一方通行 プラチナの翼。 【悲報】禁書の強さランキング、もはやめちゃくちゃwwwwww: GOSSIP速報

ワンパンマンのサイタマって能力的に一方通行に勝てないよな

一方通行 プラチナの翼

012 ID:1VjANKk50. 959 ID:MKPOy5Ij0. 494 ID:iqWIjbH50. 641 ID:5puNcYl60. 139 ID:6mv5nntH0. 066 ID:X0BXrWzH0. 529 ID:1VjANKk50. net 一方通行「……というわけだ」 垣根「それは困りましたね……私にもレベル5としての誇りがあります。 そう簡単に負けるわけにはいきません」 一方通行「だろォな。 …いくぞ」ピッ 白い怪物はより白い男の元へと一気に突っ込む。 グチャッ その勢いのままありったけのベクトルを叩き込み、未元物質の塊たる目の前の男を粉砕する。 垣根「相変わらずの破壊力ですね」モコモコモコ しかし一人の垣根帝督が死亡しても関係なく、次の垣根が形成される。 955 ID:1VjANKk50. net 垣根「わかっているとは思いますが、私という人格は能力によって生まれ続け、私という能力は人格によって生まれ続けます。 今の私に死の概念などありません」 純白の男は鋭利な翼を叩き込む。 一方通行「あァ、わかってる」スッ ドォン!! しかし元が未元物質である限り、そのベクトル自体を操る怪物には届かない。 一方通行「そして、このままオマエを土竜叩きみてェに潰し続けりゃ、いずれ別の人格が芽生え今のオマエという司令塔が崩壊することもな」グチャッ 垣根「っ…」モコモコモコ その瞬間を実際にその目で見た側からすれば、メビウスの輪のトリックなどその程度だと、怪物は笑う。 垣根「……しかし、あなたの能力には30分というバッテリーの限界があります」 垣根「どちらの消耗が早いでしょうね」バサッ 男はその体より白い翼を広げ対する怪物の弱点を指摘する。 331 ID:1VjANKk50. net 一方通行「あァ、その通りだ」 己の欠点を素直に認め、しかし怪物は笑みを崩さない。 一方通行「だから単純にオマエを壊し続けるのもイイが、…どォせやるなら完全勝利だ」バサッ そして、白い怪物も同じように、白く眩しい翼をはためかせる。 しかし対する未元物質とは違い、頭上には同色の光の輪が出現する。 一方通行「オマエの再生速度より、早く潰す。 その方がすっきりすンだろ」 垣根「っ!?」 そして、天使のような体躯の少年がもたらす破壊の渦が、白く染まった世界を蹂躙した。 一方通行「まァこンなもンか」スタッ 垣根「ぁ…っ、ぐっ…」パキパキパキ モコ……モコ…… 一方通行「その体、一人分再生すンのにまだかかるだろ。 じゃあな」ドンッ 白い戦いを征した勝者はその場を後にした。 798 ID:1VjANKk50. 098 ID:1XD8kk0O0. 996 ID:1VjANKk50. 913 ID:DvQkGWp40. 993 ID:1VjANKk50. 406 ID:1VjANKk50. 656 ID:DvQkGWp40. net オティヌス「夜遅くに意識のない少女を拉致するとは中々だな、人間」 先ほどまで何もなかったはずの空間に、魔女を模した容姿の少女がつっ立っていた。 一方通行「あ?」 一方通行(こいつどこから来やがった……いや、それより確か……) オティヌス「ああ、私の所在は気にするな。 見ての通り100%だ」 一方通行(チッ……あの無能力者 レベル0 、何かしくじりやがったのか…?)スッ ドゴォォン!! 目の前の少女を視界に入れつつも、近くの壁を粉砕し『ゴミ』を作り出す。 それらの瓦礫や塵はひとたび渦を巻くと、新聞紙のドレスにクラゲを模した半透明の悪魔に早変わりする。 net オティヌス「なるほどな。 …それが、あらゆる位相を重ねた先にある純粋物理科学の力か」 しかしその力を前にして、隻眼の少女は嗤う。 オティヌス「こいよ、人間。 今のお前がどの程度の力を持つかテストしてやる」スッ 魔術の神は両手を広げ、歓迎するように宣言する。 一方通行「いくぞ」ゴッ 一方通行は呼応するように翼を広げ、正真正銘の神へと叩きつけた。 ガリガリガリ… オティヌス「っ!?これは……この力は…!」 クリパ『言っておきますけど、この「翼」に魔神の再生能力は通用しません。 …人間人間って、ご主人様を舐めんなですう!!』 オティヌス「ちぃっ…!」ヒュン 一方通行「消えやがったか…ごふっ」 怪物の口が赤く染まる。 能力者による魔力精製の反動。 あまり長居はできない。 576 ID:hMxNbIit0. net オティヌス「なぁ……もしもお前が魔神の力をもう一度手にしてしまったら、お前なら、どうするんだ?理解者」 隻眼の少女がいたのはとある高校の校舎だった。 時間は深夜、少女の佇むグラウンドに、月の明かりが灯る。 『主神の槍』 グングニル。 北欧の神の長の象徴。 オティヌス「くだらん……魔神への攻撃手段一つで何ができる!」スッ 槍を軽く振るうと、一方通行の向かう上空の座標を中心に、説明できない力の爆発が幾千億と巻き起こった。 夜空一面が無限の爆風に包まれる。 一方通行「ッ!」ギュンッ!! 自身のベクトルを強引に変え、何とかグラウンドに着地する怪物。 net 一方通行「オマエ…クリファパズル545の話を聞く限りじゃ、世界そのものを一瞬で消し飛ばしちまえるはずだ」 オティヌス「………」 一方通行「なぜ、その力を行使しない?ふざけてやがンのか」 オティヌス「……一発でケリがついたらつまらないだろう?」 クリパ『……確かに「魔神」とは神に成り上がり己の望む願いを手にした者の集まり。 その先にあるのは「退屈」ですう。 だから戦いという暇潰しが、すぐに終わってしまうのは避けたい、というのもわかりますう』 オティヌス「…………」 クリパ『でも、じゃあどうしてそんなにも悲しい顔をしているんですう?まるで「再び神と成ったことで、何かを失ってしまった」みたいに』 オティヌス「黙れ」 一方通行(……ヤツから感じ取れるのは、明確な怒り。 図星か) オティヌス「……いいだろう」 オティヌス「オッレルスとの悪縁にも辟易したものだが、奴が私の強さに対するこの世界の限界だと思っていた」 オティヌス「全く、まさか次から次へと『魔神』に立ち向かえる因子が誕生していくとは」 ヒュン 風を切る音が聞こえた。 それは、かの『槍』を改めて握り直すための動作だった。 