尺上釣り太郎。 梓川水系へ・後編: 渓釣り 四方山話

尺アマゴまでは何マイル?パラダイスを潰すのは自分なのか?

尺上釣り太郎

前編からの続きで。 5人でそれぞれに竿を出すも、皆反応がイマイチ薄い様子。 事前に聞いた話では、ブラウントラウトは底棲の魚。 貪欲な食性で、動くものは何でも食べるらしい。 川は雪シロが入り、しかも気温も低いので、 瀬ではなく、流れの緩い場所が狙い目? そんな事を考えながら、ふと目に付いたのは、 雪シロ濁りの中でも視認出来る、大きな沈み石の幾つか。 食性が貪欲なら・・ こんな時は、緩い瀬の、石陰に隠れてエサを狙うヤツも居るかも? 3つほどの石の隙間を縫うように仕掛けを送ると、 モゾモゾッ! ・・っと、来たぞ。 先と同じアタリだ・・! アワセた瞬間から、いきなり竿がひん曲がる! ぬお?! お・・重い・・!! 竿を絞っても、ヤツは慌てる様子なく、お構いなしに泳いでいる。 これは・・ちょっとデカイかもだぞ? 雪シロ濁りのせいで、姿が見えない。 徐々に沖へと出ようとする魚。 止めなければやられる。 竿のパワーを信じて力勝負! するとようやく、こちらの竿操作に逆らって、ヤツは首振りを始めた。 ガツガツガツッッ! 手に伝わる振動は、これまた未体験の感触。 なんて力強さだコイツ。 尺上のアマゴやイワナの比ではない。 竿のテンションを嫌がって抵抗を受ける度、イトが鳴る。 切れるか、外れるか。 そうなれば、ヤツの勝ちだ。 だが、こちらもそれなりの装備で挑んでいる。 げげ・・でけぇ・・! 2度・3度、空気を吸わせて、いざやタモ入れ・・ いや、まずいぞ、入り切らないのじゃないか?? 私のタモ枠は30センチ。 しかし、コヤツのサイズは・・ ええぃ! こうなりゃ何とか入れてやる! 最後がチト慌しかったが・・(汗)。 勝負アリだ。 後ろで一部始終を見ていた toyasaさんが、拍手していた(笑)。 記念撮影しろと言われるので、私には珍しい、こんな写真が。 腕と言うよりは、道具の性能に釣って貰った・・そんな感じがしなくもない。 皆でこの魚を囲んで、あ~でもない、こ~でもない、 と、魚談義の始まり。 私も複数人で釣りに行く際、かなり楽しみな時間の一部だ。 考え方や楽しみ方は様々でも、「魚釣り」が好きな者同士の会話は、毎回本当に楽しい。 皆の笑顔を見れば、こんな時間が持てた事に感謝、でもある。 胸中はそれぞれだったと想う。 この魚を見て、出てくる言葉は様々。 私はと言えば、少々複雑でもあった。 この魚が、イワナかヤマメかアマゴか、日本の在来魚種であれば、また違うだろう。 素直に喜べないのは、この魚がここまで大きくなるまでに、何をどれだけ食べたのか? そして、この魚が居なかったら、在来のイワナやヤマメはどう育っただろうか? その想いが消せないからだ。 本記事をお読みの方に誤解して欲しくないのだが、 この魚を釣りの対象魚種と見る向きを、私は否定するつもりはない。 そこに棲む魚に罪など有るはずもなく、その魚を釣りたいと想う気持ちは、 「釣り人」ならば持ちえると想う。 実際に私も竿を出し、この魚に出会った次第でもあるし、 その力強さには驚いたのも確かな事。 釣り方の考察がハマった、その手応えもあった。 それでもやはり、この魚との出会いに、 残念なような、言い表せない感覚を覚える自分が居る・・。 この魚には、出会えて有難うと想う。 でもその命は、食卓で戴くとするよ。 私はやはり、イワナやアマゴ、日本の在来魚種が好きだ。 今回の釣りをした事で、そんな感覚をより強く持つ事となった。 そういう意味でも、今回の釣りは有意義だったと思う。 第4幕 フライ・フィッシング 私が釣った場所に、フライのお二人が入られた。 先程まで、私が竿を出していたポイント。 ここでは一匹目のブラウンを仕留めていたのだが、 釣り種の違うお二人は、どんな釣りを展開されるのか? と、思っていたら。 早速竿が曲がる! 駆け寄ってみると、イワナだ。 ・・・? 何で?? 私はそれなりに粘って攻めたのだけども。。 その時は、イワナの魚信は皆無だった。 私・「お見事ですね~。 どうやってんですか?」 