糖尿病 薬 痩せる。 メトグルコ(メトホルミン) - 体重減少作用(痩せる効果)のある糖尿病の薬

「糖尿病」なのに「糖を尿に出させる」薬って?:名医が解説! 最新治療トレンド:日経Gooday(グッデイ)

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糖尿病の体重減少が起きる原因やメカニズムは? 糖尿病は血糖値を下げるインスリンの分泌される量が減ってしまうか、インスリンがうまく使えない状態になってしまうので、食べた糖がうまく代謝されないで血管内に残ってしまうようになってしまう病気です。 そうなると、人間の体にとってエネルギーとなる糖分がうまく細胞に取り込めなくなるということなので、エネルギー不足が発生しますよね。 そして、このエネルギー不足を補うために体に貯蔵されているタンパク質や脂質を、筋肉や脂肪から分解して使い始めるようになるので、インスリンの働きが悪い人は急激に痩せていってしまいます。 また、それ以外にも糖尿病患者は多尿や頻尿が発生するので体内の水分が外に出ていく状態が続くようになり、体重が減りやすくなります。 そして、人によっては何もしなくても痩せるのはうらやましいと思う方もいるかもしれませんが、これは糖尿病における弊害なので痩せる願望が強い方々の理想の体型になるわけではなく、むしろ筋肉も一気になくなって激ヤセしてしまうので、あこがれる要素はみじんもないでしょう。 そして、その状態になると運動も特にしないで食事を極端に減らしたわけでもなく痩せるようになりますので、はっきりいってかなり危険な状態と言えるでしょう。 また、この痩せ方の特徴は脂肪がなくなっていくだけではなく、筋肉の張りがなくなっていくようになることです。 つまり、食欲不振や激しい運動といった痩せる要素がなかったのに痩せている場合は危険な状態にあるということなので、いち早く医師に相談する必要があるということですね。 というのも、太っている人が糖尿病になりやすいというだけで、糖尿病になったから太ったというわけではないのです。 むしろ、糖尿病患者で肥満の状態にある人は痩せることも推奨されるので、仮に糖尿病で太った人がいる場合は、それは治療を放棄して好きに生きる道を選んだ人ということになります。 というのも、日本人はもともと欧米人と比べるとインスリンの分泌力が弱いので、高血糖状態になりやすく、肥満にならなくても糖尿病になりやすい体質なのです。 さらに、日本人は内臓や筋肉に脂肪を付けやすい体質で、内臓脂肪が多い人はインスリンの効きが悪くなってしまうので糖尿病になりやすいとも言われています。 スポンサーリンク 糖尿病によって痩せるペースはどうなの? 糖尿病患者が痩せるようになってしまった場合、どのくらいの進行ペースになるのかを確認したところ、経験談となりますが1月で10kg以上減少したという人や、ひどい人では1月で30kg以上痩せてしまったという人もいました。 ただし、この急激に痩せる症状は多くの方がなられている2型糖尿病患者の場合、発症してから数年~10年は経過していると言われているので、この症状が出る前に糖尿病を治す必要があるとも言われています。 というのも、人によっては「急激に痩せるのは末期症状だからすでに手遅れ」と説明しているので、この症状が出る前に治すことが何よりも大切だと言えるでしょう。 また、糖尿病患者の場合、医師の診断や栄養士の指導によってその人に合った摂取カロリーやエネルギー量が決められるようになり、それを看護師がサポートすることになるでしょう。 そこでは、できる限り糖質を抑えて栄養が摂れるものが中心となる食事になるので、食事を楽しみにしていた人には辛いと感じる方も非常に多いのですが、味付けを工夫したりして少しでも食事制限を続けるようにしてください。 そして、この食事制限に対してあまりにも辛そうにしてしまう患者がいると、看護側もその苦労が身に染みてわかってしまい、ついつい甘やかしてしまうことがあるようですが、ここは医師の診断や栄養士の指導に合わせるようにしましょう。 また、どうしても甘いものが食べたいという時は、体内で糖になりにくい果糖が含まれている果物を看護側は推奨するといいですよ。 ただし、薬物を投与したからと言って急激に症状が回復するわけではないので、食事療法と運動療法は続けるようにしてください。 また、薬物療法の注意点として、薬の副作用である冷や汗・めまい・手の震え・強い空腹感といった低血糖の状態が出た場合は糖分を速やかに摂取する必要があるので、使う時は準備しておくようにしましょう。 それ以外にも、薬を突然飲まなくなると糖尿病性昏睡や意識障害を引き起こす可能性があるので、勝手に薬を飲むことを止めないようにしてください。 