水中眼鏡の締めすぎ、過飲酒などが引き金となった、はっきりした原因が分からない軽度の理由の場合や、外傷、加齢、結膜炎や全身疾患などの病気が原因で起こったりもします。 結膜のとは何か、また結膜下出血の起こる原因や症状を詳しくご紹介します。 結膜とは? 白目と黒目は半透明な薄い膜で覆われています。 まぶたの裏側と白めの部分を覆っている膜のことを「結膜」と呼び、黒目の部分を覆っている膜を「角膜」と呼びます。 この結膜の役割は、白目の部分に抗菌作用のある粘液や涙を作り、目に潤いを与え、外からのゴミや異物の進入を防ぐことです。 目を開けている間はいつでも外にさらされている状態なので、アレルギーなどの刺激を受けやすく、ウイルスや細菌に感染しやすい部分です。 また、結膜には小さい血管がいくつも張り巡らされているので、少しの衝撃でもこの細い血管が破れます。 何らかの原因でこの結膜内の血管が破れて出血が起こると、白めの部分が真っ赤に染まります。 結膜下出血の症状は? この病気は傷みを伴わない為、普段の生活で鏡で見た時に赤い目に気付いたり、友達から言われて気付くことが多いです。 目の充血と間違われやすいですが、目の充血は血管が拡張した状態を指すので、細い血管に沿って、血が流れていくように赤くなっている場合は充血です。 一方、結膜下出血は広範囲だったり一部分だったりと範囲は様々ですが、赤くべったりとした血液が白目部分にあるのが特徴です。 目の痛みがない• 熱がない• 目やにが出ていない• 目の霞や、視力や視野の低下がない• べったりした血液が白目にある• 出血の期間が1~2週間程度 2~3ヶ月程度赤みが続く方もいますが、ゆっくりと血液が吸収されて小さくなっていきます。 べったりした血液が白めにあるだけで、他の症状はありません。 その為、目やにが大量に出たり、痛みが出たり、熱が出たり、視力や視野の低下が見られる、数週間経っても赤い範囲が小さくならないなどが起こっている場合は、別の病気の可能性があるので、眼科医や内科に診察してもらいましょう。 結膜下出血の5つの原因について 結膜下出血が起こる原因は、くしゃみ・せき・水中眼鏡の締めすぎ、過飲酒、などが引き金となって出血を起こすという、はっきりした原因が分からない軽度の理由の場合もありますし、全身疾患や伝染病などの病気が原因で起こったりもします。 引き起こされる5つの原因を詳しく見てみましょう。 はっきりした原因の分からないもの 意外なことかもしれませんが、結膜下出血になる方の1番多い理由が、はっきりした原因がわからないものです。 これらに該当する理由は様々あり、くしゃみ、せき、ダイビングの急浮上、水中眼鏡の締め付けが強い、飲みすぎや寝不足、便秘、月経などの体調変化、加齢などが引き起こすと考えられています。 細い血管は破れやすいので、このような少しの刺激で破れて出血してしまうことがあります。 全身性疾患 血液疾患(貧血、白血病、紫斑病など)、動脈硬化、高血圧、糖尿病、腎炎などの病気が原因で発症する場合があります。 頻繁に結膜下出血が起こる場合は、これらの疾患の可能性があります。 このような病状が原因となり、目の出血が慢性化されている方は眼低出血が起こり、視力低下や失明を招く恐れがあります。 また、目の充血以外に全身に様々な症状が起こるので、眼科医ではなく、内科で検査してもらい原因となる疾患の治療を最優先で行ってください。 熱を伴う急性熱疾患 熱を伴っている場合は、マラリア、猩紅熱、ジフテリア、コレラ、発疹チフス、インフルエンザ、麻疹などのウイルス、細菌に感染した急性熱性疾患の可能性があります。 急性熱疾患が原因で引き起こされる目の充血の疑いがある場合は、眼科医ではなく、内科で原因となる病気の治療を最優先で行ってください。 外傷を受けた場合 サッカーやバスケなど激しい運動の際に、ボールが目に当たった、転んで目をぶつけた場合や、鋭利な刃物や金属の破片などが原因で結膜が傷つき、出血することで、目が赤くなります。 