M氏・「コレはラインがカクカクで、遣り方はシカジカで・・」 私・「ふむふむ・・では、後ろで見させて頂きますので、もう一回狙っていただけます?」 そのキャストの後。 一発で竿が曲がり、その先にはイワナが。 私も言葉だけは知っているが、初めて見た。 何と言うのか、「鮮やか」だ。 色々聞くと、 1 水温・気温が低く、低層の魚は浮いて来ない。 2 深場に沈んだ魚を引き出すには、沈下速度の速いライン、小魚を模したフライが合う 3 流速の変化を見て、誘い出すアクションをなんちゃら? どうも私では理解し兼ねる話も多いのだけども、 先程まで反応の無かった魚が、次々と出てくるのは確か。 「腕達者」な方々とは、前もって聞いていたのだけども、 目の前で見せられると、ただただ唸るばかりの私。 「フライやってみたら?」 「いえ、私はエサ釣りも中途半端な修行中の身ですので・・汗」 ルアーなんかとはまた全然違う、フライの釣りに感嘆。 これはこれは、良い勉強機会と成ったモンだ・・。。 最終幕 実に濃密な一日だった。 ご同行戴いた皆様には、感謝するばかり。 楽しく、そして奥深い勉強が出来たと想う。 私は家庭の事情で、早々と戦線離脱?と相成ったが、 その後も皆様は釣りを続け、さらにその後は釣り談義に花を咲かせておられたそうだ。 皆さん、今回は有難うございました! またの機会を楽しみにしております!! さて。 家路に着き、クーラーボックスの中には、大きなブラウントラウトが。 塩焼きでは水っぽくて生臭いとか。 前評判は良くないのだが、ヨーロッパでは立派な食用魚。 何とか美味しく調理したい。 以下、もしもブラウンを釣られた方へ。 食べ方の参考になればと思います。 醤油の代わりに、塩胡椒もアリかと。 ニンニクスライスを一緒に炒める、または生のタマネギスライスとマヨネーズを乗せる。 少な目のサラダ油でムニエルにして、タルタルソースを。 紫蘇の葉で包んでも良いかも。 蒲焼風に仕上げて、山椒の葉を刻むとか。 味付け次第で、幾らでもアイディアはありそうだ。 何しろ、こんだけのサイズの魚。

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スナイパー釣法入門

尺上釣り太郎

今年は春から初夏の釣りをお休みしていたので、各所の状況が殆ど分かりません。 例年であれば、春の山菜採りの時期に、渓相の変化とか、年ごとの季節の進行具合を見回るのですがね。 ようやく山渓に復帰でき、自粛期間中に色々と考えていたことを、今後は実戦投入できます。 考えようによっては、現場に行きたくても行けない分、過去データを見返したり等、家でも出来る事に集中する機会だったかもです。 渓魚の体色は、天候により変化が起きます。 雪代期や降雨増水の際には、やや白っぽい個体が増えます。 保護色なんでしょう。 これとは別にして、成長段階で肌色に変化が現れる個体が居ます。 最も顕著なのはシラメ化で、白銀の鱗を纏い、サツキマスに成長する準備をするようです。 このシラメ化した個体にも、どうもタイプが幾つか居るようで。 割とパーマークなどの「柄」を残したままで体表が銀毛するものと、殆どそれがなくなってツルツルの銀毛のものが居ます。 とは言ってもどれもアマゴには違いないですし、釣り方の違いは目下探ってるところです。 この個体は、角度を変えると殆ど全身が白銀に見える個体です。 一枚目の画像と比べて、更に白っぽくて、全体の色合いが薄いです。 この個体にはヒレ先の所謂「ツマグロ」が出ておらず、その色も含めて「シラメ」と呼ぶには違う気がします。 しかし居付きの色の濃いアマゴとも違うのですね。 これは上流部の沢よりは、本流域などの開けた場所の方が出現率が高いです。 角度を変えるとパーマークが見えますが、反射してる角度だとギンギンのサツキマスのような色合いです。 この画像は魚体の下半分が水に浸かっており、その部分は魚の模様がハッキリ見えます。 我ながら上手く特徴が撮影できました。 では、こうした個体差溢れる渓魚を相手にする際、タイプ別に狙い分けが可能なのか。 