アオスジアゲハ。 アオスジアゲハの産卵から孵化まで!卵の色や孵化の時期や失敗について!

アオスジアゲハの分布や幼虫、食草について紹介!

アオスジアゲハ

アオスジアゲハとは アオスジアゲハはその名の通り、黒地に青い筋のあるアゲハチョウの仲間です。 この青い部分には鱗粉がなく、透き通っています。 オスもメスも同じ模様をしています。 本州ではとても一般的な蝶で、いたるところで見かけることが多いです。 都市部などの街中でも見かけることの多い蝶です。 特に、クスノキなどの周辺や、山地の水たまりの近く、湿ったところ、海岸などで見かけることが多いです。 地面に降りて水を飲んでいる姿をよく見かけます。 飛翔能力が高く、非常に速いスピードで飛び回ります。 アゲハ蝶の仲間では珍しく、翅を閉じた状態で止まることが多いです。 クロタイマイと呼ばれることもあります。 アオスジアゲハの分布 アオスジアゲハは東アジア、東南アジア、オーストラリア北部などに非常に広く分布している蝶です。 15の亜種に別れています。 日本では本州にのみ生息しており、東北地方ではあまり見かけることがありません。 岩手県、秋田県南部が北限となっています。 沖縄にはアオスジアゲハの亜種が生息しています。 アオスジアゲハとミカドアゲハの違い 四国や九州には同属のミカドアゲハが分布しています。 ミカドアゲハはぱっと見アオスジアゲハに非常によく似ています。 ミカドアゲハはアオスジアゲハより淡い青、黄緑がかった青色をしています。 アオスジアゲハと同じ青い帯のほかに、翅の縁のほうに青い斑点があります。 飛んでいると見分けるのが難しいですが、止まっているところを見れれば違いは一目瞭然です。 アオスジアゲハの幼虫と食草 アオスジアゲハの幼虫の食草はクスノキ科の植物の葉です。 クスノキ、タブノキ、シロダモ、ヤブニッケイなどの葉っぱを食べます。 クスノキというと、街中の街路樹などによく使われていてよく見かける樹木の一つです。 トトロが住んでいるのも、あのクスノキの根本ですね。 幼虫は緑色一色で、上手く葉っぱに擬態しています。 アオスジアゲハの一生 アオスジアゲハは5月~10月ごろに成虫として見ることができます。 年に3回から4回発生します。 その後交尾を経て、クスノキ科の葉っぱに産卵します。 卵からかえった幼虫はクスノキの葉っぱを食べてすくすくと育っていきます。 すくすくと育った幼虫はクスノキの葉っぱの裏側で蛹となります。 多くのアゲハ蝶は幹や茎にて蛹となります。 なのでアオスジアゲハはちょっと変わっています。 蛹のまま越冬し、次の年の春にまた成虫として活動します。 年に複数回発生するので、春のうちに産み落とされた卵は夏のうちに蛹となり、秋ごろには成虫として飛び回り始めることが知られています。 とても綺麗な蝶ですが、身近な場所で見ることができます。 あなたも探しに行ってみてはいかがでしょうか。

