リバーズ エッジ 感想。 リバーズ・エッジのレビュー・感想・評価

映画『リバーズ・エッジ』あらすじネタバレと感想。ラスト結末も

リバーズ エッジ 感想

Contents• 1.その前に…漫画「リバーズエッジ」の世界(解説) ネットで漫画「リバーズエッジ」の感想を探すと「意味がわからなかった」という声が散見されます。 一方で、まったく反対に「とても感動した」「大好きな漫画」という意見も多いですね。 このことからもわかるように、漫画「リバーズエッジ」は「わかりやすく大衆的な漫画」ではなく 「一定の『感性』を持った人に突き刺さる漫画」なのだと思います。 作中で描かれているのは、感受性の強い十代の本音と欲望、少数派(マイノリティー)の生きざまなど。 20年以上昔の漫画であるにも関わらず、岡崎京子さんならではの鋭い心情描写は今なおとても鮮烈で、「リバーズエッジ」に共感できる感性を持つ人々を虜にしています。 ただし「お、ラブストーリーかな?」と安易な気持ちでつっつくと「わけがわからないぞ…?」で終わってしまう可能性大! 実際に私も漫画を読んだのですが「人を選ぶ作品だな」と思いました。 …って長々と前置きしても、それこそ意味が解らないですよね(笑) 次項からは、できるだけわかりやすく漫画「リバーズエッジ」のあらすじや見どころをご紹介していきたいと思います! 2.漫画「リバーズエッジ」のあらすじとネタバレ! ハルナ(山田君は、クラスでは気配を消しているよな、おとなしめで目立たないひっそりとした男の子で、でもオシャレでキレイな顔をしているから女子にはヒソカに人気があって、しかし男子には『攻撃誘発性』のマトでいつもけっこうボコボコにされているのであった) ハルナ「もー!いーかげんにしなさよ!あんた達ィ!!」 若草ハルナは見るに見かねて、観音崎たちにいじめられている山田一郎を助けた。 それをきっかけに、ハルナは山田と仲良くなる。 彼氏の観音崎はいい顔をしなかったが、知ったことではない。 観音崎への愛情など失せて久しいのだ。 山田「ボクの秘密の宝物、教えてあげる。 誰にもまだ教えてないやつ。 見てほしいんだ」 そういって山田に連れていかれたのは、背の高い雑草が生い茂る河原。 山田「あった、これが僕の宝物だよ」 そういって山田がハルナに見せたのは、朽ちて白骨化している誰かの骸だった。 山田「自分が生きてるのかどうかいつもわからないでいるけど、これを見ると勇気が出るんだ」 そういう山田君は同性愛者だ。 田島カンナと付き合っているのはカモフラージュのため。 本当は1学年上の男の先輩が好きなのだそうだ。 その後の展開と結末(ネタバレ大!) 漫画「リバーズエッジ」の登場人物はみんなコンプレックスや問題だらけ。 ・山田くんを通じて仲良くなったモデルの吉川こずえは、食べたものを全部吐いてしまう体質で、レズビアンの気がある。 ・ハルナの友達・小山ルミは体を売って小遣いを稼いでいる。 ・田島カンナは山田くんから愛されていないことに気づき始め、ハルナと山田の仲に嫉妬してハルナのストーカーに変貌していく。 ・観音崎は兄や家族にコンプレックスがあり、それが転じて暴力やクスリなどに身を任せてしまう。 それぞれの「欲望」や「不安」、「悩み」が混じり合いながら物語は結末へと向かっていきます。 「リバーズエッジ」あらすじ後の展開 まず最初に起こった事件は、小山ルミの妊娠。 ルミは大勢の男と関係していて父親は不明。 