689 ID:aGXbAcfi0. net その叫びが、引き金となった。 時間は止まった。 空間は圧搾された。 そんなありきたりな概念など、もはや意味を持たなかった。 パリーン!! その槍が神の手から放たれた瞬間。 世界なんて、粉々に吹き飛ばされた。 net クリパ『あわわわわわわわ……』 時間が戻る。 空間の広がりを一方通行は再び認識する。 投擲された槍に合わせ、空間ごと引き千切られるように『元の世界』が粉々に砕け散っていく。 もしも、あの時、こうしていれば、こんな世界もあったのだろうか。 あるいは、見方一つ変わったあんな世界が。 そんな様々な位相が、現れては消える。 そして、その怒濤の勢いを乗せた世界の破片は、あらゆる位相の壁を打ち砕き、1本の巨大な槍の形状を形作る。 全てがめくれ上がった。 オティヌス自身にとっても忌むべき、可能性の芽が潰えた漆黒の迷宮が顔を覗かせる。 一方通行「……確かに今の俺は、所詮は魔神に一矢報いる力しかないのかもしれねェ」 一方通行「今日まで学園都市を、そして世界を見てきて、本当の『最強』の意味を知った」 一方通行「結局『最強』なンてものは存在しねェ。 頂点気取って歩みを止めた時点で、そいつはただの『強者』でしかねェ」 自身の答えを言葉にしていくことで、『それ』を確固たるものにしていく。 一方通行「つまりオマエは……いや、全能を手にして歩みを止めたオマエ達は、最強なンかじゃねェ。 だから」 少年の頭上に浮かぶ、プラチナの輪から、感情の昂りに呼応するように光輝く。 オティヌス「その……形は…!!」 一方通行「意趣返しだ。 net そして。 そして。 そして。 オティヌス「槍で世界が消えた時点で、あの人口悪魔は『総体』の補助を受けられないだろうに」 オティヌス「意識の元となるクローン達が消滅しているんだ。 私に喧嘩を売るならその力を全て自分の物にしてからにするんだな」 しかしその言動とは裏腹に、魔術の神は笑みを浮かべている。 オティヌス「だが……私に傷を負わせたのはあいつ以来でもある。 よくやったよ、怪物」スッ 少女は立ち上がり、辺りを見回す。 オティヌス「『元の世界』はサービスだ。 もっと強くなって、また戦いたいものだな」 とある世界は、今日も平和です。 081 ID:aGXbAcfi0. net 乙 総レス数 33 15 KB.

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一方通行 プラチナの翼

対峙する、立ち上る黒とプラチナの翼。 その感情を現すように、荒れ狂い、自身を喰い合う黒翼。 ソレに対し、遺伝子配列を思わせながら機械的に廻り続ける、透き通るような青ざめたプラチナの翼。 違いは、その頭上に天輪が紡がれているか否か。 それを、インデックスと彼に侍るブリュンヒルドは『窓の無いビル』の屋上から見下ろしていた。 「法の書には、幾柱の神が描かれている」 インデックスが語るのは、アレイスター・クロウリーが著した、セレマ神秘主義の根本聖典。 十字教からの脱却と、その時代の終わりをもたらすとされたその魔導書だが、能力者にとって重要なのはそのタイトル。 そしてそれが『思春期の心性と薬物作用を網羅した超常誘発方式』と云う形に言い換えられるのだとしたら。 超能力者に翼と天輪が現れている様を魔術師と研究者達は、果たしてどう見るか。 …… 碌でもない研究者 木原 なら嗤いながらデータを収集するだろうと、インデックスは呆れ顔で切って捨てる。 for the chance of union. それが意味することは何か。 十字教からの解放を意味するホルスの名を冠し、二つの側面と名を与えられた神が。 さすれば汝は『宇宙の源泉』とならん。 汝あらゆる星に汝自身を見付けん。 汝全ての可能性を収容せよ。 過去へ進む神。 顕現した宇宙。 物質的宇宙の形をとった「ハディト」の反射。 アレイスターの作り出したトート・タロットにおける『 太陽 タロット 』。 即ち、ホルス。 「そんなホルスは、双子だったという」 二重者であるホルスの一側面にして双子の弟。 名はホール・パアル・クラアト。 かの神は 片 ・ 足 ・ が ・ 不 ・ 自 ・ 由 ・ で ・ あ ・ り ・ 、子供達と母親達の守り神とされる 聖 ・ 守 ・ 護 ・ 天 ・ 使 ・ だという。 「狙ってるよなぁ」 未だあり得る未来を知るインデックスは、利用され、罪を犯し、それから必死に眼を反らしながらも目の前に突き付けられた罪そのものに、苦悩する白い少年を優しく見守る。 それは奇しくも、彼が捨てた役割である 聖職者 神父 のそれによく似ていた。 「さて、オマエさんはどう進む? 一方通行 アクセラレータ。 学園都市を模した、或いは学園都市そのもののビル群を次々と切断し、轟音と共に吹き飛ばしていく。 学園都市の景観さえ変えようとする破壊は、しかし。 「流石にそれじゃ駄目でしょ」 インデックスはそれを眺めながら、穏やかに断じる。 『 出力端子 ヌイト 』と名付けられた個体は、微笑みながらその夜空に染まった四肢と天輪を戴く長髪を靡かせる。 振るわれた黒翼を、優雅に回避して空を舞う。 時にそのプラチナの翼で、時に物質化したAIM拡散力場で黒翼を弾いて流していく様は、達人が振りかぶられる鈍器を捌くソレに似ていた。 二対の翼は枝分かれし、打ち出されるように弾幕として射出された。 「!」 そんな漆黒の濁流に、プラチナの翼を突き付ける。 すると黒翼の弾幕は、遮られる様に悉くその向きを逸らされた。 その流れ弾で地形が更に変わるが、此処は新天地。 普段暴れている魔神連中の方が余程壊しているし、現実時間には何の問題もないのだ。 そう一方通行が認識したと同時に、彼の顔面に夜空に染まった脚が叩き込まれる。 黒い暴風とも表現できる黒翼を弾幕のように展開したのは悪手だった。 「いくら頭に血が上っているとは云え、自分で視界を塞ぐのは迂闊すぎでしょ」 黒翼で崩れたビルに叩き込まれた一方通行を、しかし油断無くヌイトが見据える。 『反射』によって蹂躙しか知らない一方通行は、此処にはもう居ない。 爆音と共に、瓦礫が不可視の力でヌイト目掛けて吹き飛んだ。 莫大なベクトルが込められている瓦礫の弾幕は、かすっただけで人間を染みに変える死の暴威。 だが、脅威としては先程の翼には格段に落ちる。 なら、そこから考えられるのは、 「目眩ましか」 「素直かよ」 ソレだけの速度とベクトルが込められているとはいえ、所詮瓦礫。 