『こねる』『発酵』の独立機能を使って一次発酵。 ここまではホームベーカリーにおまかせしています。 終わったらパンケースから生地を取り出して成形。 あとはオーブンで焼けばOKです。 イーストの自動投入はないので、私はいつも最初からいれてます。 材料が安くても美味しいパンが焼ける ベーカリーショップをめぐるのが大好き。 美味しそうなパンを発見したら買わずにはいられません。 お気に入りのベーカリーショップで新作のパンがでる度に買っては味見しています。 美味しかったら試しに家で作ってみるのが好きです。 材料は普通のスーパーで売ってる安いもので十分。 焼きたては格別だし、冷めてもそれなりに美味しく食べれます。 でも、やっぱり 専用の材料で作ったほうが食感や香りが違うのは確か。 だけど、特にこれといった材料のこだわりがない私は、いつも安いものを買って適当に使って作っています。 あ、 イーストだけは専用のものを使っています。 何も入れない場合は、そのままほうっておいても大丈夫にゃ。 猫太 焼き色がつきにくい ホームベーカリーの蓋に窓があって、 そこから 内部の工程が見れます。 その様子が面白いのか、しょっちゅう息子が窓から覗きこんでは喜んでいます。 でも、この窓のせいなのかどうかはわかりませんが、 食パンのてっぺんにあまり焼き色がつかないんですよね。 焼き色は「うすい」「ふつう」「こい」から選択できます。 「こい」を選んでるんだけど、一斤だから焼き色がつきにくいのかな? 二斤で作るほうが高さがあるぶん焼き色がつきやすいとか? 焼き色はさておき『食パン』と『早焼きパン』で作った食パンは、当然のことながら出来あがり具合に差がありました。 【食パン】• 所要時間は約2時間53分。 高さのない丸みがあるカンパーニュみたいで、ふんわり感はなくコロンとしています• 香ばしく焼き上がるので、トーストにしてバターやジャムを塗ったりホットサンドにして食べると美味しい。 どちらのメニューにするかはその日の予定や気分で選んでますが、一応、私の中で食べ分けてます。 全粒粉やライ麦粉入りの食パンをよく焼きますが 、専用のメニューボタンを使ったことがありません。 私としては『食パン』と『早焼きパン』の機能で美味しい食パンが作れるので大満足しています。 食パンを取り出すコツ 焼き上がったパンは パンケースを斜めにして上下に軽く振るとスポンと出てきます。 パン羽根がパンにめりこんだまま焼き上がることもありますが、めりこまないこともあります。 なんにせよ 故障じゃないので安心してくださいね。 パンの内部にめりこんでるパン羽根は、付属している羽取り棒などを使って取り出せばOK。 パンケースについてるハンドルはちゃんと倒しておいてくださいね。 じゃないと、 取り出す時にパンの頭がつぶれてしまいますよ。 大きな操作音 『シロカのホームベーカリー SHB612』には、 電源ボタンというものが存在しません。 コードをコンセントに差し込んだら『ピー』という大きな音がなります。 これで電源はOK。 メニューを選択してスタートボタンを押すと『ピー』という大きな音とともにホームベーカリーが動き始めます。 どのメニューも工程が終わったら『ピーピーピー』という大きな音で終了を知らせてくれます。 操作音はどれも同じ『ピー』という大きな音。 何度もしつこいくらい「大きな音」を連呼してますが、本当に音が大きい(笑)。 音量を調整する機能はついてないんですよね。 でも マナーモード機能ならありますよ。 欠点は工程が終わっても音がならないこと。 他の用事をしているとうっかり忘れてしまうこともたまにあります。 食パンを焼いているのを忘れて、慌てて取り出したときには 水蒸気でパンがビチャビチャになっていたなんてことも(笑)。 これはマナーモードが原因じゃなくて自分のせいですが、要注意です。 ホームベーカリーは買って正解!! 我が家のホームベーカリーはまだまだ現役。 これを購入してから、パンを焼く頻度が前よりもうんと増えました。 年間で食パン100回・成形パン50回くらいは焼き続けていますが壊れずに頑張ってくれています。 一日に二回、使うこともあります。 一回目はパン生地を作って成形してる間に、二回目は食パンを作るみたいな。 その日はフルに働かされてるので、ホームベーカリーもオーブンも休む暇がありませんね。 