何かそれぞれの特徴があるのか、と考えてみるのですが、何年やってても、釣るほどに、知るほどに、分からない事が増える気がしています。 同一河川で釣りをしていても特徴を掴むのが難しいのですから、何河川も跨いで釣りをしていると、謎ばかりになります。 私の場合は、ですけども。 何センチの魚が何尾、と言うような釣果の数値も大事なんですが、私はどのタイプがどんな釣り方で、等の、釣りの内容にも強い関心があります。 40センチに数ミリ足りない良型。 こんなのが飛び出すと、やはり嬉しいものです。 出自や育ちを問う意味はあるにしても、ここに「釣り人」としての想いが絡むのですね。 雄の尖った顔付きは格好良いと感じますし、大型の渓魚には希少性と魅力があります。 中々出会えない個体を探すこと、その一部に魚の習性の観察があり、更に釣り方の工夫や経験からくる予測などが加わります。 こうした事柄がハマった、その感覚は何度体験してもたまらなく良いものだと想います。 こうして「出会いの喜び」みたいなものを求めて徘徊してるのですが、そこに到達するには、クリアせねばならない相手が居ます。 その筆頭はコイ科魚種。 水位や水温の変化があった際、釣っていて反応の仕方が変わるのは、渓魚に限らずコイ科魚種にもあります。 このことは私は結構重要だと考えていて、コイ科魚種を嫌がる釣り人の気持ちは分かりますけど、これまた何処でどうやったら釣れたか、もしくは狙っていなくても釣れた場合、それはどんな時だったか、これらの観察も大事にしています。 我ながらマニアックな話です(笑。 ウグイが群れてそうな流れからアマゴが釣れたり、良い感じの瀬からウグイが釣れたり、そんなの頻繁にありますけど、私では完全な狙い分けなんて高度な真似はとても無理なんですよね。 コイ科ばっかり2ケタ釣ってから、やっと本命が出たことなんて幾らでも経験あります。 でもコイ科魚種の産卵時期を知ったり、その際の行動を予測することで、本命の渓魚へのヒントがあるなら、こうした観察もまるで無駄では無いように想える次第です。 もう一種、私にとって外せないのはイワナ。 この魚も私は好きですので、いかに狙って出会うか、これも私の渓流釣りでは大事なタイトルの一つです。 アマゴの個体観察だけでも手に余るほどなのに、イワナもコイ科も相手にするとなると、これはもう大変。 どこまで行っても明確な答えがある訳でもない気がしつつ、でも追い掛ける楽しさから止まる事がありません。 それに・・私では予想自体が大ハズレを引くことも多くて、上手いこと当たる方が少ないですからね。 当たりを引いた時は大喜びしてる訳です。 今回の釣りで、久しぶりに「カワサバ」に出会いました。 アマゴとイワナのハイブリッドと言われてますが、これまた不思議な魚です。 この魚の事まで話しに乗せると、もう収拾が付かないですから、今回は省略しますけども。 予想を当てて、経験からくる読み通りに釣果が上がれば、釣行の満足度が高まります。 その為に頭を使い、経験を総動員して過ごす前日までも楽しいですし、現場に行って釣りをしてる最中はもっと頭を使います。 それで帰宅してからも・・と釣行の無限ループが続きます。 時期、天候、様々な条件から魚の移動と着き場を予測し、その予測の為に個体の性質を観察し、釣り方や道具を考える。 まだまだこの楽しさが尽きることは無さそうです。 ようやく待ちに待った渓流復帰です。 今回は連休で、一泊二日の釣行予定でしたが。 何と2日目の朝に息子が車にハネられると言う事故が発生し、早帰りすることになってしまいました。 しかし連絡を貰ったのは朝だったのに、私が着信に気付いておらず。 すでに釣りをしていましたし、私は釣り場には携帯電話を持って行かないので、車に戻るまで知らないままだったんですね。 日中に気付いて、急いで帰路にと相成ったのですが、帰り道に「一旦停止無視」でケーサツに捕まりましてね。 釣りの方は良く釣れていたので、後ろ髪惹かれつつも家族の事は放っておけないですから、速攻で竿仕舞いしたのに。 踏んだり蹴ったりとはこの事ですな・・。 息子の怪我が大したことが無かったのが、不幸中の幸いでした。 こうした事を気に病んでも結果は変わりませんから、深く考えすぎずに前向きに行きたいと想っています。 