それに対し、彼女は極大の雷で消し飛ばす。 オリジナルの御坂美琴すら比較にならないそれは、瓦礫ごと飛来元である一方通行が居た場所を、先程の自分の言葉がブーメランになることを承知で呑み込む。 もうすでに、ソコには一方通行が居ないことを理解したからだ。 現在美琴のソレを大きく上回る電磁レーダーを発する彼女に死角など無い。 瞬間、黒い翼が雷柱を突き破りヌイトに迫る。 まるで先程の焼き増しだ。 それを、再び翼で受け止めた。 出力精度共に、ヌイトの翼は一方通行のソレを上回る。 単純な力押しでは勝負にならないことは、先程の衝突で分かっているだろうに。 そのまま翼が貫かれる、一瞬の時。 「がアぁああああああああッッ!!!」 そのまま、星の公転さえ利用したベクトルが、拳を伴い振るわれる。 そんな拍子抜けするような音と共に、綺麗に拳が空を切る。 衝撃波が空気を弾けさせるも、振り抜いた拳を掴まれる。 触れるだけで死をもたらす最強を相手に、一万回近く戦い続けた経験を蓄積するヌイトにとって。 そんな素人の域を脱していない拳が、当たる訳もなかった。 そんな隙だらけになった一方通行を、プラチナの翼が星を割るかの如き勢いで叩き落とした。 「さて、そろそろ頭に上った血は引けたかな?」 一方通行が落ちた場所は、クレーターとなり爆心地の様相を呈していた。 そんな瓦礫の山と成り果てつつある新天地の学園都市は、しかし窓の無いビルだけは健在であった。 その屋上で戦場を俯瞰するインデックスは、一方通行の命が健在であることを確認する。 初めから彼を殺すつもりはないのだ。 この実験に区切りを付け、死者を出さないよう取り計らうのがインデックスの役割でもある。 だが最早、満身創痍だろう。 とはいえ、相手は学園都市最強の超能力者。 今の一撃で正気に戻れば、ベクトルの解析を試みる筈だ。 無論、魔術知識が無い一方通行に、ヌイトのベクトルを解析することは不可能に近いだろう。 別の位相由来のベクトルを相手にするのは、やはりまだ早い。 「……正気に戻れば、ね」 それは、酷な話かもしれない。 今更正気など、果たして一方通行に堪えられるのだろうか。 インデックスは、今まで殺された万に迫る死者の数に苦笑した。 「がぁ………………ッッ!!」 脳味噌がシェイクされた様な嘔吐感と激痛、辛苦は、先日散々インデックスに殴られた時のソレが比較にならないほどのダメージを彼に与えていた。 先程まで激情のままに振るっていた莫大なベクトルが欠片も残さず霧散し、自身のベクトルさえ掌握することも儘ならない。 無理もない。 今の彼は正気を、半年前のマトモな精神状態を取り戻していた。 そんな事実を、額面通りに叩き付けられた事を意味していた。 如何に能力開発によって常人とは別の現実を持とうが、耐えられる訳がないのだから。 罪悪感? 自責? 慚愧? 最初に妹達を殺した時の、クソッタレの研究者の言葉が脳に反響し続ける。 同時に、9981回血溜まりに沈む妹達の死体を想起したのか。 否、そんな回数五体満足で済ました事などない筈だ。 最早逃避と云う名の暴走は出来ない。 思考さえ侭らなぬ一方通行の声無き絶叫は、彼を埋める瓦礫を吹き飛ばしたプラチナの翼によって差し止められた。 変異した際に消し飛んだ服の代わりに、翼だったプラチナのソレを纏うヌイトは一方通行を見下ろしていた。 そんな、罵倒する自分が居る。 クローンを人間ではなく人形だと、そんな逃避に身をやつし。 研究者のクソッタレ共の口車に嵌められ、一万のクローンを虐殺した。 初めから失敗することが決まっている。 あの少年の右手の、その更に奥の、神浄の討魔を。 上 ・ 条 ・ 当 ・ 麻 ・ の ・ 能 ・ 力 ・ を ・ 、成長させるために。 殊勝ささえその表情に帯びながら、一方通行は瓦礫の山で立ち上がった。 周囲を見渡す。 五年か。 十年は経っていないだろう。 未だ本来の名前を名乗っていた頃に戦車の隊列すら持ち出された、幼き自分が立っていた風景に似ていた。 違いは、相対する者が居るか否か。 再び、目の前の相手を見上げる。 そこには、夜空の煌めきに包まれた天使の如き様相は存在せず。 ですが、どれだけ道徳や倫理を語ろうとも、ミサカ達が実験動物として生まれてきたことは変えられません」 総体でなく、ヌイトやらでもない。 物質化したAIMのドレスを纏った、ただの19090号がそこにいた。 「ですので、一方通行。 「……アイツに感謝しねェとな」 背中が再び弾け飛ぶ。 その翼は、どす黒い噴射だったモノは、ホンの少し変わっていた。 神にも等しい力の片鱗を振るう者。 精神の、ホンの僅かな変革。 果たして一方通行の胸に飛来した感情は、何だったのだろうか。 護るべき者のために挑むソレには程遠く。 しかし、闇の底から這い上がる為の一歩目。 古い自分を裁き、新たな自己を取得する。 奇しくもそれは、魔術結社への参入に於ける目標に似通っていた。 ソレに対し、19090号が夜空を纏う。 ヌイトと化した彼女が右手を翳し、彼女の影を拡大するように円状の『扉』が開かれる。 曰く無限の星々、ホルスの時代の申し子。 高次の魂が低次の肉体に宿り、支配する。 一万もの 死の相念 AIM拡散力場 を 式 糧 として、その解を以て 真なる意思 聖守護天使 に目覚めんとする者。 全ての男女は星である。 愛は法だ、それが意思の力で支配される限り。 法の書におけるその序文をインデックスが口にしたと同時に、両者が動いた。 一方通行はその翼をはためかせ、飛翔する。 ヌイトは、開いた『門』から現れた黒いエネルギー球を掲げる。 激突は即座に。 決着は、意外なほどアッサリ着いた。 新たな天地で行われた戦いこそ研究者達に知られることは無かったが、アレは当事者達のケジメのようなモノ。 実験の凍結、破棄は一方通行が実験を放棄することによって決定した。 そもそもこの実験は、一方通行の協力が前提となるものだ。 そんな彼が実験を拒否すれば、破綻するのも当然の物。 理由はここ数日の実験への妨害工作だ。 ただ妨害があるだけなら兎も角、一方通行が倒され、挙げ句本人が実験以上の成長と遣り甲斐を感じてしまったのだ。 勿論、一方通行にとってそれは建前でしかないが、研究者達にとってそれが真実。 以前から一方通行の実験への不信は存在したことも、それを後押しした。 そうなれば自分達の実験の正統性を示すため、『 樹形図の設計者 ツリーダイアグラム 』での演算を求める。 