このような事が原因で痛みを伴う場合は、すぐに治療が必要となります。 また、治療後も結膜下出血の状態が長期間続いている場合は、眼科医で精密検査をされることをおススメします。 急性出血性結膜炎や流行性角結膜炎などの伝染病の場合 「急性出血性結膜炎」や「流行性角結膜炎」といった伝染病が原因となって、目に出血を起こします。 これらの伝染病の場合は、出血以外に目に痛みやかゆみ、めやに、頭痛なども症状として現われるのが特徴です。 また、最初は片目だけ症状が現われ、数日後に別の目にも症状が出ます。 目の出血以外の症状は、• まぶたの腫れ• まぶたに小さいブツブツができる• 目やにがでる場合がある• この病状は、感染力が強いことが特徴で、夏場のプールなどを通じてウイルスに感染したりします。 目の出血以外の症状は、• まぶたの腫れ• 目やにがでる• まぶしさや霞を感じる• 重症になると、目に痛みがある• 視力が低下する場合がある これらの伝染病は他の人に感染します。 眼科の診察を受け、集団感染を引き起こさないように注意が必要です。 結膜下出血の治療方法と早く治す5つのポイントについて 印象的な部分が真っ赤に染まるので、目立ちやすく早く治したいと思っている方も多いと思います。 ここでは、治療方法やいち早く治すにはどうしたらいいかのポイントをご紹介します。 結膜下出血の治療方法は? 患部に痛みがなく原因不明で突然現われた目の出血は、一般的に1週間~2週間ごろで自然治癒されるといわれているので、眼科に行かずに、そのままにしていて問題ありません。 赤い目の状態が長く続いたり、早めに完治したいなどの場合は、眼科に行き、検査を行ってください。 拡大鏡を使って目に光をあて、結膜の傷がどの程度のものか、また出血場所を特定するといった、簡単な検査で診断結果がでます。 また、下記の場合は、別の治療が必要となるので、適切な治療を受けてください。 慢性化は全身疾患の疑いもあるので、内科を受診し血液に異常がないか確認してください。 伝染病の場合は、人に移さないようにする注意が必要です。 家族の人と共同で使っているタオルを別にしたり、眼帯を使って目を覆ったり、接触しないように気をつけましょう。 また、治療後も、長期間に渡り目の赤みが引かない場合は、精密検査をされることをおススメします。 結膜炎を早く直す5つのポイントは? 出血は基本1週間から2週間程度で自然と消えますが、出血がひどいと2~3ヶ月間残ったり、稀に茶色く濁ったものが残った状態が続いたりすると、美容上早く直したいと思っている方は多いと思います。 ここでは、いち早く直す為のポイントをご紹介します。 1、蒸しタオルで目の上を暖める 暖めることで出血の吸収を早くするといわれています。 その為お風呂に入ったり、蒸しタオルを使って、何度も目を暖めてください。 2、目に刺激を与えない 目を触ったり、強くこすったり、水中眼鏡の締めすぎなど、目に刺激をあたえることは再度出血する可能性があるので、避けましょう。 3.力をかけない 重い荷物を持ったり、力仕事をすると、再度出血してしまう場合があるので、注意が必要です。 4、飲酒を避ける 飲酒は血液の拡張する働きがあるので、過度飲酒により、出血する場合があります。 目の血管に刺激を与えない為にも、この時期の飲酒は避けましょう。 5、点眼薬や止血剤の内服を利用する 点眼薬や止血剤の内服を医師からもらうことが可能です。 また、ひどい出血の場合は結膜下注射もできるので、長い期間赤い目の状態が続くようであれば、眼科医に相談してみるといいかもしれません。

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目元にできた赤い斑点の原因とは!消えるまでの時間は?