まぁ、良くない話はちょっと脇へ置いておきまして。 久しぶりに再会した渓魚は、すっかりコンディションが上がっていました。 良く食べてるのでしょう。 肥えてピカピカです。 何だかホッとすると言うか、サイズとかの問題じゃなくて、出会えて嬉しいな、って思わず見入ってしまいました。 このところ山渓は全くのご無沙汰で、流れがどう変わってるかとか、今年の魚影はどうなのかとか、何にも分かりませんでしたから。 なので足早に各所を見回って、様子を観察しようと出向きました。 良い季節になったことだし、ナイスサイズの顔が見られたら尚嬉しいな・・何て欲掻いてみたらですね。 出ましたよ! 今シーズン初の尺上アマゴです。 この魚、もうメチャ嬉しかったです。 ありがとう、出て来てくれて。 前日まで降雨が強かったので、何処も増水していて、足場の良い場所しか釣りが出来ません。 なのでピンポイントで安全そうな河原に降りて、一か所釣っては移動、そんな釣り。 せいぜい50Mも移動できれば良い方で、出来そうな場所で腰据えて粘ったところ、最初のポイントで出てくれました。 アマゴもイワナもまずまずの型が揃ってくれて。 特にイワナが元気でしたね。 ところが時間帯や天候の影響なのか、アマゴが釣れ出すとアマゴばかり、イワナが釣れ出したらイワナばかりなんです。 今回は初日を振り返ると(2日目は強制終了だったので)。 朝のうちはイワナがメインで、しかも型が良い。 太陽が出てからはアマゴがメインで、イワナは時折出てくれる状態。 夕方が近付いたら今度は両種とも元気で、一日通してややイワナ優勢な感じ。 数的には6対4くらいでイワナが多かったです。 増水で魚が動いただろう事は事前に想定済みでした。 こんな時にどう狙うかも含めて、ごく稀に事前予想がハマる日があり、復帰戦の今回、どうやらそこそこに当たってくれたようです。 イワナとアマゴの混生域では、100%は無理でも、ある程度までは狙い分けが出来ると私は考えています。 今回、どちらも出そうな場所でイワナしか釣れなかったポイントに戻って、もう一度狙ってみたところ、2回目の挑戦ではアマゴしか釣れませんでした。 こう言う謎解きみたいな釣りは大好物です。 何かの条件なのか、釣り方の問題なのか、考察できる項目は幾らでもあります。 これが楽しくて仕方ないんですね。 今回は春先に購入したのに、ここまで出番のなかった竿を使いました(やっと使えました)。 まだ一回だけですから、今後も試したいことは沢山あるのですが、良く釣れる日に竿おろしが出来て、自分としてはかなり好感触です。 今後の釣りが更に楽しみになりました。 少し触れておきますが、普段の私は「何が何でも大物狙い」などの分かり易い志向は、あまり持ち合わせておりません。 でも30センチを超す型になると、釣れるとやっぱり嬉しいんです。 過去にそこそこに良型に出会えて来て、慣れがあるのは確かに感じます。 すると次段階として「何処で」「どんな釣り方で」「どんな道具で」と言うような、同じく釣るなら、より高い満足納得を追い掛けたくなるんですね。 そうした事から、釣り道具を吟味する意味は大きいです。 道具は値段が高いから気に入るとは限りませんし、自分にシックリ来るものが良いと想っています。 そうした意味でも、今回の竿は私的にこの先も期待大です。 そうそう、ちょっと嬉しかったことがあったので、余談を挟みます。 <その1> ある釣り場から車に戻る途中で、道脇の土手で作業?しているお婆ちゃん(多分90代)が居ました。 「こんにちは~」って挨拶してそのまま通り過ぎたら、車に戻ってふと後ろを見ると、先のお婆ちゃんが乳母車を押しながらこちらに歩いてきます。 以下、会話(簡略化してます)。 私・「こんにちは。 何かご用でしょうか?」 婆・「何処から来たの?山菜採りかい?」 私の心の声・(むむ、余所者は帰れ、的な話だろうか?) 私・「山菜も採りたいですけど、今日は釣りに来ました」 婆・「そうかい、釣れたかな?ここらはワラビやフキが一杯あるから、採って行くと良いよ。 何なら、沢山今日も採れたから、持って行くかい?」 私・「えぇ?