バターをオリーブオイルに変えたり、 砂糖を黒砂糖にしてみたり、 強力粉を全粒粉にするなど、アレンジはいろいろ。 アレルギーでも安心 今は卵アレルギーや小麦アレルギーなど、いろんなアレルギーで悩んでる人が多いですよね。 そうなると市販のパンってなかなか食べられないと思います。 でも 手作りすればアレルギーをもっていても食べられるパンができます。 小麦粉をふすま粉や大豆粉に変えたり、卵を使用しなければ大丈夫。 私にも小麦アレルギーでパンが食べれない友達がいますが、 大豆粉とアーモンドプードルで作ったパンをプレゼントしたら喜んでもらえました。 私はまだ使ったことないんだけど、 『米粉パン(グルテンなし)』のメニューもあるので、使ってみるといいかも。 焼きたてパンが食べられる ベーカリーショップに劣らないといえば大げさかもしれませんが、 本当に焼きたてのパンは格別です!! 食パンでも成形パンでも作り出してから食べるのに時間かかりますが、 待ったかいがあったってくらい美味しいパンが焼き上がります。 「ママすごい!!」というこどもからの言葉と尊敬のまなざしを浴びて、私のパン作りにかけるエネルギーがチャージされます(笑)。 最近は 夜寝る前に材料をセットして、朝起きる頃に焼きあがるようにタイマーをかけるのが日課。 焼き立てパン最高!! 猫太 ホームベーカリーのここが不満!! いつも美味しいパン作りに協力してくれてる シロカのホームベーカリーSHB612。 コスパもいいし非常に使いやすいしで重宝してるんですよ。 あなたのいない生活なんて考えられないくらいです。 でも、 「ここがこうだったらもっと使いやすいのにな~」 ということがあったので、いくつか不満点をあげてみました。 パン羽根が埋まる パンケースの底に取り付けるパン羽根が食パンに埋まってしまう。 これは他のメーカーでもそうなのか、それともこのホームベーカリーだけなのかわかりませんが、これが不満なんです。 簡単にパン羽を引きぬくことはできるけど、 焼き上がったパンに穴があくのはイヤ~。 キレイに焼けた食パンならなおさらです。 食パンの内部にはパン羽根の深い凹みができていて、 パンをカットするとボロボロになることもあります。 成形パンなら生地を作って取り出した時にパン羽根がめりこんでてもダメージはないんですけどね。 選択ボタン 使いたいメニューを選ぶ時に、 同じボタンを何度も押し続けて選択するのはちょっと面倒かな。 私の使い方だったら押し続けたとしても8回くらいなんだけど、 たまーに間違えて多く押しちゃうことがあるんです。 そうなると全19メニューもあるから、 ずっと押し続けてひとまわりしなくちゃいけないんですよね。 なので、『もどる』メニューボタンがあったらより便利だなーと思いました。 あと操作音が大きいので、音量を調整できる機能があったらグー。 静音性に欠ける 動作音が結構大きいです。 朝、焼き立てのパンを食べたいがためにタイマーをセットすると、夜中もしくは明け方に叩き起こされます。 タイマーをセットするなら、 寝室から離れた場所で使うのがオススメ。 シロカの現行機種 『シロカのホームベーカリーSHB612』を購入してから早三年。 今、シロカからどんなホームベーカリーが出回っているのか、ちょっと見てみたいと思います。 新機種の詳しい記事はこちらにもあるのでチェックしてくださいね! おわりに 初心者さんには機能が多いホームベーカリーはオススメしません。 私はあまりメニューに関しての付加機能は必要ないと思っていますし、なんなら他社メーカーのイースト自動投入さえいらないんじゃないかと思っています。 そんなの、はじめからいれればいいじゃんみたいな(笑)。 初めはシンプルなもので十分だと思いますよ。 そういう意味を兼ねると、 シロカのホームベーカリーはコスパが良く使い方もシンプルなので、ホームベーカリーデビューにはオススメ。 私がシロカのホームベーカリーを使い続けているうえでの結論としては、 買って良かった!!です。 パンが好きで、食べるのが好きで、家族の笑顔が見たいなら、 買うべし!!です。 ホームベーカリーを使いこなして、パン生活を楽しんでくださいね。