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目の事典・目の外傷 <外傷の手あて> 1.まぶたのはれ 救急処置 ・まず冷湿布をし,翌日からは温罨法をする。 チェックポイント ・単純な打撲の場合は,まぶたを上にあげた後視力測定に異常がなければあまり心配することはありません。 1〜2週間で腫れは引きます。 ・打撲直後は,まぶたの腫れのため視力がでなかったり,物が二つに見える場合があります。 ・腫れが強い場合は眼球へのダメージも強かったと考えられるので注意が必要でしょう。 =医学知識= まぶたの皮ふは,身体の中でも最もうすく,皮下組織も疎であるために打撲によりすぐ腫れてきます。 また,ちょっとまぶたをこすっただけでも,強く腫れることがあります。 2.まぶたの皮下出血 チェックポイント ・視力や眼球運動に異常がなければ,1〜2週間で吸収され後遺症はありません。 ・物が二つに見える場合(複視)は,眼窩底ふきぬけ骨折などを起こしている場合もあります。 =医学知識= まぶたの皮下出血は,皮下血管の損傷によって起こってきます。 傷が皮ふ表面にない場合は,まぶたのまわりの皮下出血が広がり,皮ふが紫色に腫れ,目があけられなくなることもあります。 そのため,外見上はかなり悪いように思われますが,意外と後遺症を残すようなことは少ないようです。 3.まぶたの切りきず 救急処置 ・まぶたを閉じさせ,清常なガーゼをあてたまま眼科専門医へ受診させる。 チェックポイント ・まばたきを頻繁にすると再出血する場合があるので,できるだけまぶたは閉じさせる。 ・出血部をあまり圧迫しない。 =医学知識= まぶたは血行に富み,また皮ふがうすいために,物が当たると切創となりよく出血します。 まぶたが瞼結膜まで,しかも,まぶたのふちが切れている場合は,皮ふ側と瞼板,それに瞼結膜側の三つの組織をそれぞれていねいに縫合しないと,まぶたのラインがくずれたり,みにくい瘢痕となります。 まぶたが一部はがれたり欠損していたりしていても,できるだけ現状のまま眼科専門医か形成外科医に受診させてください。 特に目尻(眼角部)の部位の深い裂傷の場合は,かなりの量の出血を起こすことが多く,まぶたが下がったり(外傷性眼瞼下垂),瘢痕形成を起こしやすいものです。 また,涙管や涙小菅の断裂を起こした場合,できるだけ早く手術をしないと,涙の通路が閉じてしまい,涙があぶれ出たまま後遺症を残すことがあります。 4.球結膜下出血 チェックポイント ・白目の部分に出血斑が見られるもので,痛くもかゆくもありません。 ・アルコール,刺激物の食べものをひかえれば2週間前後で吸収されもとにもどります。 ・出血斑の色が黒っぼい赤色(暗赤色)の場合や,出血をくりかえす場合は注意が必要です。 =医学知識= 球結膜下の小血管の損傷によって出血斑が生じるもので,外傷が原因で起こることが多く,また,結膜炎や強い咳をしたとき,目をこすったときにも起こることがあります。 後遺症を残さず,きわめて軽症ですので心配はいりません。 しかし,出血斑の色が暗赤色の場合,強膜裂傷のおそれがあるため注意が必要です。 また,出血をくり返す場合は,血液疾患や高血圧,動脈硬化が考えられるため,内科で検査をうけてください。 5.角膜上皮剥離および角膜穿孔外傷(黒目に直接物があたった,つきささった) 救急処置 ・頭をまっすぐに固定して,すぐに眼科専門医へ行かせる。 チェックポイント ・痛みが強く,流涙も多い。 ・まぶたをなかなかあけることができない。 ・ひとみ中央部の角膜に傷がつくと,一過性に視力障害を起こします。 ・傷つけたものが,針金や竹ならば,角膜穿孔も疑います。 ・角膜に突き刺した場合,自分で絶対に抜かないこと。 ・角膜上皮剥離だけでは,2〜3日で痛みもとれ,よほど広範囲の上皮剥離でなければ1週間ほどで完治します。 後遺症の心配はありません。 ・角膜の上皮だけの障害の場合以外に,角膜の実質まで深い傷を起こすと,その他の病気をひき起こしたり,後遺症として視力障害を起こします。 =医学知識= (1)角膜上皮剥離・・・角膜上皮に傷ができることをいいます。 ちょうど皮ふにけがをしたときのすり傷と同じで,角膜の上皮がはがれた状態になります。 原因としては,紙の切れはしが当たったり,他人の指が入ったり,まぶたを閉じる間もなくボールが当たったり,メガネのガラスが破損して傷をつけたり,コンタクトによって傷をつける場合など外傷原因はさまざまです。 (2)角膜穿孔外傷・・・角膜に穴(穿孔)があくもの。 鉛筆の芯が突き刺さったり,針が突き刺さった等,先端が非常に鋭利なものを誤って目に突き刺した場合や,カナヅチ等で物をたたいたとき,カナヅチの鉄片が欠けて目の中に飛び込み,角膜をつきぬけて目の中に深くつきささる(眼内鉄片異物という)場合などに起こります。 角膜穿孔を起こすと,まぶたをあけることができず,しかも著しい視力低下を起こしてきます。 また,目から温水が一瞬流れ出た等の訴えがあります。 眼科医が角膜穿孔を認め,眼内鉄片異物の・疑いのあるときは,異物がどこにあるかを調べるためにレントゲン撮影を行ないます。 鉄片の場合は磁石でとり出せますが,鉛筆の芯等,非磁性異物の場合は,それが目の奥に入っていればいるほど取り出すときに目の組織を傷つけるため手術がむずかしく,その分だけ視力回復も困難となります。 また,飛入した異物に細菌がついていると,感染により角膜や眼球内が化膿し,全眼球炎を起こし,最悪の場合,眼球の内容物をすべて取ってしまう手術(眼球内容除去術)をしなければならなくなります。 これは角膜を傷つけると危険という意味です。 角膜の傷に細菌(緑膿菌,肺炎双球菌,ブドウ球菌他)が感染すると,角膜白三妊(角膜に強い滴り)をつくり,著しい視力障害を起こします。 抗生物質のなかった時代には非常に恐れられたものでした。 現在,角膜に物があたったり突き刺さったりして,傷がついた場合は,細菌感染を予防するために抗生物質の点限や内服,さらに角膜を強化し保護するためのビタミンBの点眼や内服を投与します。 竹や針金での外傷は特に注意 工作で使われる竹や針金は弾力性があり,目を近づけて使用した際,その片方の断片がはねて直接角膜に傷をつける場合がしばしばあります。 はねかえった針金や竹には力がついていますから,瞼だけでなく瞬間的に角膜に深い傷をつくります。 Q.目にクリのイガが刺さりました。 どうすればよいですか 角膜にイガが刺さっても角膜をつき抜けることはまずありません。 決して目をこすったり,強くおさえないでください。 それだけイガが角膜の奥に入りこむ危険性があります。 イガの先が非常に小さいため,また,コシが弱いため,顕微鏡でピンセットを使ってとり出しても,途中で深いところで残ることもあります。 イガの先は汚ない場合が多く,十分な治療が必要です。 Q.ハチに目を刺されました。 (毛虫の毛が入りました)どうすればよいですか ・角膜を刺された場合・・・傷がつくだけではなく,毒が目に入って角膜の濁りを起こしたり,汚染される場合が多いので,他の異物に比べると感染の危険は大きいといえます。 ・まぶたを刺された場合・・・湿布をするのもよい方法です。 しかし,アンモニア等は絶対にかけてはいけません。 ・毛虫の毛が入った場合・・・目の中で強い炎症()を起こし重篤な病気にもなる場合があるので気をつけてください。 6.外傷性散瞳 =医学知識= 鈍的な打撲により,瞳が小さくなったり,大きくなったりすることができず,瞳が大きく(外傷性散瞳)なったままの状態をいいます。 外傷を受けた瞬間,散瞳していても経過をおうに従ってもとにもどる場合もありますが,多くは前房出血を伴っているため,外傷直後は外傷性散瞳があるかどうかわからない場合が多いものです。 後遺症としては,明るいところへ出ても瞳が小さくならないため,まぶしさや像のぼやけがでてきます。 散瞳が大きければ大きいほどその症状は強くなります。 そのため,まぶしさをとるために,虹彩付きのコンタクトレンズを装用する場合があります。 とにかく,麻痺してしまった瞳を手術的に小さくしたり,点眼薬によって治すことは非常にむずかしいものです。 この散瞳および虹彩根部の損傷によって外傷性の続発性緑内障を起こしてくる場合もあります。 また,瞳が小さくなる(外傷性縮瞳)場合もあります。 7.前房出血 チェックポイント ・鈍的外傷が強かったときによく起き,急激な視力低下が起こります。 ・前房の下%の瞳と角膜の間に真赤な血が満ちています。 ・外傷直後では,血液が前房内に浮遊し,しばらくすると下の方に濁ってくるような形が多く見られます。 ・出血が非常に強いと,前房内に出血が満ち満ちている場合があります(このような場合,それより奥の状藤を検査するのは非常に困難)。 ・ほとんどが一週間はどで前房出血は消失します。 出血後2〜3日は安静にし,体操・入浴を禁止し,刺激物を摂取しないようにさせてください。 =医学知識= 前房出血とは,目に物が当たって,虹彩の根元(根部)が切れ,その部位から出血して前房内に血液が流出していることをいいます。 原因としては,目をなぐられた,ぶつかった,当たったなどにより起こることが多いのです。 前房出血では,血液が消失する一週間ほどの間に再出血をさせないことが重要で,その間は安静にさせます。 無理な運動をすると再出血する場合があります。 再出血をするとなかなか血液が吸収されず,視力障害,あるいは他の病気を併発してくることがあります。 そのため,眼科では,止血剤や出血を早く吸収させるための内服や注射療法を必要とします。 出血が吸収され,眼底が見えるようになると,ときとして眼底の方にも合併症を起こしている場合もあり,このときも視力障害を起こしたりしているので,目の奥の治療をさらに行ないます。 8.外傷性虹彩炎 チェックポイント ・虹彩の軽度な出血の場合が多い。 ・虹彩の色素が脱落して前房内に浮いている場合がある。 =医学知識= 外傷性虹彩炎とは,物が当たったために虹彩に軽度の炎症を起こす場合をいいます。 まず,2〜3日の安静を必要とし,視力障害が軽度で強い出血を伴っていなければ2週間ほどで完全に消失しますが,経過中に前房出血を起こさないようにすることが大切です。 9.虹彩離断 =医学知識= 虹彩離断とは虹彩の根元(根部)が切れたり,ちぎれたりした場合をいいます。 ほとんど前房出血を伴っています。 外傷直後前房出血がある場合は見えにくいものです。 出血が吸収された後に,細隙灯顕微鏡検査や隅角鏡の検査によって調べることができます。 外傷の程度が著しい場合は,虹彩がちぎれて瞳の中央にかかって視力障害を起こすこともあります。 また,ときとして虹彩根部すべてがちぎれ飛んで無虹彩症となることがあります。 安静が第一ですが,手術により切れた虹彩を再びもとへ縫いつける方法もあります。 10.水晶体亜脱臼 水晶体が後ろにずれている 水晶体が前にずれている =医学知識= 外傷により水晶体を支えているチン氏帯がはずれ,水晶体が元の位置よりずれることがあります。 これを水晶体亜脱臼といいます。 このような状態になると,片方の目で見るときに物が二つに見えます。 この場合,外傷性白内症に比べ視力はあまり低下しませんが,続発性緑内症をひき起こしてくることもあるので適当な手術を必要とします。 一部のチン氏帯に異常がなければ,水晶体はそれにぶら下がっていますが,やがてチン氏帯すべてがはずれたり,外傷の程度が強いと前房内や硝子体中に全脱臼してしまう場合があります。 このような場合は,手術をして水晶体を取り出す必要があり,手術をしなければ複視や続発性緑内障を起こしてきます。 水晶体を全摘出すると,片睨の無水晶体症(P99)となり,必ずコンタクトを装用しなければなりません。 11.外傷性白内障 チェックポイント ・視力障害 ・虹彩炎が見られる ・頭痛,眼痛,嘔気,嘔吐がでてくると重症 =医学知識= 異物が角膜を穿孔し,しかも水晶体に傷をつけると外傷性白内障を起こしてきます。 水晶体のうを破って異物が飛入すると破れた水晶体のうよりかなりの速さで混濁を起こし,視力障害も著明となります。 眼圧上昇のため,頭痛,瞑痛,嘔気,嘔吐を起こし,角膜のまわりの結膜が充血してきます。 この場合は,できるだけ早く穿孔した角膜を縫合し,水晶体の摘出手術を行なわなければなりません。 水晶体を摘出したあとは,やはりコンタクトレンズを装用しなければ視力の改善はありません。 角膜穿孔創が大きく瞳にかかっている場合は,さらに角膜移植手術他により視力の改善がある程度望めますが,視力障害はやはり著明となります。 12.ふきぬけ骨折 チェックポイント ・外傷を受けた直後から物が上下に二つ見える(複視)を訴える。 ・鼻出血(小児の場合は嘔気,嘔吐を必ず伴う)。 ・外傷を受けた限球の運動障害,特に上下方向の運動障害。 =医学知識= 鈍的な目の外傷により起こる代表的な骨折です。 スポーツでの接触事故,サッカー等による大きなボールによる打撲,けんか等で起こります。 眼球の下にある頬丘の骨(眼窩底)に骨折が起こり,目のまわりの脂肪組織が折れた骨と骨の間に入りこみます。 外傷を受けた直後は必ずしも瞼がはれたり,眼球陥ぼつを認めるとは限りませんが,数日後には眼球が少しへこんでいるように見えます。 また,目を下へ動かす下直筋が骨折した骨部にはまり込むと,眼球は上へ向いたままになり下に向けることができません。 