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アオスジアゲハとコガネグモと謎の像

アオスジアゲハ

アオスジアゲハの観察 アオスジアゲハの観察 =2007年のアオスジアゲハ= ブログを読んだら、クスノキが欲しくなった(笑)。 「思い立ったが吉日」でクスノキの苗を購入する。 アオスジアゲハは吸蜜のために庭へよく姿を見せるので、食樹を植えておけば、きっと産卵するだろうという目論見。 苗は15cmポット、高さ110cm程度。 これだけ葉っぱがあれば3匹ぐらいは賄えるかな? (2007年7月8日) 待つこと3週間。 クスノキの葉っぱの上にアオスジアゲハの幼虫発見!全部で5匹。 大きさは1. 5cm〜2cm。 少し大きくなりました。 ネットを被せているので台風の風で鉢が倒れるかも・・・軒下に避難。 (2007年8月2日)。 ネットのファスナーを開いてフンを外に出す。 全部で6匹?居るようだ。 餌不足が心配になってきた。 (2007年8月4日) 終齢幼虫。 3〜4cmぐらいのが1,2,3,4・・・。 蛹になる前には幼虫は水っぽいフンをするが、まだその兆候はなし。 クスノキが丸裸になるのも時間も問題・・・。 (2007年8月6日)。 蛹になりました。 あまり動き回らず葉で蛹になった。 綺麗だなあ。 蛹が3匹、終齢幼虫が4匹居る。 けれど・・このままではヤバイ。 (2007年8月8日)。 ご覧のとおり、クスノキは丸裸。 どこかでクスノキの枝をもらってこないと幼虫は飢え死にしてしまう・・。 (2007年8月8日)。 クスノキの枝をもらってビンにさし飼育ケースに入れる。 残っていたの4匹の幼虫はすべて飼育ケースにお引越し。 大きい幼虫はあまり食欲がないようだ。 蛹になる日も近いかな。 (2007年8月9日) 2匹が前蛹そして蛹になる。 (2007年8月10日) 6匹目蛹に。 ここで異常事態発生。 蛹が1匹落下。 蛹は意外にもよく動く。 お尻のほうをピコピコ動かして暴れるので、ポケットを作って入れてやったらおとなしくなった。 こんなテキトーで大丈夫だろうか・・。 (2007年8月10日)。 クスノキの葉が減り、枝が枯れてきた。 最後の幼虫(7匹目)は葉で蛹にならず、花瓶に糸をかけて蛹になった。 またまた異常事態。 落下蛹がまた落下。 そのままにしておく。 (2007年8月15日) 最初の蛹から10日後、鉢植えで蛹になった3匹に変化あり。 朝起きたら玄関内で既に羽化していた。 鉢を外へ出してやる。 (07. (07. 羽の模様が透き通って見える。 羽化が近いしるし。 (07. 18午後) 明けて朝5時。 既に羽化しており、近づいたら飛んで庭の草へ逃げた。 深夜か未明に羽化したのではないかと思う。 アオスジアゲハの羽化の時間は特に決まってないようだ。 (07. 19) 4匹目は観察箱の中。 早朝、観察箱をリビングに持ち込み、羽化を見逃さないように見張って、じっくり観察しようとの企みは果たして・・・。 (2007年8月20日)。 外出の予定があったので、ネットのファスナーを全開にして観察箱を外に出して出掛けることにする。 夕方帰宅したら蝶はもちろん居なかった。 朝7時過ぎに観たら、2つの蛹がからっぽに・・・一つは葉っぱの蛹、もうひとつはあの落下蛹!空っぽってことは・・つまり落下蛹も羽化したのかっ!?ううっ、残念、見逃した。 蛹はあと一つ、7匹目を残すのみ。 蛹化が他の6匹より1週間ほど遅れたので羽化もまだ先だろう。 7匹の幼虫に食べつくされたクスノキは新芽が出てきた。 また来年も卵を産みつけに来てくれるかな。 (2007年8月21日)。 最後の蛹が羽化。 (2007年8月26日)。 クリックすると各ページに移動できます。

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アオスジアゲハの産卵から孵化まで!卵の色や孵化の時期や失敗について!