つまり、最初から薬物に頼って、つらい食事制限や運動療法をしなくて良いというわけにはいかないということです。 まとめ 以上、いかがだったでしょうか? 今回は糖尿病の体重減少はどのくらいなのか、疑問点を解決しつつ進行ペースと痩せる原因と対策についてお伝えしました。 糖尿病患者が体重減少する原因は、糖をうまく分解できなくなることでエネルギー不足が発生し、それを補うために脂肪や筋肉を分解してエネルギーを取り入れ始めるからということでした。 そして、糖尿病患者になってから太るわけではなく、太っているから糖尿病になりやすいというだけで、日本人の場合は痩せ型の糖尿病患者が多いということでしたね。 さらに、糖尿病によって急激に痩せた場合は1月で30kg以上痩せるといった激ヤセが発生した人もいるということなので、著しく痩せることもわかりました。 また、この激ヤセする現象は末期症状でもあるので、この症状が出る前に食事療法と運動療法を行って糖尿病を改善する必要があるということでしたね。 最後に、糖尿病の治療は食事が大好きな人にとって地獄に感じる人もたくさんいるでしょう。 そのため、発症してしまわないように、甘いものが大好きな人は食べすぎに注意して、日常から運動を摂り入れていくようにしましょうね。 スポンサーリンク カテゴリー•

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糖尿病の体重減少はどのくらい?進行ペースと痩せる原因と対策!

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【糖尿病薬】GLP1製剤であるトルリシティは痩せる?その効果と注意点を解説 なかなかダイエットがうまくいかない、飲み薬を忘れてしまい、血糖コントロールがうまくいっていないなどの理由で、GLP1受容体作動薬であるトルリシティに興味を持たれている方もいるのではないでしょうか。 トルリシティは、週1回の自己注射で効果が期待できる2型糖尿病に用いられる治療薬になります。 そのため、ダイエット目的での使用には保険適用はないことや、自己注射であり、血糖値を下げる効果があるため、使用する上では注意すべきこともあり慎重にならなければなりません。 今回は、GLP1製剤であるトルリシティの効果について説明するとともに、痩せる効果はあるのか、自己注射についてなど使用する上での注意点についても合わせて解説していきます。 1.GLP1製剤トリルシティとは? はじめに、トルリシティの成分と特徴、痩せる効果について解説します。 1-1. トリルシティの成分と特徴 トルリシティの有効成分は「デュラグルチド」で、トルリシティは「GLP1製剤」とも呼ばれます。 GLP1(グルカゴン様ペプチド-1)は食事をすると小腸から分泌されるホルモンの一つで、血糖降下作用があるインスリンを分泌させる働きがあります。 デュラグルチドはGLP1と同じ作用を持ち、かつ酵素による分解を受けにくいようにデザインされた薬です。 デュラグルチドには、以下の特徴があります。 したがって、低血糖の副作用が起こりにくいのが特徴です。 そして口から服用するのではなく、自分でお腹や太ももなどの皮下に注射するタイプの薬剤です。 デュラグルチドは注射が週1回で済むので、毎日飲むはずの薬をついつい飲み忘れてしまうという人には向いています。 またデュラグルチドをはじめとしてGLP1製剤が注目されている理由の一つに、食欲を低下させる作用があることが挙げられます。 消化管ホルモンGLP1は食欲をコントロールしている摂食中枢に働きかけるほか、胃腸の働きを抑制して「もうお腹はいっぱいだ」と脳に認識させる作用があると考えられています。 実際に、アメリカでは2014年に肥満症の治療薬としてGLP1製剤である「リラグルチド」(商品名:サクセンダ)が承認されました。 さらにアジアでは韓国で2018年よりサクセンダの販売が開始され、痩せ薬として話題を呼んでいます。 1-2. トリルシティは痩せる効果はあるのか? トルリシティの販売元である日本イーラーリリー株式会社は、トルリシティの体重減少効果について「2型糖尿病患者を対象とした試験では、トルリシティの単独投与による明らかな体重変化は認められていない」と報告しています。 一方で数種類の経口血糖降下薬との併用による影響を評価した試験では、血糖降下薬の種類によって、体重が減少したもの、体重の変化がほとんどなかったもの、逆に体重が増加したものに分けられました。 この結果からも、「トルリシティに痩せる効果がある」とは一概には言えません。 しかしトルリシティの副作用に食欲減退(発現頻度1~5%未満)があり、少数ではありますが食欲の低下を感じた人もいるようです。 1-3. トリルシティはどんな方に処方される? トルリシティの適応は「2型糖尿病」です。 