レントゲンにより確定盲診断を行ないますが,遅くとも1週間以内に,骨と骨の間に入り込んだ脂肪組織や筋肉をもとにもどすと同時に,折れたところにシリコン板をあてる手術をしなければなりません。 13.視神経管骨折 =医学知識= この場合次の二つに分かれます。 (1)視神経のまわりにある骨が神経を切断したとき。 この場合,24時間以内に手術をしても視力は不良で,強い視力障害か失明をきたします。 (2)視神経のまわりにある骨の断片が神経を圧迫しているときは,特にまゆ毛の外側の部分をかなり強く打ったときに起こります。 この場合,手術によって視神経管を圧迫している骨を除去します。 神経の損傷程度によって視力障害の度合も違ってきますが,重度の障害を残す場合が多いようです。 骨折はなく,視神経のまわりに出血したときには,視力はかなり低下しますが失明の危険はありません。 これらの場合,できるだけ早く眼科専門医による治療が必要です。 放置して,3週間もすると眼底を直像鏡でのぞくと視神経は枯れて血色が悪くなり,黄色味がなくなり,白くなってきます。 これを視神経萎縮といいます。 14.硝子体出血 =医学知識= 硝子体出血とは,網膜やブドウ膜の出血が硝子体中に流れ込んだときをいいます。 硝子体中に出血した血液はなかなか吸収されず,後遺症として,光を感じる程度の著明な視力低下となることがあります。 出血が多い場合,出血が完全に吸収されたが膜状の混濁が硝子体中に残ったときは,この膜を切除して視力の改善をさせる方法があります。 出血が軽度の場合,出血した血液は徐々に吸収され,眼底が十分に見えるようになり,特に他の障害がなければ,視力は回復してきます。 いずれにしても,2〜3日の絶対安静と止血剤,消炎剤を強力に投与し,厳重に経過を観察する必要があります。 15.網膜剥離 チェックポイント ・前駆症状・・・飛蚊症や光が見える,ゆがんで見える。 ・急に幕がおりたように感じ,物の見える範囲が一部欠けて見えなくなる(視野欠損)。 ・強度近視眼の外傷では発生率が高くなる。 =医学知識= 網膜剥離とは,網膜が眼底からはがれてくるものをいいます。 厳密にいえば,網膜内層が色素上皮を脈絡膜に残して剥離している病気をいいます。 剥離が中心に及んでくると,視力も障害され,光視症(光があたらないのにチラチラして光る感じがする)や変視症(物がゆがんで見える)を起こしてきます。 外傷や打撲,たとえばボクシング,水泳の飛び込み選手等,眼球に力が加わることが多い強度の近視の人は特発性網膜剥離に気をつけねばなりません。 目を強く押したり,こすったりしても,網膜剥離を起こすことがありますので,絶対してはいけません。 これを外傷性黄斑円孔といいます。 自覚的には,視力障害と中心時点を生じます。 眼底を見ると丸くて赤い非常に鮮明な円孔が見られます。 外傷をうけた一週間前後にわかることもありますが,大体2〜3週間経過してわかる場合が多いようです。 16.網膜振盪症 =医学知識= 打撲などにより眼底にショックが加わり,網膜の黄斑部にむくみ(浮腫)を起こす状態。 つまり,皮ふに物が当たると出血しないで腫れることがありますが,それが目の底(眼底)の一部に起こってきたものです。 眼の奥をのぞくと,黄斑部が乳白色に混濁して小出血を伴っていることもあります。 数日から2〜3週間で治り,後遺障害は残らないといわれています。 視力は一時的にダブって見えたり,ボヤけたりすることがありますが,2〜3日で治ります。 眼の奥で起こるため,湿布も何もできないので,少し安静にしておいてください。 なお,外傷の程度が強いときは,黄斑円孔や脈絡膜出血等が生じていることもあり,必ず経過観察が必要です。 17.網膜出血・脈絡膜出血 =医学知識= 銘的外傷を受けて網膜や脈絡膜に出血を起こすことをいいます。 この場合,特に黄斑部のところに出血を起こすことが多くあります。 黄斑部とは,物を見る最も大切な場所であり,この部位に出血を起こすと,出血が吸収されても黄斑部の視細胞は損傷されて,中心部だけが見えない中JL暗点と視力低下を後遺症として起こしてきます。 治療法としては,安静と止血剤・消炎酵素剤を投与しますが,視力改善はむずかしく,手術もできません。 黄斑部以外の出血の場合,程度が軽ければ比較的障害を残さずに治る場合もあります。 18.