良いのですか、折角採られたのに。 」 婆・「幾らでも採れるから良いよ。 他所から来た人がさ、ウチの地元のものを食べて喜んでくれたら、それでこっちも嬉しいんだから」 大きなビニール袋に、沢山入ったワラビ。 先程作業してると見えたのは、ワラビ採りをしておられたのですね。 婆・「またいつでも遊びにおいでよ。 今日は山菜貰えて良かっただろ。 ウチの山ならどこで採っても良いからね」 腰がすっかり曲がって、耳が遠い様子でしたが、とても元気そう。 この後このお婆ちゃん宅にお邪魔しまして、しばし話し込んでしまいました。 家まで訪ねたのは、庭先に置いてあるワラビを持って行け、と言う話からなんですけどね。 私は初対面ですし、どこの誰かも解らない余所者に、何て大らかで親切なんでしょう。 このところ新型ウィルスの影響で、余所者を嫌がる地元民の話は各所で聞いていましたから、アウトドア再開を少し心配してたのは確かです。 でも皆が皆同じじゃないんです。 経験から言えば、ちゃんと挨拶して、迷惑の無いように遊んでいれば、殆どの地元の方は笑顔で会話に付き合って下さいます。 私・「今後見かけましたら、お声掛けしますね。 また遊びに来ますから、よろしくお願いします」 とても心がホッコリした出来事でした。 <その2> 釣り場の移動中に小熊に出会いました。 時期的に子離れ親離れした個体でしょう。 まだ小型で、こちらに気付いて一目散に走り去りました。 写真撮りたかったのですけどね。 ほとんど毎回、野生獣に出会ってもシャッターチャンス前に逃げられるんですよね。 久しぶりの山徘徊で熊に出会えるとは、何だかラッキー。 今年は山を歩いてないですから、まだニホンザルくらいしか見ていません。 こうした出会いもまた、山渓の魅力なんです。 普段の生活圏では野生獣には稀にしか出会えず、まして熊となると、私では多くても年に2~3回くらいのものです。 怖くないか、って? 怖くないどころか、出会えて嬉しいです。 小熊なんて本当に可愛いです。 さておき、釣りの方に戻ります。 数型ともにまとまった釣行になったので、ここで考え処が出てきました。 あえてパターンを外したら、どんな結果になるだろう?とか。 普段やらない事を試したらどうだろう?とか。 そのまま釣ってればそこそこ反応は拾えるわけだから、そのまま通すのも良いのですけどね。 より沢山釣れるのも楽しいのですけど、「謎解き」に挑む方が私は好き。 意外な発見が飛び出しでもすれば、釣行の満足度も一気に上がります。 今回は思わぬ場所から良型が出てくれたことがあり、狙い場所の意外性に気付きを得ました。 こうした発見は、何よりの収穫でもあります。 大体大きく2パターン、色んな実験をする釣行があります。 何やっても、中々釣れない日(時間帯)、もしくは、良く釣れて心に余裕のある時、です。 今回は後者。 復帰戦で何が一番良かったかと言えば。 私は「渓魚」が好きで、そしてその環境が好きだと言う事が、再確認できたことです。 自然の中の山と渓魚が好きで、出会いを求めて工夫する釣りの奥深さと面白さがある。 そんな分かっていたはずの事を、移動自粛を求められた今年は、今まで実行できませんでした。 渓魚は何度出会えても嬉しい。 その出会いに飽きることはなく、追い求めて止まない魅力があります。 今回は久しぶりの渓流釣りでしたが、良く釣れて、しかも盛り沢山で非常に印象深い釣行となりました。 息子の事故は残念でしたが、大したことは無さそうですから、こちらも一安心。 ようやく今シーズンが始まったようでもあります。 残りの釣期を楽しませて貰いたいものです。 コロナ騒動が落ち着いてきて、やっと他所へ行けそうな雰囲気になってきました。 6月10日、梅雨入り宣言が出され、栗の花の匂いや、桑の実の色付きも、季節が夏に向かうのを感じられます。 今回も近所のアウトドアに向かいました。 私もそろそろ山渓遊びを復活させたいところですけど、今週までは長男が半日登校なので、近所で一緒に遊ぶのを選択しました。 来週からは普通に登校となり、夏休みまでは予定が組めませんからね。 先回長男に教えて貰った良型オイカワのポイントから、さらに車を進めて、新規開拓に行ってみました。 