最近、ルミを都合よく抱いてばかりの観音崎に「あんたの子かもしれない!」と言って詰め寄る。 ルミに押し切られる形で不承不承「金は出す」と言う観音崎だったが、その態度に傷ついたルミは… ルミ「ハルナ言ってたもん。 バカで困る。 気がつけばルミの首を絞め落としていた。 河原の草むらのなかにどさりとルミの身体が崩れ落ちる。 たまたま現場を目撃していた山田は観音崎に… 山田「何やってんの?手なんかじゃ掘れないよ。 スコップ持ってきた方がいいんじゃない?」 動揺しまくる観音崎に対して、いつも白骨を見ている山田は冷静そのもの。 むしろ「新しい宝物が見つかった」とばかりに吉川こずえとハルナに連絡し「見にきなよ」と誘いをかける。 一方その頃、ハルナへの恨みが頂点に達した田島カンナはハルナの家に放火。 そうとは知らず、山田・観音崎に合流したハルナ・こずえはルミの遺体が転がっている場所へと向かう。 しかし、そこには何もなし…。 ルミにはまだ息があって、命からがら自宅へと戻っていたのだった。 ルミが部屋に戻ると、ルミが毛嫌いしているオタクの姉・マコが勝手に部屋に入って日記を読んでいて… ルミ「何やってんの!欲求不満のブス!ブヒブヒ言わず豚小屋に帰れ!」 一閃。 マコは手にしたカッターナイフでルミの胸を切り裂きます。 マコ「あんたが悪いのよ。 いつもいつもチャラチャラして…男に媚びることばっか覚えて…あんたのこと大嫌いだった!いなくなっちゃえばいいと思ってた」 「ぎゃーー!!」 血まみれで倒れるルミを見た両親の絶叫が響く…。 河原からの帰り道、山田と吉川は「新しい宝物」を見つけた。 それは、放火のどさくさで自分に火をつけてしまい息絶えた黒こげの田島カンナ。 一方、ハルナはまだ河原で、なんだか興奮してしまった山田に押し倒されていた。 ハルナ(あたしと観音崎くんはそこで何回もした。 観音崎くんは不安と怒りを一緒くたに全部あそこにぶち込むしかなかったんだと思う。 で、あたしはあそこで受け止めるしかできなかったし) 家に帰ったハルナを待っていたのは、燃えてしまった部屋と泣いている母親の姿だった。 結末 ルミは一命を取りとめたが、赤ちゃんは流れてしまった。 吉川こずえは多忙により学校を辞めるそうだ。 そしてハルナは放火をきっかけに転校することになった。 ハルナ(というか団地村のソガイにあってママがヒステリーを起こしたのだ) 観音崎「ウィーっす!手伝いにきたっす」 (観音崎くんが引越しの手伝いに来てくれた。 あれから私たちは何もない。 何も言わないし話さない) (あたしは明日引っ越しする。 観音崎くんはほっとするだろう) 観音崎「じゃ、あしたガッコあるし見送りには行けないから」 (きっともう二度と観音崎くんと逢うことはないんだろうな、と思った) 最後の夜、ハルナは山田と散歩する。 (山田くんと河沿いを歩く。 橋を渡る。 何も喋らずに行く。 今頃ママはにやにやしてるだろう。 そんなんじゃないのにね。 あたしは何だか可笑しくて少し笑った) 山田「最近、田島さんの幽霊見るんだ。 ぼくは生きているときの田島さんより幽霊の田島さんの方が好きだ」 山田「酷いよね。 生きている間にもっと好きになってあげられたらよかったのにね」 ハルナ「…山田君は黒焦げになってないと人を好きになれない?」 山田「そんなことないよ。 僕は生きている若草さんのことが好きだよ」 山田「本当だよ。 若草さんがいなくなって本当にさみしい」 (涙がぽたぽたと河に落ちていった。 