一方で、トルリシティはインスリンの代替薬ではないので、1型糖尿病でインスリンがほとんど分泌されない方や、重度のインスリン依存状態の方は使用できません。 トルリシティではありませんが、他のGLP1製剤でインスリンから切り替えた結果、糖尿病ケトアシドーシスという重篤な副作用を発症した例が報告されています。 インスリンからの切り替えは、検査を行いインスリンの分泌能が保たれているかどうかを見極めてから、慎重に判断する必要があります。 また経口血糖降下薬の中には、消化管ホルモンGLP1を分解するDPP4という酵素を阻害する「DPP4阻害薬」(商品名:ジャヌビア、ネシーナなど)もあります。 GLP1の分解を抑制することで、インスリン分泌を促進させるというわけです。 しかしトルリシティもDPP4阻害薬も、GLP1の効果を高めるという点では作用するポイントが同じなので、トルリシティとDPP4阻害薬を併用した場合、保険請求が通らないというケースもありえます。 また販売元も、「トルリシティとDDP4阻害薬を併用した場合の有効性、安全性は確立していない」と報告しています。 すでにDPP4を服用している場合は、トルリシティとの併用はできない可能性があることを理解しておきましょう。 同じタイプのGLP1製剤について GLP1製剤には、大きく分けて1日1~2回注射のタイプと、週1回注射のタイプがあります。 現在日本で販売されているGLP1製剤は、以下の5製品です。 有効成分 商品名 注射回数 エキセナチド バイエッタ 1日2回 リキシセナチド リキスミア 1日1回 リラグルチド ビクトーザ 1日1回 エキセナチド(徐放型) ビディリオン 週1回 デュラグルチド トルリシティ 週1回 なお、アメリカや韓国で肥満症の治療薬として販売されているサクセンダ(成分名:リラグルチド)は、日本では「ビクトーザ」という名前で販売されています。 しかし日本では、ビクトーザをはじめとして、GLP1製剤の肥満に対する適応はありません。 また海外で販売されているリラグルチドに関しても、2型糖尿病の治療に使う場合と肥満症の治療に使う場合では1回に注射する用量も異なります。 日本ではGLP1製剤はあくまで2型糖尿病の治療薬であるということ、肥満症の治療薬として保険適用は認められないことを理解しておきましょう。 2.自己注射について トルリシティの大きな特徴は、週1回の自己注射である点です。 自己注射をしたことがない人は、どのような手順ですればいいのか、痛みはないのかなど、疑問や不安があることでしょう。 ここからは自己注射の手順と痛みの程度、さらに注射薬や針の管理について解説します。 2-1. どんな手順で注射を打つ? トルリシティは、「アテオス」という専用のペンを使って注射します。 専用の容器に充填された1回使いきりの状態で渡されるので、従来の注射製剤のように注射針を毎回付け替えたり、目盛りで投与量を調節したりする必要がありません。 使い方もわかりやすくて簡単です。 注入ボタンを押すと、1回目の「カチッ」という音がします。 これが薬の注入が始まった合図です。 その後数秒間待つと、今度は2回目の「カチッ」という音がします。 これは注入が終わった合図なので、アテオスを皮膚から離して注射は完了です。 2-2. 痛みは大丈夫? アテオスの中に充填されている注射針は、採血で使うものよりも細い針を使っています。 採血より痛みは少ないので、ご安心ください。 またアテオスで注射したときの痛みを評価した臨床試験もあります。 アテオスの使用後の痛みを、痛みなしを0として0から11まで評価してもらったところ、45. 7%が「痛みなし(スコア0)」、28. 平均スコアは1. 0と低く、アテオスによる痛みはほとんどないと考えてよいでしょう。 なお、注射する部位はお腹や太もも、他の方に注射してもらう場合は上腕でも可能です。 注射部位は少しずらすかあるいはローテーションし、毎回全く同じ場所に打たないようにしてください。 トルリシティは週1回の注射なのでもともと体への負担は少ないですが、打つ場所を変えることで、繰り返し注射による痛みや腫れを軽減できます。 2-3. 使用する直前に冷蔵庫から取り出して使用します。 注射後は、アテオスの中に注射針が戻る構造になっています。 使用後のアテオスは、病院または薬局に持ち込んで処理してもらうのが一般的です。 医師から指示があれば、それに従ってください。 また、家庭から出る医療廃棄物の処理に関しては各自治体によって対応が異なるので、そちらも合わせて確認しておきましょう。 以下は名古屋市の例ですが、廃棄の仕方がまとめられています。 3.トリルシティで治療をする際の注意点 トルリシティで治療するにあたって、どのような副作用があるのか、あるいは低血糖が現れたときにはどのように対処すればよいのか、確認しておきましょう。 