眼球破裂 =医学知識= 小さなボール(ゴルフボーール等)が非常に強い力で直接目にあたると,強膜が裂けて中の硝子体やブドウ膜が傷口から脱出します。 眼球の内容のほとんどが脱出してしまったような場合は,ほとんど視力の改善は期待できず,場合によっては眼球をすべて摘出してしまわねばならないことがあります。 19.外傷性緑内障 =医学知識= 外傷の後遺症として一番困るのはこの外傷性緑内障といってもいいでしょう。 外傷性緑内障とは,出血やはれが吸収され,外見上全く異常が認められない場合でも,房水の出口に障害を起こし,前房水の循環障害によって眼圧が高くなってくることをいいます。 これを放置しておくと,視力障害や視野欠損を起こし,やがて失明する可能性があります。 外傷直後は,はっきり診断をつけることはできませんが,1ヵ月後,眼圧が高ければ一応この病気を一疑ってみる必要があります。 どんな外傷でも,他覚的・自覚抑症状が完全に消失しても,1〜2カ月後に1〜2度,外傷後半年間は眼圧および視野の検査をしておく必要があるでしょう。 20.目のまわりのやけど やけどの程度 症状 1度 ヒリヒリと痛む。 部位の発赤・・ 2度 ピリピリする強い痛み。 部位の水泡形成・・ 3度 白っぽく羊皮状の印象。 痛覚なし。 部位の壊死・・ 4度 部位の炭化 まぶたの火傷の程度を観察し、2度以上ならすぐに眼科専門医へ 救急処置 ・やけどをした部位を水に十分につける(20〜30分)。 ・決してふいたり,こすったりはしない(水が顔から流れていてもふきとらない)。 =医学知識= 火傷が2度になると,まぶたが反転(外皮症)したり,兎眼症を起こすことがあるので,植皮手術・をする必要があります。 なお,角膜の広範囲の火傷は非常にまれです。

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内出血がひどい|失敗例と原因|埋没法の失敗克服BOOK

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脳出血(脳内出血)の基礎知識 POINT 脳出血(脳内出血)とは 何らかの原因により脳の血管が破れて、脳の中に出血を起こす病気です。 出血による血の塊が脳を圧迫したり、脳にむくみが起こったりして、脳の機能が傷害されます。 症状は頭痛や吐き気、嘔吐、手や足の運動麻痺・感覚障害などさまざまです。 出血量が多い場合には生命に危険が及ぶこともあります。 主な原因は高血圧ですが、糖尿病や喫煙なども関係しています。 脳内出血が疑われる場合は、頭部CT検査や頭部MRI検査などを使って詳しく調べられ、診断された場合は血圧を下げる治療や脳のむくみをおさえる治療を行います。 状態が落ち着いた後にはリハビリテーションによって後遺症の改善を図ります。 突然頭痛が起こり、手足の動かしにくさなどが現れた場合には脳内出血が原因の可能性があります。 すみやかに神経内科や脳外科、救急科を受診してください。 の治療は、手術を行える(または行うべき)状態かどうかという点によって大きく変わってきます。 脳の手術は大きなリスクを伴います。 手術を行うべきか否かはの大きさや場所によって判断されます。 しかし、脳神経外科のない病院ではそもそも脳の手術を行うことができません。 手術を行わないとなった場合には、血圧を下げてを悪化させないようにしたり、リハビリテーションを行ったりします。 で後遺症が残ってしまった場合、長期間のリハビリテーションが必要となります。 後遺症が大きく一人で日常生活を行うことができないような場合には、急性期病院から回復期病院(リハビリ病院、療養型病院)に転院して、リハビリに専念することになります。 急性期病院にも一般的にリハビリの施設はついていますが、回復期病院のほうがリハビリに専念しやすい環境が整っています。 一緒にリハビリを行うことになるのは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったスタッフです。 患者さん一人あたりのスタッフ数や、リハビリ設備(リハビリ室や器具)の充実度といったところが病院を選ぶ上で参考になります。 リハビリの回数が1日1回なのか、それとも午前と午後で2回あるのか、1日に受けられるリハビリの総時間、土日はどうかといった点は、回復期の病院を探す上でのポイントとなります。

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