さだまさし 存在 理由。 さだまさし ニューアルバム「存在理由~Raison d'être~」特設サイト

さだまさしは今この時代に音楽家として何を思うのかーー『存在理由~Raison d’être~』インタビュー

さだまさし 存在 理由

最新コンサート映像作品 「コンサートツアー2019 ~新自分風土記~」• 2020年7月1日発売• セルフカバーアルバム「新自分風土記」をひっさげ開催した2019年の全国ツアーから、東京国際フォーラムホールAにて行われたコンサートの模様をたっぷりと収録。 「雨やどり」「精霊流し」「October~リリー・カサブランカ~」「修二会」など、ファンに人気の楽曲を「新自分風土記」ver. で楽しめるほか、あの伝説の40分を越える名作トークも収録。 収録楽曲• 雨やどり• 長崎小夜曲• 精霊流し• 神の恵み~A Day of Providence~• October~リリー・カサブランカ~• 生生流転• まほろば•

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さだまさしは今この時代に音楽家として何を思うのかーー『存在理由~Raison d’être~』インタビュー

さだまさし 存在 理由

さだまさし さだまさし 長崎市出身。 シンガー・ソングライター、小説家。 '73年フォークデュオ・グレープとしてデビュー。 '76年ソロ・シンガーとして活動を開始。 「関白宣言」「北の国から」など、数々のヒット曲を生み出す。 2015年8月に、一般財団法人 風に立つライオン基金を設立(2017年7月、公益法人として認定)し、様々な助成事業や被災地支援事業も行っている。 これらの世界には、高い才能を持つマエストロたちがいる。 ジャンルを問わず彼らに共通するのは、他人にはマネのできない深い「情熱」である。 常に新しい時代を創り出し、世の中をリードし続ける彼らは、日々何を見つめ、どんなことを考えているのか。 知られざる「異才の素顔」にスポットを当てる。 *本稿は、現在発売中の(ダイヤモンド社刊)掲載のインタビューを大幅加筆修正したものです。 毎年、コンスタントに全国各地を回っているコンサートツアーは、どこも大盛況だ。 「どのコンサート会場にもたくさんのお客さんが来続けてくれて、われながら不思議な存在だと思いますよ(笑)。 皆さん何がよくて来てくださるのかわからないから、演奏もトークもめいっぱいやっちゃう。 だからどんどんコンサートが長くなっていく(笑)。 すでに僕の作った曲は、600曲近くあります。 コンサートの最中にお客さんに『みんな、新曲、本当にいる?』って聞くんですよ。 そしたら、客席から、大きな声で『いるー!』って返ってくる(笑)。 ファンの方々は僕がいま何を考えているか、いま何を伝えたいかをキャッチボールしたいんだな、と思うんです。 メッセージを送る側とキャッチする側の、お互いの守備位置がしっかりとできているんです。 いいキャッチャーがいればピッチャーも投げやすい。 ここ最近では、ヒット曲「関白宣言」をベースにした「にゃんぱく宣言」 ACジャパン の流れるテレビCMも見ない日はない。 テレビに出演しないアーティストも多いなか、さださんは、デビュー以来、数多くのテレビ番組にも出演している。 「テレビに出演することに対しては、グレープ時代から迷いはなかったですね。 テレビに出ないほうがカッコいいと思ったこともなかった。 僕には『どうやって自分のメッセージを伝えるか』という思いが強かったんです。 たくさんの人が見ているテレビで、自分のメッセージを伝えられるわけですからね」.

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さだまさし 存在理由 ~Raison d'etre~

さだまさし 存在 理由

クラシック、フォーク、童謡などのテイストを取り入れたサウンド、深みのあるメッセージを含んだ歌をたっぷりと堪能できる作品となった。 まず、このタイトルに非常に感銘を受けました。 まさにいまの時代に必要な言葉だし、すべての人が意識していることだと思います。 さだまさし(以下、さだ):そういうふうになってしまいましたね。 スタッフのみんなも気に入ってくれていたし、「アルバムのタイトルもこれでいこうか」と決めたんですが、今年の2月にアルバムの制作に入ったとたん、コロナ禍が日本を襲って。 「なぜ昨年、この歌を作ったのかな」と思いながらアルバムを作っていました。 この国の人たちの礼節や秩序といったものを自分はもっと評価していたんですが、現実はどうも違うようで。 善と悪という考え方にしても、以前はもっと柔軟性があったと思うんです。 いまの社会では善と悪を分けすぎていて、それが不幸につながっているところもあるなと。 さだ:確かにいま起きている事件や騒ぎを見ると、僕が思っていた日本とはずいぶん変わってきたなと思うんですよね。 自分の歩調がズレているのではという怖さもあるし、寂しさや苛立ちもあって……。 いまの状況もそう。 東日本大震災のとき、あれほど秩序立った姿を見せていた日本人が、いまの状況の中で信じられないような行動をしているじゃないですか。 様々な情報を目にしながら「いったいみんなどういうふうに考えているんだろう?」と途方に暮れますね。 ーーこの楽曲はもちろん、アルバムの軸になってるんですよね? さだ:そうですね。 もう一つの軸となっているのが「ひと粒の麦〜Moment〜」で、これはアフガニスタンで亡くなった中村哲さん(医師)に捧げた歌なんです。 アフガニスタンは内戦で疲れ果て、働く場所もなく、兵士にならないと生活ができない状況があって。 「なぜ撃つのか?」もわかないまま、銃を撃ってるんですよね。 中村さんはそういう場所に行って、「この人たちを救うには、診療所で医者として関わっているだけでは無理だ」と思い、水路を作った。 そんな尊い方が銃弾に倒れてしまい、僕自身もすごく悔しかったんですよね。 なのでぜひ、中村さんに捧げる歌を書きたいと。 ーーなるほど……。 中村さんとは面識があったんですか? さだ:じつはお会いしたことがなくて。 ただ、つながりは感じていたんです。 ナガサキピースミュージアム(さだまさしの呼びかけで集まった募金により2001年に建立されたミュージアム。 「平和の素晴らしさを身近に感じられること」を展示の基本としている)の仲間が、勉強会として中村さんに講演をお願いしたことがあって。 ペシャワール会(中村哲氏のパキスタンでの医療活動を支援する目的で結成された国際NGO(NPO)団体)とのつながりもあったし、いつかお会いできるだろうなと思っていたんです。 あと、北九州の沖仲仕を束ねた玉井金五郎を描いた『花と龍』という小説があるのですが、中村さんは玉井金五郎の孫なんです。 僕の母方の曽祖父(岡本安太郎)も明治時代、長崎港で港湾荷役を取り仕切った任侠だったから、勝手に親近感があって。 ただ、玉井金五郎の孫と岡本安太郎のひ孫はあまりにも差があり過ぎますけどね(笑)。 そんなこともあって中村哲さんに捧げる歌を書いたわけですが、出来上がったものを聞くと、中村さんからの手紙を受け取ったような気がしているんですよ。

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