次のみなさんは、ご自宅でパンを作るとき、『ホームベーカリー(以下HB)』を使っていますか?「私は」と言うと、かなり使っています。 というより、パンは必ずHBで作っています。 理由は簡単。 焼き上がりのパンがとても美味しいからです。 そしてパンが焼ける香りが堪らなく好きだからです。 あと安上がりでもあります。 その上、膨張剤などの化学物質は入っていません。 今回、1)価格の違いは何によっているのか、2)出来上がったパンはどの位味が違うのか、3)味と価格以外に、チェックすべきポイントを中心に、現在販売されているHB 4機種を紐解いてみましょう。 HBの購入、使い方のヒントになればと思います。 「捏ねる」「発酵(保温)」「焼く」です。 それぞれの機能が単独でも使えますので、HBはかなりの食品に応用が可能です。 発酵だけさせて、納豆を作ることも可能です。 ただ、パンに納豆の臭いがついてはたまりません。 それらを考えて、メーカーが決めているのが、メニューです。 HBで一番大切な部分でもあります。 「食パン」「ごはんパン」「フランスパン風」「熟成パン」「全粒粉パン」「天然酵母パン」「ピザ生地」「うどん」などいろいろなパンができます。 欧米のパンが全部出来るように一見見えますが、この「HBのメニュー」に用意されているパンは、全て日本人の口に合うようにアレンジされたものです。 まず基本中の基本である「食パン」。 日本で独自進化を遂げたパンと言っても過言ではなく、テレビなどでよく使われる表現「外はパリっと中はふわっ」とが基本です。 「ごはんパン」は小麦の一部を、残りご飯で代用したパン。 日本人の主食であるご飯、捨てることはできませんからね、もったいない精神でパンにしてしまいました。 食感は米に似てモチモチしています。 「フランスパン風」は、いわゆる「バゲット」に近いレシピ。 外はパリパリ、中はもっちりとなります。 噛み応えも強くなります。 こちらは海外で通常食べているパンに近くなります。 そして「熟成パン」と「パン・ド・ミ」。 低温熟成させたパンとなります。 熟成期間で味が深みを増す赤ワインのように、小麦の味が深く味わえます。 ここで重要なのは『自分がどの様なパンが好きなのか、食べたいのか』を確認することです。 「食パン」系が好きなのか。 「フランスパン」系が好きなのか?「熟成パン」系が好きなのか?それとも最近名を馳せてきている低糖質を追求した「ブランパン」なのか。 HBを買ったはイイが、自分の好きなパンがメニューに入っていなかったら何のために買ったか分からなくなります。 そしてサブメニューも重要です。 パンのお供「ジャム」「フレッシュバター」。 さらに「ピザ」「うどん」「お餅」。 変わり種では「ヤキイモ」まで。 各メーカー工夫を凝らしています。 ちなみに多くの機種は、本体にメニューが書かれていますので、店頭でもチェック可能です。 とにかく「メニューを確認」する。 HB選びはそこから始まります。 日本の朝食はだんだんパン化されています。 ご飯派よりはるかに多いと言う調査データがあるくらいです。 こうなると朝、焼きたてのパンを食べるのが一番。 「タイマー」は必需品です。 キッチン道具は、使う時だけ出して使うのが基本です。 「取っ手」と「ケーブル収納」。 これらがあると、使わない時、楽に棚置きができます。 置き位置とコンセントまでの距離によっては「ケーブル長さ」が問題になる場合があります。 レシピ本は、マニュアルの一部だったり、独立していたりいろいろなパターンがありますが、個人的には、単独本で、できればカラー刷り、丈夫な紙であることが望ましいです。 1)は、「ヒーター」と「IH」に二分されます。 IHの方がより正確な発酵、焼きができるのですが、ちょっとお金がかかります。 2)もそうですね。 レシピが増えると、その分開発経費がかさみます。 更に、そのためにアダプターを使うことになると、コストも少しずつ高くなります。 「食パン」と言ってもレシピは各メーカー、異なります。 今回は1つのレシピでの差ではなく、各メーカーの食パンレシピを使い、メーカーの味とさせていただきました。 このため、ベーシック機ながら、機能は充実しており、お買い得モデルと言えます。 しかし、パンのレシピに「ごはんパン」「熟成パン」はありません。 また「ケーブル収納」もありません。 サブメニューで特徴的なのは、「フレッシュ・バター」に「フレッシュチーズ」。 