トラットリア デル チェーロ。 『ランチで訪問。 経験豊富なシェフによるイタリア郷土料理が楽しめます。』by ryu

トラットリア・デル・チェーロ

トラットリア デル チェーロ

今回一番驚いたのが初めて食べた蚤之口。 シェフによると「羽太の一種でとても稀少な美味い魚です。 アコウととても良くにた外観で50cm程の丸々太った体躯を堂々と横たえている。 紛れも無く蚤之口にしても、かなりの上物。 アコウ 雉羽太 に比べ、体の斑点が暗赤色で胴体も暗色。 この暗赤色の斑が蚤に食われた痕の様に見えると言って蚤之口と呼ばれる魚です。 この一尾は脂の乗りも凄く良く、丸々太っている。 迷わず塩焼きです。 蚤之口の旨さ、ストレートに堪能あれ!」とのこと。 これが色々な羽太の種類を食べさせてもらった中でも文句なしのナンバー1。 メインはリクエストして仕入れていただいた今シーズン2度目の野兎。 もちろん美味ながら、今回は蚤之口のインパクトに軍配。 それにしてもシェフのジビエや魚の目利きには驚くばかり。 2011年のスタートを飾るのは、初めての雉鳩。 シェフによると「福岡では、あまり出回らない野性鳩が来ました。 小振りの鳩で、ヤマウズラくらいの体躯。 鳩にしては、カラフルな羽の色でしょう。 肌理細やかで食感の良い身質で、香りも良く頭は美味!!!」とのこと。 少し長めの熟成状態も程よく、とても好みの味わい。 年末で輸入ジビエは終了しましたが、今年も春までは国産ジビエを楽しめそうです。 ラストを飾るのは、シーズン前の7月に予約を入れて頂いた「野兎」。 シェフのブログによると「毎年、なかなか入荷してこない野兎。 いつもあきらめかけてた2月頃に獲れたとの連絡が入ってくる。 今年はジビエ好きのお客様からの命令で、シ-ズン前の7月に予約をいれていました。 獲れたとの連絡が入って来たのが、なんとクリスマス直前!どうする、これからクリスマスの特別ディナーの準備で猫の手も借りたいくらいの状況である。 勿論クリスマス期間は特別ディナー一色・・・ しかしすぐに処理をしなければならないタイプのジビエである。 悩むところにも、電話の声は淡々と、COOL に、「どうします、要りますか?」。 これを逃すとと次の機会が今季くるかどうかもわからないので、「ウィ・ムッシュー頂きます」と答えてしまった。 おかげ様で、ちょっくら夜なべしました。 赤ワインとハーブと野菜に漬け込んで熟成マリネ中です。 そろそろ引き上げて調理します。 キッチンに立ち込める野兎ならでは野獣臭は、 このところ、いつも漂っていたトリュフの心地良い香りを一蹴してくれました。 」とのこと。 シェフ渾身の盛り合わせに仕上げていただき、年一度のお楽しみを堪能。 ちなみに「命令」ではなく、「懇願」ですので(汗)。 前回が最終と思っていた白トリュフが奇跡の再入荷。 日数が経つほどに香りが落ちるだけに、もちろん入荷日に合わせての予約。 メインは雉。 シェフによると「雉は日本の国鳥でもあります。 世界で国鳥を食する(狩猟する)国は日本だけだといわれますが、国鳥を手厚く保護する他国と違って、国鳥に選ばれた理由の一つに「狩猟対象として最適であり、肉が美味」というものがあるのです。 良質のタンパク質を多く含む上品でコクのある肉質は、昔から高貴な階級に食愛されてきた野鳥です。 ガラで作った旨味たっぷりのスープと共に、白トリュフを添えて・・・。 」とのこと。 白身好きとしては、やや淡白ながら繊細で上品な肉質が好み。 抜群の芳香の白トリュフと濃厚なスープとの相性が絶品。 有難いことに 今年も白トリュフをたっぷり堪能することができ大感謝!次回は今年ラスト。

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トラットリア デル チェーロ Trattoria del Cielo

トラットリア デル チェーロ

福岡市のイタリア料理といえば、ワンパターンのごとく「サーラ・カリーナ」ばかり私は利用している。 ここしか知らないというわけではなく、5~6年前に福岡市の主だったイタリア料理店を食べ歩き、最も気に入った店であったから通いつめているわけだが、いつもいつもというのも、私のイタリア料理に対する感性の幅が広がらないため、たまには違った店に行ってみることにする。 「トラットリア・デル・チェーロ」は3年ほど前に薬院に開店した店で、それよりめきめきと評価を上げ、すでに福岡市のトップレベルの店の一つに数えられるようになっている。 ま、メディアの評価はともかくとして、この店は福岡在住の食通のH氏が勧めている店で、H氏の舌は信頼できるゆえ、初めての店では常に感じる一抹の不安もなしに食事に臨むことになる。 ランチを、チェーロセットにて。 アラカルト方式で、コースを組み立てるものである。 【前菜1】 温野菜 アンチョビソース 【前菜2】 鵞鳥のフォアグラのテリーヌ 前菜には店の個性の全てが現れているというけれど、見た目の彩りの良さがまずよいですね。 うまく調和が取れており、鮮やかではあるが、出すぎてもいない。 味については、穏やかで、とんがったところもなく、普通に美味しい。 【パスタ1】 【パスタ2】 手打ちの生パスタのもちもち、つるつるした食感が素晴らしい。 味付けもこれも穏やかで、素材の良さを引き立てている。 【魚料理】 的鯛焼き 香草添え 的鯛そのものも良いが、焼き方もほどよく、野菜との調和もとれている。 確かに技術を感じる一皿。 【肉料理】 羆のステーキ ハープソース これは面白い。 ジビエといえ食材になるとは思いがたい羆を、食材の見極めにおいて信頼おける猟師から直接仕入れて、料理にしている。 熊肉は独自の臭みがあるけれど、ほどよい温度で出されると、それが独自の香りとなり、ハープの香りに対抗できている。 噛み応えある熊肉は、かみしめるたび「上質の熊」としか言いようのない味が広がる。 この料理、温度が下がるとだんだんと「ケモノの肉」の味と食感に化けてくるので、最良のタイミングで出てくるわけであり、テーブルに出ればさっさと食べる必要あり。 瞬間芸のごとき料理です。 野菜、魚、肉ともいいものを使っています。 技術も当然確かです。 そして、料理の全体として、温和,柔和というところにうまくまとめていると思います。 ようするに作り手の、もてなし、あたたかさを感じる料理です。 家庭的というべきか、料理自慢の母親が、一族の集まるハレの日に、存分に腕をふるって出してくれた料理、そういう印象を受けました。 そして、イタリア料理とは、本来そのような料理なのでしょう。 店の名前にある「トラットリア」の意味が十分に納得できる、料理、空間、サービスでした。 坂井シェフはサーラ・カリーナで10年ほど勤めたのち、本場イタリアの料理店で修業して、今の料理の方向性に目覚め、日夜、美味しいイタリア料理を作ることに研鑽を重ねている人です。 福岡市の貴重なイタリア料理店であり、季節ごとに楽しみたくなる店です。 jcom. home.

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Trattoria Del Cielo トラットリア デル チェーロ

トラットリア デル チェーロ

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