学園都市最高のスーパーコンピュータの裏付けがあれば、一方通行でも納得するだろうと。 実際、それが計画の要でもあった。 だが、既にそんなものは存在しない。 幾ら演算申請を出そうと、どっかの誰かさんのせいで『 樹形図の設計者 ツリーダイアグラム 』はブッ壊れた。 実験頓挫に伴い、莫大な負債が生じるだろうが、世間にバレて逮捕されるのとどちらが幸せだろうか。 少なくとも、二万人のクローンの殺害に心から同意した研究者の末路など、インデックスは考慮しない。 どちらにせよ膨大な借金に血迷った挙句、学園都市外部の組織と破壊工作の取引をした 科学者 天井亜雄 など、 警備員 アンチスキル に通報して終わりだった。 非人道的な実験を行わされていた、という名目で心身ともに快復を求められたからだ。 具体的にはインデックスに。 少なくとも、二万人のクローンを殺してきた精神的負担は計り知れないのだから、そう間違いはない。 そのひねくれを少しは治してこい、と缶珈琲を段ボール箱で持ってきたインデックスに、顔こそ向けなかったが手を振って返した一方通行。 彼は既に、変わっているのかもしれない。 兎にも角にも、幻想殺しの無能力者など存在せずとも、悲劇の幕は引かれたのだ。 「そりゃ実験の終幕だよ。 色々やったのはアフターケア」 「アフターケア?」 あの戦いのどこら辺にアフターケア要素があったのだろうか。 そんな美琴にインデックスは、杖を振るように指を動かす。 途端にキッチンから2つのアイスコーヒーが入ったコップが浮かんできた。 「妹達って国際法ガン無視してるからしてヤバいけど、ソレ以上にヤバイのがミサカネットワーク。 単純な演算能力だけでも、あり得るかも知れない未来で一方通行が計算能力を失った際に、その補助としての役目を果たせる程。 その本質たる『 虚数学区・五行機関 新たな位相 』の制御など、木原一族を筆頭に理解できる者からすればその価値は計り知れない。 「もし妹達が危機に陥れば、今の一方通行なら迷わず動いてくれる。 それに、ヌイトという自衛手段も手に入れた」 学園都市第一位と、それを上回る自衛手段。 ヌイトという存在を成立させるには、ミサカネットワークの総体に『死の恐怖』を教える必要があった。 その為の布束砥信の感情プログラムである。 そうでなければ妹達は生への渇望を覚えることも無く、あの戦いが行われることも無かった。 無論ネットワーク全体へ波及すればよかったのだが、妹達の上位個体たる最終信号『 打ち止め ラストオーダー 』がそれを防いでしまう。 だが総体という全体を妹達の『高次の自己』であり一つの巨大な魂とするならば、末端たる妹達の一人にプログラムが入力されれば、それは『高次の自己』たる総体への十分な影響だ。 後は彼女を降ろせる肉の器として、プログラムが入力された19090号を調整すれば、自身の生存が関わる今回の茶番にも、その後の自己防衛への意欲もでるだろう。 ヌイトという名の、 絶対能力者 レベル6 である。 尤も、絶対能力者と称したがこれは正確ではない。 寧ろ真逆と表現すべきだろう。 『低次の自己』が『高次の自己』を支配するのが『 SYSTEM 神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの 』だとするのであれば、本当に真逆である。 それを目的とした第二のテレマ僧院たる学園都市。 それが造り出した妹達が、それとは真逆の カバラの目標を成す 真なる自己の目覚め というのは、只管皮肉でしかない。 だが妹達を狙う存在への対抗策としては、中々だろう。 肉の器を持つという意味ならば、エイワスへの対抗策にもなるやもしれない。 閑話休題。 「それに……今回で分かったでしょ、この学園都市の闇のヘドロっぷり」 「……それは」 ズズズ、と珈琲を啜るインデックスに、美琴は俯く。 甘く見ていたのかも知れない。 否、確実に甘く見ていた。 幻想御手 レベルアッパー 事件から始まった、 乱雑解放 ポルターガイスト 事件を解決し、苛まれていた人達を助け、悲劇を覆したのだという自負があったのだろう。 そして、それは間違いであった。 そう、美琴は自戒する。 クローンとはいえ二万人の死体を築き、実験成功と称賛と拍手を行う様な、おぞましい輩が相当数存在するのだ。 そして、これは決して学園都市の闇の底ではないのだと。 よくあの時、地面のシミにならなかったなぁ、と。 「まぁ兎も角、最近まで結構苦労した身としてはそんな目と鼻の先でクソ現場があったら、首を突っ込んじゃう訳よ」 「ま、まぁ分からなくも無いわね……」 寧ろ、美琴は全力で首を突っ込むタイプである。 そしてそれを相棒である白井黒子に風紀委員として注意されるのがいつものパターンである。 インデックスの所感を、否定出来る訳がない。 「ミコっちゃんだって今結構余裕そうにしてるけど、目の前で妹達の誰かがミンチにされてるの目の辺りにしたら、全然スタンス違ってたと思うぜ?」 「……それは」 確かに美琴は計画の全てを知ったが、所詮は資料越し。 実際に妹達を殺される現場を目撃していれば、間違いなくもっと取り乱していただろう。 少なくとも、学園都市上層部や研究者、一方通行への怒りは今の比ではないのは明らかだ。 そして美琴は理解する。 それはきっと、目の前の少年のお蔭なのだと。 インデックスの表情は、幾分か真剣だった。 この少年について理解出来ないことは、まだまだある。 当然だ。 美琴はこの少年の事を、本当に何も知らないのだから。 「学園都市の闇とか、女子中学生やるのに比べれば些事だろ。 様々な事件に首を突っ込み、解決してきた。 それは第三位としての力があったからだし、後悔もない。 だがもし、一方通行と本気で戦った場合、美琴は五体満足で居られただろうか。 もし、万が一。 死んでしまう可能性だってあったのではないか。 「でも、それでも。 学園都市第三位の 超能力者 レベル5 って力なら、誰かを助ける事だって出来るんじゃないかって。 それこそアンタと同じよ」 それは、学園都市に於いて頂点に近い自身の力がまるで通用しないであろう戦いを見たからこその、焦燥だろうか。 あるいは、悲劇を知らずに見過ごしていた事への、力を持つが故の責任感か。 少なくとも、きっと美琴は今後も誰かを助ける為に力を振るうだろう。 それこそ、インデックスと同じである。 「男子高校生に照れ隠しで10億ボルトブチ撒ける奴に一緒にされてもなぁ」 「張り倒すわよコラァ!」 