食パンとバター、そしてチーズが美味いとなると、シンプルとは言え、かなり嬉しい朝食となります。 使ってみるとシンプルな作りですが、実によくできています。 後入れの材料は、自動ではなく自分で蓋を開けていれることが必要でが、ブザーが鳴り、教えてくれます。 入門機と言える価格のモデルですが、満足度の非常に高いモデルです。 ただ動作音はやや大きめです。 食パンの焼き上がりは4時間。 皮に焼き色をしっかり付けるには、プラス数分掛かります。 今回、普通焼きでは食パンは天面が焦げるまでに至っていませんが、焦げがないからといって焼けてないわけではありません。 味は濃く、ふわふわ&もちもちに加え、さくさく感という歯ごたえがいい気分です。 【プラス1】フレッシュバター 生クリームを撹拌、固形化したバター。 正直、笑ってしまう程、美味しい。 バターも生鮮食料品ですからね。 冷蔵庫に保存しておいても、風味は落ちます。 難点は少々高く付くことです。 しかしHBの美味しいパンと、このフレッシュバター、そして手作りジャム(これもHBで簡単にできます)。 これだけで充実した朝ご飯となります。 お金はないけど、朝食の質を上げたい人にお勧めです。 しかし多くのメーカーが「ごはんパン」ができるようになった今、パナソニックは「パン・ド・ミ」のメニューを前面に押し出しています。 「パン・ド・ミ」のMieは「中身」のこと。 フランスでは「中身を食べるパン」を意味します。 HBの食パンは、日本人好みに外側パリパリの中身はふわふわ。 それに対しはもっちり感が強く、小麦が強く感じられます。 ごはんパンといい、国産小麦といい、餅といい、日本人の、日本人による、日本人のための標準HBと言っていい1台です。 操作もしやすく、レシピさえあればマニュアルを見ないでも全く問題ありません。 動作音は静かな部類。 基本の食パンは、焼き上がりに4時間かかります。 食パンは、焼き色もこんがりですが「膨らみに膨らんだなぁ」という感じです。 食べて見ると、日本人が好きなもちもち感とふわふわ感がきちんと体現されています。 ただし小麦の味はやや薄いようです。 (「パン・ド・ミ」との区分けを狙ったのかも知れません。 )焼いた直後の皮(パンの耳)はお米のお焦げと同じように非常に美味しいです。 それが「パン・ド・ミ」です。 十分発酵させたパンは、ふわふわではなく、みっちり&モチモチです。 パンの目も小さめ、均一であり、味もしっかり。 軽い感じがほとんどなく、お腹溜まりもいい。 食べているとお米で言うおにぎりを食べている感じです。 食パンでは軽すぎる、腹持ちが悪いと感じている人にはお勧めのパンです。 それは焼く時は「大熱量」で、ということです。 電気は一般にガスより火力が弱いがコントロールしやすいと考えられがちです。 しかし、その常識を覆したのが「IH」技術。 コントロールもしやすく、火力も大火力。 あまり認識されていませんが、炒飯、焼きそばなど、大火力が必要とされる中華料理も、簡単に、美味しく作れます。 ちなみにエネルギー量も、都市ガスよりパワフルです。 タイガーは、そのIHを横面に搭載。 しかもパンケースは遠赤土鍋コーティング。 焼きでは他社の追従を許しません。 また微妙な温度コントロールが必要な発酵。 こちらでも有利です。 タイガーの最高ステータス「GRAND X」モデルだけのことはあり、ひと味違うHBです。 またIHを活かし発酵をより正確にする、焼きを短くすることで、他のHBと異なり食パンを3時間30分で焼き上げます。 まず切った時の面を見ると、目も細かく均一。 試食すると、非常に丁寧に焼かれており、ふわふわ、さくさく、もちもち感のバランスが非常にいい。 腕のいい職人さんが焼いたパンという表現が似合います。 焼きたてでも、他のHBより美味しいのが分かりますが、保存のため冷凍。 解凍して食べ比較しますと、他より際立って美味しい。 これはキメ細かく、均一なため、水分保持が上手くできているからだと考えられます。 IHの採用は伊達ではありません。 【プラス1】熟成パン こちらも通常食パンより1時間長く熟成させたパン。 「パン・ド・ミ」と同じです。 パナソニックとの違いですが、タイガーの方がより中身が均一な出来でした。 このため、口当たりがいいです。 冷凍保存後に食べると、より大きな差が出ました。 動作音も大きめ。 