うつむいて山田くんに顔を見られないよう。 声を抑えて山田くんに泣き声を聞かれないよう) (苦しい。 ただ胸が苦しい) そして朝が来る。 ハルナ(あたしたちの住んでいる街には河が流れていて、それはもう河口にほど近く、広くゆっくりとよどみ、臭い) ハルナ(河原にある地上げされたままの場所にはセイタカアワダチソウがおいしげっていて、よくネコの骸が転がっていたりする) 3.漫画「リバーズエッジ」の感想(と補足) 小説では「行間を読む」ことが1つの醍醐味ですよね。 文字で表現されていない部分を想像し、補い、楽しむ。 通常、これに対して漫画は視覚情報が多いぶん親切で、あまり想像の翼を広げなくても物語が楽しめるようになっています。 しかし、この「リバーズエッジ」はその通例に当てはまりません。 読者は「何が起こっているか」という情報から、登場人物それぞれの『気持ち』を汲み取っていかなければなりません。 彼らは現実の人間と同じく、自分の抱えた苦しみや本音、弱音を簡単にはこちらに見せてはくれません。 しかし、読者は『彼ら(彼女ら)の心の中で、何かが起こっている』ことだけはわかるので、どうにか彼らに共感しようと試みることなります。 あるいは、豊かな感受性を持っていれば、深く考えるまでもなく自然と彼ら(彼女ら)の気持ちに寄り添うことができるでしょう。 そうして自分なりに登場人物それぞれの『気持ち』を見つけることができたとき、漫画「リバーズエッジ」は『二度と手放せない大好きな一冊』になるのだと思います。 漫画「リバーズエッジ」の感想…を言語化するのはとても難しいことです。 「あー、面白かった!」という類の作品ではありませんし、「この漫画のどこが好きだった?」と聞かれても明確に答えることができません。 怒りも、悲しみも、寂しさも、恋心も、ぜんぶ単純じゃない。 それこそ言語化できないくらい複雑な感情同士がぶつかって、化学反応を起こして…。 あえて言うなら、そのすべてが…漫画「リバーズエッジ」の世界そのものが、なんだか心に突き刺さる。 漫画「リバーズエッジ」はそんな特殊で、特別な作品なのだと感じました。 まとめ 岡崎京子「リバーズエッジ」が映画化! 今回は原作漫画のあらすじた結末のネタバレ、感想などをお届けしました。 とはいえ、実際のところこの漫画はかなり「読まなきゃわからない」類の作品。 現在ではなかなか手に入りにくいようですが、機会があればぜひ漫画そのものを読んでいただきたいと思います。 さて、改めて映画「リバーズエッジ」のキャストを見てみると「二階堂ふみ=若草ハルナ」はかなりピッタリな配役という気がしますね。 個人的には二階堂ふみさん大好きなので、映画「リバーズエッジ」でどのようなハルナを、どのような表情を見せてくれるのか非常に楽しみです。 また、行定勲監督にしても漫画原作の実写映画化をやるのは珍しいので、そのあたりにも注目! 監督の映画の世界観と漫画「リバーズエッジ」の世界観には共通した雰囲気を感じるので、いい化学反応が見られそうな予感がします。 そんな映画「リバーズエッジ」は2018年公開! 今から封切りが楽しみです。 最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。 1 ・アニソンや声優コンテンツも充実 31日間 ・ 海外ドラマが充実 ・オリジナルドラマも多数 ・見放題作品5万本 2週間.