「ばりあー」 「ちょ、何よそれ!?」 美琴が投げた座布団を、AとTめいたフィールドが防ぐ。 弾かれた座布団が、しかし浮遊し定位置に戻る様は、超能力者の街でありながらファンタジーに満ちていた。 「……ただの学生ではいられない、と」 「というか、学園都市第三位の時点で、ただの学生な訳ないでしょ」 「言ったな」 「!」 悪戯小僧のように嗤いながら、美琴に顔をインデックスは近付ける。 同世代に見える異性に、下手をすれば唇が触れる程近付かれて頬を染めるが、しかし持ち前の負けん気で同じように笑い返す。 「くくく」 それに満足したのか顔を離し、携帯を取り出す。 表示されるのは、何かの同意画面。 インデックスは今や、完全な魔神である。 無論、次元違いの頂点であるが故に慢心すれば格下から打倒される可能性こそあれど、紛れもない魔術世界の最強存在である。 が、その力を振るうには障害が強すぎる。 例えば、そもそもこのインデックスは本体ではない。 完成された魔神とは『無限』という概念そのものである。 世界の許容量を軽く超越し、ただ存在するだけで世界が砕け散ってしまう。 その結果、魔神全体の脳筋化が著しく進んでしまったのだが。 なので今世界の表面に存在するインデックスは、所謂端末と表現される本体の『影』である。 その為インデックスは真なる敵対者と戦う際に、敵を己の領域に誘き寄せる必要があるのだ。 例えば、深淵に潜む大悪魔にして自然分解の天使コロンゾン。 仮にインデックスが正面から戦いを挑み、魔神としての力を存分に振るっても尚敗色が存在する怪物である。 勝つには、策を用意するのは必定である。 故に、インデックスは己の力を隠さねばならない。 自分を脅かす存在を認識させてはいけない。 例えば、魔術の行使が真っ先にこの禁止事項に該当するだろう。 イギリス清教『 必要悪の協会 ネセサリウス 』を有するコロンゾンを油断の中で、確実に殺す為に。 であれば、この学園都市外部に於いてインデックスは一切の魔術を使ってはいけないのだ。 魔力で個人を特定することのできる『 必要悪の協会 ネセサリウス 』に、インデックスが首輪を噛み千切っていることを悟らせてはならない。 使えるのは、他人の魔力で構築された術式を間借りするのが限度だろう。 とても魔神としての全力には程遠い。 例えば、秘密結社 薔薇十字 ローゼンクロイツ。 アレイスターの『 計画 プラン 』の要にして、純粋物理世界の聖守護天使エイワス。 そんな高次存在を従える、 薔薇十字 ローゼンクロイツ の令嬢アンナ・シュプレンゲル。 片や魔神を『セフィロトを登るしか脳がない猿』と評する、理論値であらゆる魔神に対抗できるとアレイスターに目された高次知性体。 片や、そんなエイワスを従える 薔薇十字 ローゼンクロイツ の達人にして、魔神からも脱線した別格。 いずれ敵対するであろうそんな怪物達に、一人で戦いを挑むのは無謀も良い所。 ではどうすればいいか? 「なぁミコっちゃん。 そろそろ一般人以外のポストでも、手に入れてみない?」 「えっ?」 悪戯小僧のような顔で、少年は少女を勧誘する。 もし、学園都市全体がキチンと自浄作用を発揮し、その全ての力を外敵への備えに運用できれば? インデックスは美琴に、サイバトロン軍総司令官が使用した言葉を選んだ。 幸い 権力者 変態クソ野郎 の弱みを、インデックスは握っているのだから。 勝った! 第三巻完ッ!! という訳で、後の伏線を用意しつつ長かった妹達編の終了です。 何でこんなに長くなったん? と言われればアニメ三期がゲフンゲフン、仕事が大変だったとしか言えません。 申し訳ありませんでした。 以前の物をリメイクした理由は、原作考察で妹達関連で面白いものに触発されたのと、単純に設定から逸脱しすぎたというのが理由です。 原作はリスペクトしてこそ二次創作。 それを思い出せたのが本当に良かったです。 という訳で駆け足にも感じた絶対能力進化実験編、リメイク前では戦闘シーンばかり書いてましたが、今回は色んな人にフォーカスしてみました。 魔術が使えないというハンデが発覚。 実は移動などはオティヌスの『骨の船』を多用し、後は探知されない異界である『新天地』以外では、魔神の端末のパラメータを使ったステゴロオンリーだったり(9982号へのルーンは、オティヌスが用意した原初のルーン) もし魔術行使描写あったら即時修正します。 実は集めていた『グレムリン』の後始末をしています。 フレイヤ助けたり、悪党シバいたりと様々。 一応トールやマリアン辺りは今後出番はあるかなぁ? といった具合です。 本編でも描写しましたが、複合聖人というオリジナル聖人に。 本来相反する異なるフォーマットですが、魔神二人居ればイケるやろ、ということに。 片方北欧の大神やし。 自力ではアックアと同等で、加えてチート装備でがちがちに固めたので一方通行を圧倒出来た、という風に描写しました。 彼女は今後も登場させるつもりです。 上条ヒロイン脱退、という禁忌を犯しましたが、友達以上恋人未満という悪友ポジに。 実は「頼り甲斐のある(見た目)同世代の異性」という、上やんとは違う角度からのアプローチだったりします。 彼女には原作では周回遅れだったのを、今作では上やんを追い抜いていければと考えています。 上条ファンにならず、その分妹達への偶像化が加速した模様。 一方通行への感情はかなり複雑。 なので妹達も一方通行への好感度は様々。 その中で一番彼への憐憫が大きいのが打ち止めだったり。 インデックスには一応感謝はしてるけど何かムカつく、というオリジナルと似通った感情を抱いている。 妹達は好感度高め。 絶賛放送中の超電磁砲アニメ三期にひたすら影響を受けました。 やっぱり、キチンとした尺と演出用意すればとあるは面白いんやなって。 次に登場するのはいつになるのか、それぐらいぶっ飛んだ設定にしました。 という訳で、次の更新は間をあける予定です。 今作に一応区切りを着けられたのと、自分の投稿している別作品を同様に区切りが着くまで集中したい、というのが理由です。 なのでその作品は兎も角、この作品で再会するのはもう暫く先となります。 申し訳ありません。 誤字脱字があれば随時修正します。 感想、誤字指摘ありがとうございます。

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一方通行(アクセラレータ)の能力や強さは?上条当麻とどちらが強い?