水分の多さ、ヒーターの電力消費が少ないため、4時間20分と「食パン」としてはやや時間がかかっています。 ただ、できあがりで、水を多めにした影響などはあまり感じられず、極々普通の食パンでした。 【プラス1】ブランパン 糖質制限ダイエットが盛んな今、非常に注目されているのがブランパンです。 このブランパン、外で買おうとしたら、ローソンを探すのがベター。 このローソンが使っているのが鳥越製粉のブラン。 その鳥越製粉のブランを前提にし、専用のプログラムを入れ込んだのが、このツインバードのHBです。 元々HBですので、前段では食パンとしましたが、買うなら「ブランパンベーカリー」としてでしょうね。 このブランパン、レシピがかなり特殊なため、現時点は、他のメーカーというより、ツインバードのこのモデルでしか作れません。 食パン系のブランパンには、2つのレシピ提案があります。 1つは鳥越製粉のブランミックだけを使ったもの。 あと1つはブランミックスに、卵、砂糖、塩、スキンミルク等を入れたモノです。 やはり美味しいのは後者ですね。 味、風味とも普通のパンとは大幅に違いますので、それに対しての評価をしようとは思いません。 ただできあがったブランパンは、非常に食べやすく仕上がっていることは、付け加えておきます。 また、焼いてすぐに食べられないのは、全部冷凍保存をおすすめします。 そうでないと風味が飛びますし、防腐剤を添加していないので2〜3日でカビることもあります。 オーブントースターは冷凍パンでもモノともしませんから、解凍などは全く必要ありません。 ただ冷凍は1斤まるごとではなく、1枚1枚切って。 焼きたての場合は、パンの中にある水分がある程度出た後で冷凍するのがコツです。 HBに付属していませんが、焼き上がりの予熱、余分な蒸気を取る脚付きの網があると便利です。 最後に夏は室温に気を付けてください。 このため夏は、冷水を使うのがコツ。 必ずマニュアルにどう使えばイイかが書いてあるので、そこは面倒でもマニュアルに目を通してください。 自分に合ったHBの選び方 冒頭にも書きましたが、自分に2つのことを確認してください。 1つめはどんなパンが食べたいのか、2つめはどこに置いて、どの様に使うのかです。 例えば、ブランパンを作りたいと言うと、ツインバードしか選択の余地はありません。 が、先に書いたように、使うときだけ棚から出して使うという方法を想定する人には向いていません。 ここは納得していただかないと厳しいですね。 確かにタイガーで作ったパンは美味しい。 しかしシロカが不味いかと言うと、及ばないもののシロカも十分美味しい。 特に焼きたてでは差が出にくいです。 【著者プロフィール】 多賀一晃 さん 1961年生まれ。 慶應義塾大学大学院理工学部卒。 大手メーカーにて商品開発、企画を担当後独立。 国内はもちろん、世界最大の家電見本市「IFA」等で世界中の家電を取材し、役立つ情報を「生活家電. com」から発信中。 日本経済新聞夕刊の家電製品特集や土曜日別冊「日経プラス1」の「家電ランキング」選者、WEDGE Infinity「家電口論」主筆としても活躍。 生活家電. tom - Fotolia. com おすすめ記事.
次のそんなシロカのホームベーカリーは、現在4機種がラインナップ。 その方たちがシロカを選んだ理由のうち、特筆すべきは「たっぷりサイズ、メニュー充実、リーズナブル」の3つです。 ・食べ盛りの胃袋もOK!2斤サイズのパンが焼ける! 出典: さん 1斤のパンを焼けるタイプのホームベーカリーはたくさんあるのですが、2斤タイプとなると、機種は限られてきます。 シロカのホームベーカリーは、1台で1斤、1. 5斤、2斤のパンが焼けるので、食べ盛りの子どもがいてもパンが足りなくなった!という心配はまず無用。 パン生地などをこねるのに使う場合にも、400gまでのお粉をこねられます。 レシピ通りに材料を入れ、ボタンを押すだけでOK。 中でも「ヨーグルト」や「生キャラメル」、「フレッシュチーズ」などのコースは他メーカーではなかなかお目にかかれません。 ・1万円台で買える、リーズナブルな価格 多くのメーカーでは、イーストや具材の自動投入機能を取り入れていますが、意外と使わないもの。 シロカは基本的な機能だけを充実させ、自動投入機能はバッサリと省いています。 