しかし、我が地元河川はやはりそう甘くは無くて。 最初の場所はカワムツの猛攻に会い、撤収。 次の場所はモロコとカワムツばかりで、またも撤収。 3ヵ所目、先回来た時に見回って、目を付けていた場所でやっと、小型のオイカワに出会えました。 よし、これなら腰据えてみるか、と頑張ったのですが。 どうも先週のように好感触とはならず、ポツポツとしかオイカワは出て来てくれません。 良型を含めて、姿はいっぱい見えてるんですがね。 何か水加減とかで機嫌が悪いのだろうか。 ここで息子は「俺はコイ狙いに行く」と言って、何処かへ消えてしまいました。 むむ、一緒に来た意味は?(笑 ちなみに私はコイ科の魚を釣るのに、「撒き餌」は使いません。 てっとり早く魚を寄せて釣り場を作るのに、良い方法だとは知っています。 オランダ仕掛けのように、手軽に数を集める釣りもあります。 そうじゃなくて、何て言うのかな。 私の場合は渓流釣りと同じように、流れの中から一尾一尾を拾う釣りがしたい、のです。 それでこれが結構面白いんですよ。 オイカワには「誘い」が効きますから、上手い事ハマると、明確なアタリが出ます。 ところがハズしたらサッパリで。 これを普段の渓流釣りとイメージを重ね合わせて釣ると、中々に奥が深い。 今回は10尾と決め、オイカワの唐揚げを食べようと、キープしました。 これは中々イケます。 中骨を落として塩胡椒して寝かせ、あとは揚げるだけ。 シンプルに美味しいです。 子供の頃はよく食べてました。 出来れば一尾くらい大型が欲しかったのですが、何尾釣ってもレギュラーサイズばかりで。 大きいのも居る河川なので、また挑戦したいところです。 それともう一つ。 喜んで集めたのはこちら。 砂糖をまぶしてしばし寝かせ、火に掛けてジャムにしてみました。 それに生のままの実を加えて、プレーンヨーグルトで和えてみたところ。 これは久方ぶりの「超!」ヒットです。 見栄えがイマイチのような気がしますけども・・ 旨いです! 感動しました。 もう止まりません。 食べ過ぎ注意なデザートが出来ました。 これは密閉容器に入れて凍らせたら、桑の実ヨーグルトアイスが出来そう。 生の実を加えるなら、煮詰める際の砂糖はやや多めが良いかも? 今後も工夫の余地はありそうです。 これは来年以降も採取と製作が確定しました。 次はキイチゴでも作ってみようかな。 今はまだ早いかもですけど、将来体力が落ちたり、また他の事情で遠出が厳しい時、近所に楽しみがあるのはある意味で安心なように想います。 これは前々から考えていたことで、コロナ禍の中で移動が不自由なりにでも、近場を散策するには良い機会でした。 こんな事でも起きなければ、近所の遊びは知らないままだったかもしれません。 家族との団欒が増え、子供と過ごす時間も増えました。 そして日常が戻って来ても、近所での新しい遊びが手に入りました。 これで時間が中途半端な日が出来た際には、迷わず近所の小川や山に入れます。 1つ加えると、曇りの時は特に、オイカワの撮影って、結構難しいです。 鱗の乱反射で婚姻色が綺麗に撮れないし、どうも全体にボヤけた写真になり易いし。 これも研究しなければ、です。 何にしても私の場合は、今回の騒動により、楽しみが増えた事は確かでした。 来週からはボチボチと山渓に復帰する予定です。 もうさすがに大丈夫でしょう。 ようやく今シーズンの山渓詣でが始められるように想います。 息子とはまた夏休みにでも、一緒に渓流で釣れたら良いな。 渓流釣りに行きたいのは山々ですが、もう少し先送りすることにしました。 理由は大まかに3つ。 私の休日に長男が午後から家に居る時は、一緒に遊べる事。 諸事情ありで、このところ私自身が一日自由にならない日が多い事。 釣り場の移動に一部制限が掛かったままであり(関東などの越県)、それに田舎にはまだ、他所からの来客への歓迎ムードが薄い事。 今年は3月から学校が休校となり、毎週のように息子と近所で遊んでいます。 先週から息子の学校は再開しましたが、「分散登校」で、クラスを半分に分けて、午前の部、午後の部と、半分づつでの授業のようです。 