一方通行 プラチナの翼

「悪りィが、こっから先は一方通行だ」 曖昧さ回避• イギリス英語でのアクセルペダルの別称。 ハードウェアアクセラレーションの総称。 Gred AntiVirus アクセラレータ - アンチウイルスソフトウェアのひとつ。 一方通行(アクセラレータ) - ライトノベル『』の登場人物。 本項では4について記述する。 概要 CV: 『』の主人公の一人。 スピンオフ『』では単独主人公に起用されている。 に7人しか存在しない超能力者()の第一位に君臨する最強の能力者。 常人を遥かに超えた演算能力を持っていたが後に…。 因みに一方通行(アクセラレータ)は能力名であり、 本名は今のところ不明。 (本人曰く「どこにでもありふれた名前」とのこと。 苗字は2文字、名前は3文字らしい。 )去鳴曰く、意外と可愛らしい名前、らしい。 とのコラボ外伝『』では、使い。 容姿 とを持った中性的なの見た目。 原作の小説では整った顔立ちと評価されている。 なお作中では基本的に男性として扱われCVも男性だが、実は名前だけでなく、性別もはっきりとは明言されていない。 能力 強度 レベル 超能力者 レベル5 能力名 一方通行 アクセラレータ 解説 触れた 向き を変換する能力。 身体の周囲をわずかな保護膜のようなものが覆っており、これに触れることで発動する。 運動量・熱量・電気量etcといったもののベクトルを触れただけで感知・変換する。 普段は「」に設定されており、自身に触れたあらゆる攻撃を反射する。 低周波や放射線など五感で認識できないものも知覚・変換できる。 物理法則に従って有害と無害のフィルタを無意識に構築し、生活に必要なもの(必要最低限の酸素や重力など)は「受け入れるベクトル」と設定して、「それ以外の全てのベクトル」を反射するように設定されている。 本人の意思で有害な音なども再設定することで反射可能。 未知のベクトルであっても「それ以外の全てのベクトル」と認識して反射可能だが、「受け入れるベクトル」に偽装したベクトル(変質した光や風など)は反射不可能。 これを反射するには「変質した物理法則」を認識・演算した上で、「それを排除するフィルタ」を組み直す必要がある。 魔術的な攻撃に対しても反応するが、理論が違う為に正常な変換は行われず、一方通行自身にとっても不可解な現象が起こる。 例えば、水の槍を「反射」しようとした時は、槍は「反射」されず斜め後方に逸れ、七色の光に分解された。 新約22巻リバース時点では一方通行がため、魔術の反射も正常に行えるようになっている。 また、は「放った拳が保護膜に触れた後、反射される直前に引き戻すことで『遠ざかる拳』を内側に反射させる(通称:木原神拳)」で一方通行を殴っている。 保護膜に触れてから「反射」が発動するまでに若干のタイムラグがあるらしい。 酸素濃度が低下すれば酸欠になるが、風の操作や足下のベクトル変換による移動が行えれば、さほど致命的ではない。 身体能力は低下するが。 ただし一瞬で無酸素状態になった場合、呼吸器内の酸素を制御出来なければその瞬間失神する可能性もある。 ベクトル変換の能力は圧倒的な防御性だけに留まらず、攻撃手段としても凄まじい威力を発揮する。 小石を蹴り衝撃を一点集中させて砲弾のようにする、無反動で凄まじい威力のパンチ・キックが放てるといった小技から、 精緻な計算により風を操りプラズマを生み出す、地球の自転エネルギーを奪いコンクリートを撃ち出す、戦略兵器に耐えうるレベルのシェルターに乗用車を投げつけて粉砕するといった壊滅的な損害を生み出す攻撃も可能である。 移動手段に応用することも可能で、地面を蹴って高速移動したり、背中に竜巻を生み出して飛行することもできる。 本気を出せば時速数百キロでの移動が可能。 能力の本質 旧約22巻では、 ベクトルを操る能力は単なる付加価値に過ぎないとまで言い切られている。 能力の本質とでも言うべき力は更に別にあった。 それは「 自身が観測した現象から逆算し、限りなく本物に近い推論を導き出す事」。 彼が自ら粒子加速器(アクセラレイター)の名を冠したのは、自身の能力の核たる部分に本能的に気付いていた為であった。 また、下記の翼に代表されるように彼の演算はプランの重要なファクターに影響を及ぼしている。 曰く、一方通行の能力はが五〇年以上もかけてようやく発現させる事に成功した力であるらしい。 能力、戦闘方法の変遷 打ち止めを守るために負った脳の損傷により、チョーカーや首輪のような形 厳密には少し違う の演算補助デバイスが必需品となった。 日常生活は杖が必要である以外は問題無く送れるが、能力の使用時間は15分から30分程度に制限された。 能力そのものも大きく減衰したようだが、復活以降も地球の自転エネルギーすら操る凄まじい破壊力と精緻さを振るっている上、AIM拡散力場との繋がりも得たため、変わらず一位の座に君臨し続けている。 失われた能力の分をカバーするため、猟犬部隊との戦闘以降は銃器を用いたり、その知能の高さを活かした頭脳戦も多く行うようになった。 また己の能力に対する慢心もなくなり、敵を倒すことを目的としたより効率的な戦い方をするようになった。 また、ロシアで打ち止めを救うために魔術的な歌唱を行った際、自力で魔術側の領域へ片足を突っ込んだらしく、学園都市の人の移動パターンから力の流れを観測するといったことも出来る。 ただし彼自身は超能力者であるため体には大きな負荷がかかる。 一方通行が窮地に陥ったり、完全にキレたりすると発現できる能力。 詳しくは「」を参照。 いわば中盤以降の切り札・奥の手的な力。 この状態では全てを無差別に攻撃しかねない破壊衝動に支配される。 によればAIM拡散力場のベクトルを操作しているらしいが、演算不可の状況でもこの翼は発動できるらしい。 には「」という理由から、まるで歯が立たなかった。 この法則の上下関係は現実のが主張していた「 」の概念が元となっている。 いわく、• 十字教 キリスト教 支配下の時代が「 オシリスの時代」。 十字教の支配が崩壊し、人類が真なる目覚めを果たす 神となる 「 ホルスの時代」。 現時点ではクロウリーの主張する次 ホルス の時代 アイオーン には届いておらず、一方通行が組み込まれているプランの到着点がそのホルスの時代を見据えている事からも、不完全な力だった可能性もあるが…? のちに打ち止めを救った後に心境の変化から翼の色が白になり、頭上に輪が出現してしまいのことをバカに出来なくなった。。 新約6巻において、打ち止めがによって捕食されたと思い込んだ際、完全な絶望と怒りにより新たな力に目覚めかけるシーンがあった。 すんでの所で打ち止めが阻止したが、その翼は 黒でも白でもない非常にグロテスクな力であったようで、翼の色や性質は一方通行の心理状態に左右されていることが分かる。 そして新約22巻にてさらに… 下記。 樹自体はミサカネットワークが母体になっており、と対話して認められたクリファパズルが、主の一方通行を支える為に定義したものである。 