構造がシンプルになったぶん、故障の可能性は低くなり、お掃除するべき部分は減り、そしてお値段もぐっとリーズナブルとメリットはたくさんです。 その特徴や、違いを見てみましょう。 ・2機種の機能はほぼ同じ!充実のスペック 出典: さん SB-111とSHB-122の基本機能は以下の通りです。 本体重量:3. 9kg 消費電力:ヒーター500W/モーター50W メニュー: ・食パン ・フランスパン風 ・米粉パン(グルテン入り) ・こねる ・発酵 ・ピザ生地 ・うどん生地 ・もちつき ・ジャム ・フレッシュバター など17メニュー 機能:最大13時間タイマー どちらも2斤までのパンが焼け、焼き色は好みに合わせて「うすい・ふつう・こい」の3種類から選べます。 また、食パンだけでなく、うどんやお餅、ジャムなども楽しめます。 ・2機種の違いは、マナーモードとレシピブックの有無だけ! 出典: さん また、SHB-122には基本の食パンやアレンジパン、パスタなどのおいしいレシピが60ページにわたってたっぷり紹介された「レシピブック」がついています。 メーカー希望小売価格はどちらの機種も15,000円(税抜)ですが、実売価格は1万円を切っていることも多いです。 基本的な機能や大きさはほぼ同じ。 カラーは2色展開になって、キッチンになじむホワイトとブラウンが選べます。 ・食パン(みみ やわらかめ) ・ライ麦パン ・米粉パン(グルテンなし) ・天然酵母生種おこし ・天然酵母パン生地 ・天然酵母パン ・ケーキ ・ケークサレ ・生キャラメル ・ヨーグルト ・フレッシュチーズ(室温25度以上) ・フレッシュチーズ(室温24度以下) メーカー希望小売価格は23,800円(税抜)ですが、実売価格は1万円台になっていることも。 メーカー希望小売価格が1万円を切り、コスパ最高とたいへん人気の高かった機種ですが、シロカのHPでは販売終了となっています。 ただし、「楽天市場」や「Amazon」などではまだ購入が可能です。 ・シナモンロールのレシピ 出典: さん ホームベーカリーで生地まで作ったあと、成型してオーブンで焼き上げる、シナモンロールのレシピです。 <材料> 強力粉:200g ドライイースト:5g 砂糖:20g 塩:3g スキムミルク:10g バター:20g 全卵:30g 水:105g <作り方> 1.羽根をセットしたパンケースに、材料を順番に入れ、「パン生地」コースを選ぶ。 2.できあがった生地を、打ち粉をふった台の上に取りだし、めん棒で生地を縦横20~25cmぐらいの長方形にのばす。 3.はけでオリーブオイルを塗り、シナモンシュガー(グラニュー糖とシナモンを10:1で混ぜたもの)をふりかける。 好みでレーズンやリンゴの甘煮などをのせる。 4.手前から生地をくるくると巻き、巻き終わりはしっかりと指でつまんでとじる。 5.カットして天板に並べ、2次発発酵させる。 6.照り用の卵を塗り、好みでスライスアーモンドやざらめなどをふりかける。 8.網の上で冷ましたあと、好みで粉糖を水で溶いたアイシングを回しかける。 ・単独機能を使いこなせば、パン作りの幅はもっと広がる! 出典: さん パンとお菓子の教室をされている@chiinomamaさんは、パン作りのときにホームベーカリーの単独機能を活かした、いろいろな使い方をされています。 この温度で、ゆっくりとパン生地を発酵させることもあるそうです。 出典: さん また、ヨーグルトなど冷蔵庫から出したばかりの材料を入れると、温度が十分に上がらず、一次発酵が進まないことがあります。 こんな場合、そのまま自動メニューで焼いていくと、ふわふわ感のないパンになってしまうことが。 @chiinomamaさんは、自動メニューで作っていても、生地の発酵の様子を見て、途中で一度スイッチを切ることもあるそうです。 よもぎ餅やあん餅、大根おろしをたっぷりからめたからみ餅などをいつでも楽しめます。 健康のためにしっかり摂りたいヨーグルトが、ホームベーカリーで作れてしまうなんてうれしいですね。 「こねる」機能を使えば、餃子の皮や肉まんなども手軽に作れます。 シロカのホームベーカリーで、食パンだけではなくいろいろなメニューを楽しんでみてくださいね!.
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