午前登校の日は昼からはフリーなので、私の休日には一緒に釣りに行けます。 午後から渓流に行くには遠いし、移動時間が勿体無いし。 それなら近所で、仲良し親子遊びしてる方が良いかな、なんてね。 午前に用事を片付ければ、私も昼からはフリー。 今のうちに用事を多く処理しておいて、夏場には自由時間を作れたら良いなと。 今回は息子が見付けてきたポイントで、オイカワ狙いです。 自転車で30~40分位の距離かな? 車ならすぐですけど、ちょっと遠いんですね。 私が一緒なら車が出ますから、息子には好都合でしょう。 自転車の時と違って、沢山の釣り道具を積んで行けますし。 なのでエサ、ルアー、テンカラ、そしてそれらの予備も積んで出発です。 ルアーは、もしかしてナマズが居るかも、って事で持って行くのだそうで。 さて、今回の釣り場は。 我が自宅から歩いてすぐのところに小川があるのですが、そこからほど近い場所なのに、魚影の濃さとサイズが段違いに良いです。 長男があちこち回るうちに見付けたらしく、案内してくれることになりました。 私は知らなかった場所です。 いや、知ってたけど、釣ったことがなかった、です。 初めて覗いてみたら、水中に見える魚は大小様々で、でっかいマゴイも居れば、コイ科の小魚も沢山居ます。 ウチの近所では、オイカワは10センチも超えたら大きい方ですが、ここではもっと大きい個体も珍しくないんですね。 山が違うわけでもないのに、不思議・・。 ちなみに今回の一番のサイズは、オスの14センチでした。 今時期にこの大きさなら、夏場(産卵期)にはかなり大きくなりそうです。 それと魚種。 ウチの近所では、カワムツが一番多くて、次にオイカワ、アブラハヤと続きます。 ここではオイカワが一番で、近所では偶にしか出会わないモロコが結構居ます。 何だろうな、この違いは? 今回は見合わせましたが、次の機会には水棲昆虫を採集して、種類を確認してみよう。 例年だとこの時期は山渓が忙しいので、私は近所のオイカワ釣りは行きません。 今年は色んな要素が重なっていて、地元の環境を観察するには良い機会となりました。 オイカワは私の子供の頃の格好の釣りものでした。 今もその姿が好きで、出会えると嬉しい魚種の一つです。 婚姻色の出た大型のオスが出ると、小学生の頃は大喜びしたものです。 そんな事を思い出しながら、嬉しそうに釣りをする息子を、更に嬉しそうに眺める親父でして。 今回、午後から夕方まで釣って、オイカワをメインに、2人で小魚が沢山釣れました。 ちょっと良いサイズが出る度に、「おぉ~!大きい大きい!!」って親子で歓声上げる様は、何とも良いものだと毎回想います。 「大きい」と言っても、10センチちょっと位なんですけどね。 こういう釣りもやはり楽しいものです。 親子2人で「よく釣れるね~、これは良い場所だな」って。 個人的にはオイカワの16~17センチ超えは、かなりレアだと想ってまして、そのサイズに届きそうな環境が近くにあると分かったからには、また挑戦したいものです。 河原の桑の実を集めて、ヨーグルトで和えてみました。 うん、一手間かけて、ジャムを作ったら、更に美味しそう。 桑の実もまた、小学生の頃には山川遊びの伴でした。 これもまた懐かしい。 こんな時勢でもなければ、思い出さなかった楽しみの一つです。 地元から出ない日々が続いたおかげで、不自由な中でも良い事が色々ありました。 その一つが、家族と過ごし、語らう時間が増えた事。 ウチは家族仲は良い方だと想います。 その中で特に、アウトドアの好きな息子と一緒になる事が多いのですが、決して女子チーム?と不仲な訳ではありません。 男子チーム(アウトドア)と女子チーム(インドア)で分れてお出掛けし、晩御飯までに合流して団欒。 地元河川の釣り(遊び)を、あらためて見直せたのも大きいです。 自由が少ない日に、近場でお金も時間も掛けずに遊べるのなら、これはこれで全然アリ。 子供たちはあと数年で成人するのですし、「今」しか出来ないこともあると想うのですよね。 そんな事に気付かせて貰えた気がします。 今年は遠出のアウトドアが封じられたのは残念ではありました。 