さらに〈人造の樹〉の〈深淵〉を越えたことで、に匹敵する「 透き通るような青ざめたプラチナの翼」を発現させた。 強さ的にも人間的にも、此処まで成長した彼を見る事ができたのは感慨深い。 特に妹達関連ではめっぽうに弱く、たとえ彼女の形をした何かが襲ってこようと彼女達に危害を与えることは出来ない。 その傾向を利用したのが番外個体を生み出した誰かや初代復活垣根提督だったりする。 全体的に荒れた印象で人を殺す事に躊躇いを感じないが、最近では無闇に人を殺す事はなく、戦闘に巻き込まれた一般人を守りながら戦うといった姿勢も見せている。 嗜好で明確なのは、への拘り。 それも一つの銘柄を気に入ると延々と同じを何本も買っては飲み干すのを飽きるまで繰り返すという飲みかたである。 食事ではを好むらしい。 辛口に缶コーヒーという栄養バランスの悪い昼食を結標に呆れられたが、「好きなものだけ食って死ぬってのは幸せじゃねェの?」と平然としていた。 人間関係 当初は誰とも群れない一匹狼であったが、打ち止めとの交流を皮切りに様々な人間・組織と関わるようになる。 (,) 彼にとっての「光の世界の象徴」にして最も大切な存在となる。 最優先で守るべき相手であり、彼女を守る際には前述の善悪の価値観もかなぐり捨てて障害となる物を全て排除しようと行動する。 () 一方通行にとって上条の存在は永らく血生臭い場所にいた自分と違い「平穏な日常と過酷な戦場を頻繁に往来し、かつ両立させている」理想のヒーロー像であり、目標でもあった。 しかし新約6巻における事件の経験から、上条への盲目的な憧憬から脱却し、自身にしか行えない役割を担うことを決意する。 その後新約10巻などでは上条を守るために彼なりに行動を起こしたりなど、一方通行の中での上条に対する接し方にも変化が表れている。 (タグ未定) 契約しているコロンゾン製の悪魔。 クリファは一方通行をご主人様と呼び、忠誠を誓っている。 彼女の協力を得て一方通行はを乗り越え、さらなる飛躍を遂げた。 一方通行、、、()の4人からなる暗部組織。 リーダーは土御門。 「0930」事件をきっかけに、打ち止めを守るべく学園都市暗部組織「」のメンバーに身をやつし、学園都市の裏側で活動。 土御門達と学園都市上層部への反抗を誓った。 しかし、戦にて一時壊滅している。 その後彼と合流はしていないが、一方通行によって暗部が解体されたため、土御門達も各々の大切な人物と共に過ごしているようだ。 経歴 幼少期 幼い頃はごく普通の少年であったが、その才能ゆえに周囲の子供たちに疎まれ、自己防衛のつもりの行為で多くの被害を生み出していた。 その後、突出した素質に目を付けた側により彼は様々な研究所を転々とすることとなった。 多くの研究所は表沙汰にできないようなおぞましい実験を行っているところばかりであったが、その研究者たちですら彼の研究価値以上に彼を恐れ、別の研究所に引き渡したらしい。 そういった経験により彼は次第に心を閉ざし、凶暴性を増していった。 初登場時~打ち止めとの出会い 初登場はシリーズ第3巻で、同じくレベル5で第三位のの量産「()」2万人を殺害し、神の域()に到達することを目的とした、「絶対能力進化(レベル6シフト)実験」に参加。 登場時点ですでに1万人以上の妹達を殺害しており、クローンのオリジナルである美琴の嘆きに応えた主人公・と敵対。 その超能力によって当麻を圧倒するも、最後は能力に依存していた為、アンチ能力を有する当麻の肉弾戦によってされた。 その後、第5巻ではピンピンした姿で再登場するも、の上条に負けたことで世間的に最強の称号を返上され、シフト計画からも外されていた。 そんな時に妹達の司令塔である20001体目のクローン「」と偶然出会い、いやいやながらも保護。 によって一方通行に殺された1万人のクローンたちと記憶を共有しているにも関わらず、恐れるどころか感謝され積極的にスキンシップをはかってくる打ち止めに、戸惑いつつも受け入れる。 そして一方通行サイドの事件によって科学者・に誘拐された打ち止めを命がけで救出する。 彼女の脳には天井によって妹達を暴走させるウイルスが仕込まれており、もはや止める手立ては無いと思われた。 が、一方通行が彼女の脳の電気信号を操り人格データを修正、辛くも食い止めることに成功した。 しかしその際に天井の銃弾によって脳に傷を受け、演算能力と超能力、さらには歩行機能や言語能力を失う重症を負ってしまう。 後に、打ち止めと妹達の補助、が開発した演算補助デバイスによって限定的にこれらの能力を取り戻すことになる。 その後は、禁書本編における主人公の一人としてのスタンスが確立され、打ち止めを守るために多くの勢力と戦い続けることとなった。 の際に打ち止めをさらわれ、率いると交戦、辛くも勝利するも、打ち止めを始めとする妹達を守るためにの(後述)に所属することとなった。 その際に 光の世界に戻れなくなろうとも、闇の世界から彼女たちを守り続けるという悲壮な決意を固める。 しかし、戦闘中に感情が昂ると凶暴な言動や残虐な戦い方をしたり、敵を痛めつける際に快楽を感じるような危うい面も見せる。 新約以降はこのような面はほぼなりを潜めた。 所属時~第三次世界大戦 暗部ではの汚れ仕事を請け負い、無慈悲な世界で戦いを繰り返していた。 暗部での大規模な内部抗争の際には暗部組織・ブロックと対立し、これを撃破することに成功した。 またのリーダー、学園都市第二位とも交戦し、激闘の末に完膚なきまでに叩きのめした。 その後、グループのメンバーと共に上層部へと反旗を翻し、その企みを暴くために核心となる存在である『ドラゴン』へと迫った。 その結果『ドラゴン』=と遭遇するも、その理解不能な力の前に為す術もなく敗れ去る。 またエイワスの顕現により再び打ち止めに危険な負荷がかかっていることが発覚、エイワスの助言に従い、打ち止めを救う手がかりを探すべく第三次世界大戦真っ只中のロシアへと向かう。 ロシアの大地では、最悪の追手である、因縁の相手である上条当麻、降って湧いた災厄であるなどと激戦を繰り返すことになった。 その後、打ち止めを救う手がかりである羊皮紙の解析に成功し、体の負荷の限界を越えながらも、その歌唱データを完全に歌い上げ、彼女を救うことに成功した。 その際の精神の変調によって顕現したの力によって、ユーラシア大陸を呑み込むほどの自然現象であるテレズマの投下を真っ向から相殺、世界を守った。 第三次世界大戦後、学園都市との取引により暗部を解体させた。 その後は打ち止めと、仲間(?)となった番外個体を連れての家へと戻る。 新約シリーズ 新約1~10 彼の元に平穏は訪れず、新たな暗部勢力である『新入生』との抗争や、大戦後に現れた勢力『』による世界を巡る戦いへと身を投じることとなる。 後に現れた、復活しヒトの域を超えた垣根帝督との戦いの際には、その無限の創造性と、妹達の記憶を利用した戦術の前に圧倒された。 一度はとどめを刺されかけるも、の助力と言葉によって決意を固め、自らの能力によって自壊しかけた垣根帝督を撃破した。 