鴨 季語。 季語/鴨(かも)を使った俳句

引鴨(ひきがも) (春の季語:動物): 季語めぐり 〜俳句歳時記〜

鴨 季語

鴨 かも は、野生に生息しているカモのことです。 アヒルは、マガモを品種改良して家禽 かきん 化したカモのことです。 「鴨」をさらに詳しく 鴨 かも は、野生に生息しているカモのことです。 鴨には色々な種類がいます。 鴨は冬の季語でもあり、古くから日本で見られる冬鳥として親しまれてきました。 アヒルの祖先である マガモは、カモの中でも代表的な種類です。 漢字では「真鴨」と書きます。 オスは青緑色の首が特徴的なため、別名「青首」とも呼ばれます。 マガモだけでなく、カモのオスは繁殖期に羽の色が鮮やかな色に生え変わるものが多いです。 カモの多くは季節に合わせて遠く離れた地域に移動しますが、 カルガモは一年中日本で過ごします。 漢字では「軽鴨」と書きます。 春から夏にかけての繁殖期にはヒナがよちよち歩いている可愛らしい姿を見ることができます。 「鴨」が使われているところ 日本では古くから鴨を網や銃を使って捕獲しており、馴染み深い鳥でした。 マガモの肉は鳥肉の中でもかなり美味しいと重宝されています。 鴨にちなんだ言葉もいくつか生まれました。 たとえば、 「鴨にする」「いい鴨だ」という言葉は、利用しやすい人物という意味です。 鴨は日没時にエサを取りに飛び立ち、明け方に元の場所に帰ってきます。 その習性を利用すると鴨の大群が簡単に捕まることから、簡単に捕まえられる人やだましやすい人を鴨と呼ぶようになりました。 また、 「鴨が葱を背負ってくる かもがねぎをしょってくる 」という言葉があります。 これは、鴨肉ばかりでなく葱までが同時に手に入ればすぐに鴨鍋が作れることから、ますます好都合であることのたとえです。 略して「鴨葱 かもねぎ 」とも言います。 一般的に、「カモ」とカタカナで表記するときは生物のことを指していて、「鴨」と漢字で表記するときは料理など他の意味で使い分けられています。 「アヒル」をさらに詳しく アヒルは、マガモを品種改良して家禽化したカモのことです。 家禽 かきん とは、食用の肉や卵、羽毛をとるために飼育されている鳥のことです。 アヒルは、漢字で「家鴨」と書きます。 アヒルは一般的に白い色をしています。 品種によっては、羽に他の色がついたものもあります。 「アヒル」が使われているところ アヒルは、食材や羽毛などに幅広い用途で使われています。 北京ダックは、アヒルを丸ごと炉で焼いた中国料理です。 皮をそぎ切りにし、葱やキュウリと一緒に薄い皮に包んで食べます。 また、 ピータンはアヒルの卵をアルカリ性の条件で熟成させて作ります。 こちらも中国料理です。 黒いゼリーのような見た目で独特の香りを持ちます。 アヒルの羽毛は ダックダウンとして衣類や羽毛布団、クッションなどに用いられています。 鴨とアヒルのハイブリッド:合鴨 野生のマガモと家禽のアヒルを交雑させてできた種をアイガモと呼びます。 漢字では、「合鴨」と書きます。 肉の味が美味しいカモと、肉が多くとれるアヒルをかけ合わせることで、肉の味も量も良い合鴨肉が生まれました。 現在、蕎麦屋や精肉店で出てくる鴨肉のほとんどが合鴨肉です。 また、アイガモは 合鴨農法にも使われます。 合鴨農法とは、アイガモを水田に放して雑草や害虫を食べてもらい、美味しいお米と鴨肉を生産する農法のことです。 田植えから稲刈りまでの間、アイガモのおかげで除草剤や防虫剤を全く使わないか、もしくは少ない量でお米を作ることができます。

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季語・鴨

鴨 季語

鴨引く 鴨帰る 行く鴨 パソコン絵画 季語の意味・季語の解説 ============================== 春になり、北方へ帰っていく鴨の群れのこと。 鴨は越冬のために秋に日本にやってくるが、暖かくなると繁殖地の極東ロシア方面へ戻っていく。 季語随想 ============================== 引鴨を目にするたびに心配になります。 来年も日本にやって来てくれるだろうかと。 鴨たちは極東ロシアの冬の厳寒を逃れるために暖かいはずの日本へやってくるわけですが、なんだか今の日本はそんなに暖かい国ではないような気がするもので… 今の日本人は、自分たちとは異質な存在であるとみなしたものに対し、暖く接することができなくなっているような気がしてなりません。 なんだか日本はとっても寒い国になってしまったような気がしてなりません。 そんな国に、わざわざ鴨たちは渡って来てくれるでしょうか… いや、これは私の考えすぎでありましょう。 そもそも鴨たちの世界には国境などというものはないのですから。 鴨たちは日本という国にやってくるわけではないのです。 より過ごしやすい地球上の一地点から一地点へ、渡ってくるだけなのです。 鴨たちにとって、我々は日本人ではなく、世界中に散らばっている人間の一部に過ぎないのです。 季語の用い方・俳句の作り方のポイント ============================== 鳥が繁殖地へ帰っていく姿を見ると、やはり淋しくなります。 江戸時代に詠まれた次の句も、寂寥感で満たされています。 引鴨や朝和つづく舟のみち (胡準) 朝和=あさなぎ。 ただ、鴨は身近な鳥であるためか、それとも、お腹が丸くて愛らしいためか、北へ帰る姿にも、どこかユーモラスな部分があります。 雁、鶴、白鳥などが帰っていく姿に比べ、淋しさの中にも、少しだけ微笑ましさがあるように感じます。