それでも岐阜県内の観光施設は6月から再開しましたし、人の移動は今後は回復していくでしょう。 今のところ6月19日からが、全角の県外への移動も全面解禁なんだそうです。 時間が掛けられる日は遠出し、そうでない日は近場で遊ぶのが今後もしばし続きそう。 家族と過ごす楽しさはあと数年かも知れないと考えると、何が何でも山渓にと、力み過ぎなくても良い。 息子が順調にアウトドア人間に育ってくれて、近所の釣り場案内までしてくれるとは。 もう、近所の河川では私のアドバイスも必要ないです。 釣り方も道具も、好きなようにやり、とても楽しそうな息子。 この調子なら息子は、大人になってもアウトドアは続けてくれそう。 そして私の知らない渓流釣り場を案内してくれる日が来るのかも? この3ヶ月、今までにない程色んな事を話し、一緒に遊びました。 ここでは登場機会は少ないのですけど、それは我が家の女子チームにも同様です。 息子と2人で釣りをするのは、毎回楽しいです。 同じ目線で親子で遊べる事は本当に嬉しい。 良い場所を教えてくれてありがとうな。 また一緒に釣りに行こうぜ。

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自然に親しむ理由: 渓釣り 四方山話

尺上釣り太郎

スナイパー釣法入門 スナイパー釣法入門 かっちゃんの釣友のケント君の話を聞いたのは 何年か前の事です。 かっちゃん曰く 『ポイントをさんざん探って釣れなかった後にバトンタッチでケント君が そのポイントをやると、バンバン魚を釣ってしまう。 ケント君って凄いよ!!』 あのかっちゃんがそこまで言う位のケント君の釣りを見てみたいな〜と思ったものです。 それから何年かしてケント君がブログやFBを始めたのをきっかけに ネット上でケント君と会話をするようになった。 ケント君のブログ かっちゃん達と話している中で何度も話題になったり 同い年と言う事もあり、勝手に親近感が湧いていたので 図々しく一緒に釣りに行ってみたいとお願いすると、快く快諾してくれ 今回大井川水系に御一緒することに成りました。 スナイパー釣法とは、ケント君が独自にあみ出したつり方で それをまとめた物を印刷して冊子にしてある物を 以前もらっていたので、それを読んで頭に入れておきます。 そしてケント君のアドバイスで8mの本流竿を調達し 仕掛けもどんな感じか教えてもらい 同じように作っておいて、いざ本番! 普段渓流釣りは支流に入ってテンカラ釣りばかりで 餌釣りはほとんどやらず、やっても早期の3月に1度やるかやらないか しかも5m位の短い竿なので、本流竿は初めてなのだ。 支度をしてまずは大物のつきそうなポイントをやらせて貰うが 全く反応がない。 暫くアタリが無い時間が続きますがそのうち小さいのが何本か釣れ チョット安心した。 後ろで釣っていたケント君はすでに何本も釣り上げ 良型も混じっている。 流石です。 その後も尺ポイントを教えてもらっては狙ってを繰り返すが 大物には出会えません。 オイラがさんざん荒らしたであろう尺ポイントを ケント君がやると、釣るんです! かっちゃんから聞いていた話ですが、目の当たりにすると さすがに感動もの。 やっぱケント君スゲー!! オイラにもようやくキープサイズが 午後になるとケント君ついに尺上を仕留めた その後は何本も尺上をあげ、ケント君エンジン掛かって来たようです。 久しぶりの渓流釣りで、毎度の事だが、忘れ物が無いか心配になってしまうが、 本日は大丈夫だったな〜と思ってたら、大切な事を忘れていた お股にワセリン塗るの忘れてた! 結果、後半股ズレ発生でガニマタのおかしな歩き方になってしまいました 笑 最後の尺ポイントでは、美味そうな8寸サイズで終了〜 ちなみにこのポイントも、オイラが仕掛け絡めて交換している間に ケント君が竿出すと、やっぱり尺釣っちゃうんだよね〜 改めてケント君の釣りを目の当たりにし、衝撃だし感動だし勉強になりました。 今年は何度か本流でこの釣りをやってみたいなと そして、尺あまご釣りたいね〜 [PR].

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