垣根との二度目の戦いにより、一方通行は再び自身の罪と向き合い、自らの立ち位置を確認することとなった。 その戦いの後に彼に接触を試みてきた 『』の言葉に、彼はどう応えるのだろうか。 が創り変えた数千億以上もの世界の一つで、妹達を殺害しなかった彼が登場する。 この世界の彼は美琴ともある程度打ち解けている様子。 『元の世界』では上条がオティヌスを助ける為に北欧を奔走していたところ、最初の敵として白翼を携え上条の前に立ち塞がった。 結果だけ見れば敗戦だが上条のために加減していたらしく、直後に『総体』から「ちょっとは成長した」とお墨付きを貰っている。 新約11~20 その後は上里編の影響か『』が始まった影響かは不明だが暫く出番が少なかった。 新約19巻で久々に本筋に関わる事に。 今回は浜面とA. フランキスカが着た「プロセッサスーツ」を破壊するために動いていた。 途中で黒猫の魔女ことと出会う。 ミナと戦闘になったが彼女には反射が上手く働かず、普通に殴られてしまう。 ミナが演算装置である事が理由らしい。 あと彼女が『』系魔術師の再現人格でトートタロットいう名の魔道書の原典である事も絡んでいるのかもしれない。 ミナの探検に付き合ったりに操られたを上条のもとに吹き飛ばしたりしている内に、遂に 美少女化した と接触。 アレイスターと「交渉」し、その場に居た上条や浜面と共に大悪魔コロンゾンの本拠地イギリスへ赴くことになる。 イギリスでは上条、アレイスター、、インデックス、、浜面、滝壺と行動。 …するはずだったが、まず浜面サイドが最初にはぐれ、次に 作戦の為に 上条がアレイスターに突き落とされ、オティヌスとインデックスと府蘭が上条の後を追い、アレイスターと一方通行のクール系ギスギス空間が完成。 とアレイスターの戦闘を見て「やたら右手にこだわるな」「ただの憧れさ。 君はどうかね?」等という会話があった。 2人とも憧れてるんです。 この他にもアレイスター達の影で胸糞悪い悪人様を流星のように1000m以上吹き飛ばしたりしていた 生きてるらしいが。 その巻では結局、何かを隠してるは信用ならないという結論に至ったらしく、秘密裏に自力復元したと仮契約する。 しかし直後、復活した「」ほか数十人もの伝説的魔術師を前にして、上条と共にアレイスターをかばう。 「「アレイスターは一人ぼっちじゃない。 やつの成果物は此処にいる」」 新約21巻 やと共にメイザース達『』と戦闘。 裏でを使いっ走りや魔術アドバイザーとして馬車馬のように働かせていた。 ちなみにシリアス展開の合間に、一方と上条ととアレイスターによるギャグ空間が展開されていた。 どんどん知識を吸収していく一方通行に対し、上条は内心焦り、特に知識もないのに得意げに知識を披露したり、割と仲いいですね。 アレイスター達と一旦別れた後、独自に大型トラックを確保しとスコットランド方面へ向かう。 道中が消滅の危機を迎えるが、魔術素人のはずの彼があのメイザースさえやろうともしない、思いつかなかった方法をその力で導き出し、彼女を救った。 新約22巻 - 人造の樹 クロノオト 新約22巻では急造の従者 と共に「世界」を救うことになる。 が悪魔との戦闘で粉砕された直後、エディンバラ城でコロンゾンと戦闘。 その後コロンゾンによる世界の自然分解の儀式「モ・アサイアの儀」を喰い止める為にクリファパズルと2人で行動していた際、〈〉と2度戦闘を行っている。 1度目はを救うためコロンゾンに付き従ったとの戦闘。 その際に介入を受けて強制的に撤退させられた挙げ句、直後にクリファパズルを半強制的に暴走させられ敗北。 足を引っ張った事で泣き崩れるクリファパズルを諌め、再び立ち上がり、決意を新たに行動を再開する。 2度目の戦闘は騒乱の終局、クイーンブリタニア号の周辺にて行われた。 案の定、ネフテュスに押され始める。 だがの、自分を認めてくれた一方通行の力になりたいという想念が、との〈対話〉を実現させた。 彼女はその対話で自身の真の性質を自覚し、総体から一方通行を託された。 一方通行とクリファパズルは生命の樹 セフィロト とも邪悪の樹 クリフォト とも異なる新たな 第三の樹であるの図面・法則を世界に埋め込んだ。 そしてクリファパズルから流れ込んできた叡智の力が、一方通行に〈クロノオト〉の〈〉を乗り越えさせた。 この瞬間、一方通行は魔術師で言うに到達している。 結局、ネフテュスとの戦闘は痛み分けに終わった。 その後に新たな樹の図面を世界に埋め込み、その時の外圧でコロンゾンが肉の器から切り離された事で、やを助ける事となる。 この巻のMVPは、間違いなく一方通行もしくはクリファパズル545だった。 新・統括理事長の誕生 騒動収束後のNT22ラストで彼はを看取った。 そしてクロウリーから最期に自身を超えた事を認められ、のことを聞いた後、 の全権限、つまり統括理事長の座を譲渡・委任された。 続刊となるNTR22で、最後に彼は学園都市の闇に向けてこう宣言したのである。 能力者をモルモットと呼んで 決して晴れない暗闇に多くの罪を隠している者にとっては、死刑宣告に等しい挨拶を 「それじゃ注目、学園都市統括理事長の一方通行 アクセラレータ です。 それは学園都市の暗部を一掃し、罪刑法定主義を徹底する事と生存している妹達の社会的保護を目的とした計画だった。 理事長である一方通行自身が処罰対象となり、誰であろうと例外はないと示す事で暗部が無くても社会が正しく回る事を知らしめる。 さらにバッシングを一方通行に集中させ世間の目を妹達から逸らす狙いもあった。 罪状を考慮すると終身刑は免れないが、理事長の地位は継続する為一方通行自身は檻の外から出る気は皆無である(ポジション的にはキャーリサやアックアに近い)。 当然それを快く思わない勢力もおり交渉材料として打ち止めが狙われたが、一方通行は学園都市の正しい仕組みが打ち止めを助ける事を信じ、待ち続けた。 一方通行が主人公の外伝。 (作画:山路新)が電撃大王2014年2月号より連載開始した。 打ち止めを救って重傷を負った事件の直後、入院していた時期の活躍を描く。 単行本としては電撃コミックスNEXT刊。 こちらも要チェック。 関連イラスト 関連タグ 個別タグ 関連人物 カップリングタグ 正式名称・表記揺れ・誤記 その他• (家庭用にサポートキャラとして登場後アーケード版にも登場。 発動後に打ち止めが登場し打ち止めに攻撃が当たることによってアクセラレータが攻撃するカウンタータイプのサポート)• (での搭乗機)• …における中の人つながり。 キャラとしても 狂暴、口が悪い、白いカラーリング、そっくりな顔立ち、ツンデレと、とにかく共通点だらけなお方。 さらにアニメ版はとあるシリーズと 制作会社が同じであり、彼がメインのの も同じである。 一言で表すなら、 一方通行をひと回り大きくしてケモミミと尻尾をつけた結果の産物である。 関連記事 親記事.

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