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鴨 1

鴨 季語

概要 [ ] では主に、などが通年生息し、日本全国のやなどで見られる。 日本では多くがであるため、冬季には、、、など多種が見られる。 種では生息数やの減少からや 、 、 、 日本は未加盟 などの適用を受けている種も多く、生息地がに登録されることもある。 日本ではにおいて狩猟可能な種と時期、地域、猟具などが定められている。 と異なりの duck などの言語では、基礎語彙のレベルでは野生の鴨(: wild duck)と家禽の(: domestic duck)を区別しないので、翻訳に際して注意が必要である。 も鴨の範疇に入る。 雄は drake ともいう。 においても、日常会話では認知的に両者を区別していないため注意が必要である。 利用 [ ] 食材 [ ] 鴨は日本ではから好んで食べられており、各地のから発見される鳥の骨の中で最も多いのがマガモの骨である。 の『』には「鴨の羹」が登場する。 しかし時代が下るに連れ、貴族や支配階層の間ではやなどが好まれるようになり、鴨は庶民が食べる下等なものとされていった。 が一般的でない前ので、鴨を含め庶民向けとされる野鳥類はなど一時の例外を除き肉食禁断令 の対象外だったため、一部の地域で食用とされた数少ない鳥獣類だった。 や、、などが代表的だが、臭みが強く食用に適さない種もある。 鴨鍋はと煮るが、にはと煮て臭みをとっていた。 は町民にとって鴨膾などの鴨料理は「いたり料理」、最も贅沢な料理の典型と書き残している。 今日、鴨肉の名称で流通しているものの多くは(化したマガモ)の肉であるが、(アヒルとカルガモの交配種)や野生のマガモなどもしばしば食用とされる。 脂が載るが最も美味しく、の季節である。 海外でも、、、と並びよく食される。 では高値で取引されるため、など高級食材として扱われている。 鴨のもと同じように使われる。 カモはを行う場合、あらかじめにを蓄えて、になる。 それを的にしたものがである。 家禽 [ ] 食用や採卵のほかには、合鴨や家鴨が、採集、などの用途で家禽化されている。 羽毛は軽量で保温が高くやに利用される。 放流と生態系の破壊問題 [ ] アイガモやアヒルと野生の本種の間でがかなり進んでいるため、など同じように、家禽と交雑が進み遺伝的に純粋なものはいなくなるのではないかといった懸念をする研究者もいる [ ]。 鴨が使われる語句 [ ] ことわざ・慣用句 [ ] 鴨が葱を背負ってくる かもがねぎをせおってくる 鴨鍋にを入れると臭みがとれて美味しくなる事から、いいことが重なってやってくること。 また「鴨」は利用しやすい人を指すことから、食い物にしやすい人がこちらの利益になる材料を持ってやって来ることもいう。 転じて、やのターゲットを「カモ」と揶揄することがある。 略して鴨葱とも言う。 従兄弟同士は鴨の味 いとこどうしはかものあじ いとこ同士の夫婦の仲はとても睦まじいということ。 、の項を参照。 隣の貧乏鴨の味 となりのびんぼうかものあじ 人間の、他者の不幸を見て喜ぶ心情のさまを表す。 「他家の不幸は鴨の味」「隣の貧乏雁の味」とも言う。 鴨の水掻き かものみずかき 楽そうに見えても、実は人それぞれ苦労があるということ。 浮かんでいる鴨は暢気にみえるが、水の中では必死で水を掻いていることから。 表現 [ ]• 鴨る かもる は、相手を食い物にすること。 鴨 かも は、騙しやすい人のこと。 事物 [ ]• は、襖や障子などをはめる開口部の上にかける横木。 は、イネ科の。 は、蹴鞠用の長靴。 は、の落葉高木。 は、の。 は、の植物。 地名 [ ]• は、を流れる河川。 は、南部の都市。 は、南西部に存在する地区。 は、北東部にある地区。 その他 [ ]• かつてはネギではなくが「カモに合うもの」とされていたためにおいて「芹の上鴨昼寝してうなされる」と詠まれている。 鴨とりごんべえ - 日本の昔話の1つ。 - に登場する架空の生物。 鴨が葱を背負ってくると言う諺をそのまま具現化したかのように、が手元にネギのような植物の茎を持った外見をしている。 ギャラリー [ ]• 2011年4月5日閲覧。 2011年4月5日閲覧。 2011年4月5日閲覧。 詳しくはを参照• 鈴木晋一 『たべもの噺』 平凡社、1986年、pp. 191-197• 東京下町編集部(編)『東京下町うまいもん』枻出版社, 2003年, p. 106• 2020年4月3日閲覧。 2020年4月3日閲覧。 関連項目 [ ] ウィキクォートに に関する引用句集があります。 ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 鳥の一般名の記事 カタカナ名の記事が自然科学的な内容を中心とするのに対し、一般名の記事では文化的な側面や人との関わりなどについて解説する。

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