アオスジアゲハ

約2分の動画にまとめています。 もっと詳しく知りたい場合は、以下で文章と共にお楽しみ下さい。 卵(たまご) 食草であるクスノキなどに一個ずつ産みつけます。 産卵後すぐの卵• 孵化の近づいた卵 産卵後すぐの卵はほんのり黄色みのある卵ですが、時間が経って孵化(ふか)が近づいてくると中の幼虫の姿が透けて見えてきます。 孵化(ふか)の様子 卵の中で幼虫が形作られ、孵化が近づいてくると中に幼虫の姿が見えてきます。 卵から出てきた幼虫は最初に卵の殻を食べます。 顔が出てきた• ちょっと出てきた• 黄色っぽい色だ• 卵の殻は食べてしまう 卵の殻を内側からちょっとずつかじって出てきた幼虫は、最初に自分が入っていた卵の殻を食べます。 生まれたばかりの幼虫のことを初令幼虫(1齢幼虫)と呼びます。 幼虫(ようちゅう)1齢~5齢 生まれたばかりの幼虫は「1齢幼虫(いちれいようちゅう)」と呼ばます。 アオスジアゲハの生まれたての幼虫は黒くて毛虫のようです。 脱皮をして「2齢幼虫」「3齢幼虫」「4齢幼虫」と大きくなっていき、色も緑色になります。 さらに脱皮をすると「5齢幼虫(終齢幼虫)」になります。 3齢くらいで緑色が強くなり、4齢になると黄色い帯が目立ってきます。 5齢幼虫(終齢幼虫)になると眼状紋が入ります。 他のアゲハイモムシと比べると小さな眼状紋です。 チョウの種類によって何齢で終齢幼虫になるかは違います。 黒い毛虫のような1齢幼虫• 少し大きくなった1齢幼虫• 2齢幼虫の食事• 3齢幼虫• 4齢幼虫• 5齢幼虫(終齢幼虫) イモムシの眠(みん) 幼虫は脱皮をする前にはご飯を食べなくなって、そのうちじっとして動かなくなります。 脱皮に備えて力を蓄えています。 その状態を眠(みん)と呼びます。 4齢幼虫の眠(みん)• 2齢幼虫の眠(みん) 脱皮(だっぴ) アオスジアゲハのイモムシは大きくなるために脱皮をします。 これは、古くなった表皮をまとめて脱ぎ去っているのです。 チョウの幼虫は柔らかいのでわかりにくいですが、昆虫はクチクラ層からなる外骨格で形成されていて、成長とともに中身が大きくなっても、外見はあまり大きくなれません。 ですから、成長に伴い古い皮を脱ぎ捨てることで大きくなっていくのです。 脱皮を始めた• 古い皮が全部脱げた• 仮面のように殻がついてる• 脱皮した皮は食べる 眠の状態で小さくなっていたところから、体をぐいっと伸ばし体を収縮させながら、どんどん古い皮を脱いでいきます。 最後にはお尻から全部皮を脱いでしまいます。 脱皮した皮は食べてしまうのですが、それは栄養の確保と痕跡を消す役割があると思われます。 前蛹(ぜんよう) 蛹(さなぎ)になる直前にじっと動かなくなります。 その状態を前蛹(ぜんよう)と呼びます。 蛹になる準備に入ると餌(エサ)を食べなくなり、体の中の余計なモノをすべて出すので透き通ってきます。 場所を決めたら、糸で腹部の先端を軽くくっつけて、さらにループ状に吐き出した糸で体をひっかけるように支えます。 前蛹(ぜんよう) 蛹化(ようか) 終齢幼虫が脱皮をして蛹(サナギ)の形状になることを蛹化(ようか)と言います。 蛹化が始まりました• 脱ぎ終わると、皮を捨てます 頭の後ろ部分が破れて、角がひょっこり出てくるところから蛹化(ようか)が始まります。 全部脱ぎ終わると、軽く固定したおしりの先を一回離して皮を捨てます。 その後、器用に元の位置にお尻をくっつけます。 蛹(さなぎ) この時期に体を大きく作り変えて、蛹の中で羽のある姿を形成します。 蛹化してすぐ• 蛹の色は黄緑• 羽化が近づいてきた• 羽化の直前の蛹 蛹は淡い緑色で濃淡のある筋が入っています。 これは葉脈を真似ている擬態なのでしょう。 羽化が近づくと、蛹の中で蝶の姿ができてきます。 羽化の直前の蛹では、はっきりと中の蝶の姿を見ることができます。 羽化(うか) 蛹の中で羽のある成虫の体が出来上がると、最後の脱皮をして出てきます。 これを羽化(うか)と言います。 蛹の殻にヒビが入ってからほんの1分程度の出来事ですが、とても神秘的な光景です。 上の方からパカっと割れます• 出たばかりは羽がくしゃくしゃ• 羽根を伸ばしてじっとしている 蛹の上部からヒビが入ってパカっと割れます。 そこからぐいぐいとチョウが出て来るのですが、最初は羽がクシャクシャです。 まずは、ぶら下がって羽が伸ばせるところまで行って、飛び立てるようになるまではじっとしています。 成虫から産卵 成虫になるとオスとメスが出会って産卵します。 年に3~4回ほど発生するので春から夏の間ずっと、卵から幼虫まで観察することができます。 アオスジアゲハの越冬 アオスジアゲハは年に数回発生して見ることができますが、秋に蛹になったものはその状態で冬を越します。 アオスジアゲハ アオスジアゲハ おまけ:アオスジアゲハ幼虫のうんこ 丸っこいような黒いうんこをします。 幼虫の成長に合わせてうんこも大きくなっていきます。 アオスジアゲハのうんち。 ころんとしたかわいいうんちですね。 他の アゲハチョウの仲間はこちら.

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