3-1. どんな副作用がある? トルリシティで多い副作用には、吐き気、下痢、腹痛などの胃腸の症状が挙げられます。 しかしこれらは継続するにつれ軽減されるため、自己判断で注射を中止しないようにしましょう。 副作用がつらい場合は、主治医に相談してください。 吐き気がある場合は、油を控える、食事の量を減らすなどして対処しましょう。 3-2. 低血糖の可能性とその対策 トルリシティは血糖値が高いときにインスリン分泌を促進させる薬であるため、従来の経口血糖降下薬と比べて低血糖のリスクは低いと言われています。 しかし特に経口血糖降下薬やインスリンを併用している場合は、低血糖の可能性が0とは言い切れません。 実際に、経口血糖降下薬との併用療法を評価した臨床試験では、26%で低血糖の発現が認められました。 また併用している経口血糖降下薬の種類によっても、低血糖の発現頻度は3. 3~33. 6%とばらつきがあります。 さらにトルリシティの販売直後に行われた調査でも、低血糖の報告は27件あり、そのうちインスリン併用患者では重篤な低血糖に至ったケースも報告されています。 トルリシティやその他の糖尿病治療薬を使用していて、動悸や冷や汗、手足の震え、頭痛などの症状が現れた場合は、低血糖の可能性があります。 低血糖が疑われる場合は、ブドウ糖を10gほど摂取するか、ブドウ糖を含むコーラやジュースなどの清涼飲料水を飲み、症状が落ち着くまで安静にしてください。 また低血糖を繰り返さないためにも、低血糖の症状が現れたことは必ず主治医に報告しましょう。 4.痩せたいと思ってトリルシティを使用したいと思った方へ トルリシティをはじめGLP1製剤には食欲を抑える効果があり、一部のGLP1製剤は海外で肥満症の治療薬としても承認されています。 しかし日本では、GLP1製剤の肥満症への適応はありません。 トルリシティはあくまで2型糖尿病の治療薬であり、目指すゴールは「体重を減らすこと」ではなく「血糖値を適切な範囲でコントロールすること」です。 ただ、トルリシティは血糖値に依存してインスリンの分泌を促進させること、週1回の自己注射で済むことなどのメリットがあります。 自身の状態やライフスタイルによって使用可能な場合もあるので、気になる点は主治医に確認してみるとよいでしょう。 5.おわりに 海外では一部のGLP1製剤が痩せ薬として注目されています。 しかし日本ではGLP1製剤の肥満症に対する適応はありません。 またGLP1製剤はもともと2型糖尿病の治療薬であり、使用する上ではベネフィットとリスクをしっかり理解しておくことが重要です。 トルリシティは週1回の注射で血糖値をコントロールする薬です。 自身の状態によっては使用可能な場合もあるので、気になる方は主治医に相談してみるとよいでしょう。

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糖尿病患者が痩せる症状には要注意!病状と余命について説明

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「糖尿病で痩せてきたら病気が進行している証拠」と聞いたことはありませんか? 糖尿病と診断されてから、食べる量を減らしたわけでもないのに痩せてきた…もし糖尿病が進行しているということなら心配ですよね。 そもそも、なぜ糖尿病になると痩せてくるのでしょうか。 この記事では、糖尿病になると痩せる原因や糖尿病で痩せたときはどういう状態なのかについて説明します。 糖尿病患者が痩せてしまったら 結論からいうと、糖尿病が原因で痩せる場合は病気が進行している可能性があります。 では、なぜ糖尿病が進行すると痩せるのでしょうか。 糖尿病で痩せる原因 糖尿病は高血糖状態が続く病気で、インスリンの分泌量が低下したり、インスリンの作用不足が原因で発症します。 食べる量が変わらないのに体重が減るということは、食事で摂った糖がエネルギーとして使われず、代わりに筋肉や脂肪が分解されてエネルギー源になっているということです。 場合によっては1か月で5~10kg体重が減ることもあります。 糖尿病は発症原因によって に大別されますが、いずれも症状の1つに体重減少があります。 ただし、1型糖尿病の場合は突然かつ急激に体重が減るのが特徴です。 糖尿病が進行している可能性 糖尿病と診断され、食事の量が変わらないのに痩せてしまうという場合は糖尿病が重症化している可能性があります。 このような場合、一刻も早く医師の診察を受けることが大切です。 関連記事はこちら 痩せた場合の余命について 食べる量が変わらないのに痩せていくということは、エネルギー源として筋肉や脂肪が分解されているということです。 このとき、副産物としてケトン体が分泌されます。 血液中に急激にケトン体が増えると血液が酸性に傾くため、糖尿病ケトアシドーシスを引き起こし、脱水症状などの異常が現れます。 糖尿病ケトアシドーシスを放置すると昏睡や意識障害を引き起こし、最悪の場合、死にいたることもあります。 糖尿病と診断された場合、余命はどうなるのか見ていきます。 糖尿病患者は長生きできないのか オックスフォード大などの研究によると、50歳以前に糖尿病を発症した患者は、健康な人と比べて平均で10年寿命が短くなることがわかりました。 糖尿病は脳卒中や心筋梗塞など命に関わる合併症を引き起こすリスクが高まります。 もちろん、後述する糖尿病治療に積極的に取り組むことで寿命を延ばすことは不可能ではありません。 病状が末期の場合 糖尿病は進行するとさまざまな合併症を招きます。 糖尿病によって動脈硬化を起こした場合、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる結果を招くこともあります。 また、糖尿病が原因で痩せているケースでは、インスリンの作用不足による糖尿病ケトアシドーシスによって昏睡や意識障害を招き、場合によっては死にいたることもあります。 このように、末期の糖尿病は合併症や症状によって余命が変わるため、一概に「余命〇年」ということはできません。 一方、糖尿病性腎症を発症して人工透析を行うことになった場合の余命は約5年といわれています。 悪化しないためにできること 糖尿病は完治する・しないという病気ではありません。 糖尿病の治療目的は、血糖コントロールを継続することで健康な状態を維持することです。 何より大切なことは「糖尿病を発症しないこと」、そして糖尿病を発症してしまったら「病気が進行しないようにすること」が重要なのです。 糖尿病の予防方法 糖尿病を予防するには食生活の改善と運動に取り組むことが基本になります。 食生活の改善ポイント 糖尿病を予防するには乱れた食生活を改善することが大切です。 このとき、以下のポイントを押さえて取り組むことが重要になります。 ・栄養バランスが良い食事を摂る ・食べ過ぎない ・規則正しく3食(朝・昼・夕)食べる ・夜遅い時間の食事は避ける 食生活改善について 運動のポイント 糖尿病の予防には運動を取り入れることも大切です。 運動を行う際は以下のポイントを意識して、楽しみながら行うことが重要です。 ・持病がある場合は医師に相談する ・体調が悪い場合は無理をしない ・準備運動と整理運動を行う ・最初は軽い運動から始める ・毎日継続できる運動を行う 糖尿病の治療 糖尿病と診断されたら、早い段階で治療に取り組むことが大切です。 糖尿病の治療は食事療法・運動療法・薬物療法が基本です。 最初は食事療法と運動療法で血糖コントロールを行い、それでも改善されない場合は薬物療法を取り入れていきます。 食事療法 食事療法だからといって、食べてはいけないものがあるわけではありません。 糖尿病の食事療法は医師から指示されたエネルギーを守り、バランスの良い食事を規則正しく摂ることが基本になります。 また、食事の際はゆっくりとよく噛んで食べると食後の血糖値が上がりにくくなります。 1日の適正なエネルギー量は人によって異なります。 そのため、食事療法は医師と相談のうえで治療に取り組むことになります。 関連記事はこちら 運動療法 糖尿病は食事療法と運動療法を組み合わせて行うことが大切です。 糖尿病の改善に効果がある運動は有酸素運動と筋力(レジスタンス)トレーニングです。 有酸素運動とはウォーキングや水泳、ジョギングといった全身運動のことをいいます。 有酸素運動を行うと血液中の糖が細胞に取り込まれやすくなるため、血糖値を下げる効果があります。 一方、筋力トレーニングとはダンベル運動や腕立て伏せなど筋肉に負荷を与える運動のことをいいます。 筋力トレーニングは筋肉が増やし、インスリンの効果を高めます。 関連記事はこちら 薬物療法 食事療法と運動療法に取り組んでも血糖値の改善ができない場合は薬物療法を取り入れます。 糖尿病の薬物療法には、インスリンの働きを高める薬やインスリンの分泌を改善するもの、身体の外から注射でインスリンを補うものなどさまざまなものがあります。 いずれも医師の指示に従って正しく使用することが大切です。 まとめ 糖尿病と診断され、食べる量を変えていないにも関わらず痩せてきた場合は病気が進行している可能性があります。 そのまま放置しておくと意識障害を招き、死にいたることもあります。 さらに、糖尿病は進行すると合併症を引き起こし、深刻な結果を招くこともあります。

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