次の

リバーズ・エッジ

リバーズ エッジ 感想

リバーズ・エッジの映画の中では、川岸、川原がひとつのキーになる舞台としてたびたび出てきます。 山田は「これを見ると勇気が出る」と言う。 さらに、宝物として死体を共有する後輩でモデルのこずえが現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で結ばれていく。 若草ハルナ・・・・・・・ 二階堂ふみ• 山田一郎・・・・・・・・ 吉沢亮• 観音崎・・・・・・・・・ 上杉柊平• 吉川こずえ・・・・・・・ SUMIRE• 小山ルミ・・・・・・・・ 土居志央梨• 田島カンナ・・・・・・・ 森川葵 リバーズ・エッジ 感想(少しネタバレ) いやいやリバーズ・エッジみました。 見事に乳だし頑張っています!それに釣られて見てしまった自分も自分ですが・・・汗 作品自体の評価も分かれる作品だなとは感じますが、自分は逆に二階堂さんのヌード以外情報というか興味が無かった分、個性豊かなキャラがかなり強引に物語りにひきずりこんでくれました。 若草ハルナ(二階堂ふみ)の彼、 観音崎にいじめられてる 吉沢亮ふんする山田一郎は、ゲイなのですが 田島カンナに告白されなぜかOKしてしまいます。 ゲイをカモフラージュする感じでしょうか? しかしこの 森川葵が演じる田島カンナが、個人的には つぼキャラで、あの可愛い顔の中に秘めた狂気的な嫉妬心や異常さが、演技だとは分かっててもとても怖い、、、ある意味名演だったなと思います。 見終わったあとも何故かみぞおちの辺りに異物が残ってるような変な感覚。 (ただ歳のせいかも><) オープニングからライターの火がつくシーンから、いきなり空から燃える死体が降ってきたり。 すぐさま画面が変わり若草ハルナが走って夜の学校の古い校舎に一人で行き、何をしてるのかと見てたらロッカーを開け、するとそこからすっぽんぽんの山田一郎が縛られて出てきたり。 オープニングから ??という感じでしたが、だんだん中盤になって話がつながっていきます。 猿ぐつわ&手足を縛られロッカーから出てきた山田一郎。 なぜ若草ハルナが助けに来たかと言うと、この犯人はハルナの彼氏の観音崎だからでしょう。 たぶん観音崎からその事を聞いて慌てて助けに来たということでした。 二度とあんなことしたら許さない! とハルナに言われた観音崎でしたが、またすぐ旧校舎の科学室で山田をぼこぼこにしてしまいます。 それを聞きつけたハルナはまたまた現場に急行! 又助けてくれたハルナに山田君が言います。 今晩暇??僕の秘密の宝物を教えてあげる! そう言われて夜連れて行かれたのは、川のそばの茂み??そこにあったのはなんと 白骨化した死体でした。 去年ぼこぼこにされた時に、恥ずかしいけどここに泣きに来た時に見つけたと。。。 自分はいつも生きてるか死んでるか分からないけど、これを見ると勇気が出るんだ!と。 そして白骨死体の前で二人が話してると同時刻、観音崎はハルナが来ないので同じクラスの 小山ルミを自宅に呼び出し二人は合体!どうしようもない男です。 そしてこの白骨死体のことを知ってるもう一人の一年生で、 過食嘔吐のモデル吉川こずえと、3人の奇妙な関係がはじまります。 この手の作品はネタバレはあまりしないほうがいいと思うので、この辺で^^ あと田島カンナの怖さは静かな怖さですが、もう一人小山ルミのお姉ちゃんは豪快な怖さです!笑えます^^汗。。 このおでぶちゃんが豪快にイチゴジャムを食パンに塗って登場するシーンは、怪獣が登場するシーンに通じるものがあります。 このシーンは要らなかったのではと思いますが、、、(涙) リバーズ・エッジ 興行収入や年齢制限 リバーズ・エッジの興行収入・・・ 『リバーズ・エッジ』全国108館で公開され、初日からの3日間では動員1万6,998人、興行収入2,448万3,400円を記録。 となっていますが、トータルでそれほど振わなかったようです。

次の

【ネタバレ】「リバーズエッジ」感想・解説:青春の暗翳とそこに刺す微かな希望の物語を考察!

リバーズ エッジ 感想

Go、ピンクとグレー、ナラタージュ 行定勲監督の作品は、表情の抜き出しと、シーンカット、台詞回しがとても上手くて、 万引き家族の是枝監督の様に、ワンカットも台詞も長いために、なかなか意図を読み取るのが簡単ではない作品とは違い、 リアルな感情が伝わってくる。 行定勲監督の作品は、人間の本質、裏側、日常に溢れてる残酷さ、それでも世界は美しい 的な 是枝監督の作品は、身近にありすぎて気づかない大切なもの、愛のある嘘、平凡な毎日に見えてそうじゃない 的な どの作品を見ても、行定勲監督には日本のトップレベルの技術があると思うし、着目点というか視点が、別の世界の問題に思えて、実はどんな人にでも当てはまる様なものであったりして、確実に観た人の心を掴んでいることと思うが、 どうしても美しい映像になりきらない 今回の映画、フィルムのサイズや、フィルター、服装も90年代風で、この世界観好きかも、、、と思う人もいると思うが、夜の工業団地、川、橋、のシーンが多い中で、あまりその良さを上手く引き出している映像とは言えないと思う。 スワロウテイル、undo、花とアリス等、涙が出るほど美しい映像を作れる、岩井俊二監督がこの映画を作ったら、きっと全く違った空気感の映画ができるのではないかと、想像するのが楽しくてたまらない。 第2回目鑑賞の感想 最後の吉沢亮のセリフ「若草さん、もう一度UFO呼んでみようよ。 」 この一言、とてつももなく優しさに溢れていると、そう感じた。 いろんなものを失ったふたり。 これから大人になっていくにつれ、失うものわどんどん増えていく。 でも、そんな事も知らない彼は、欲しいものを念じる。 念じれば手に入るよ、と二階堂ふみに言う。 とても個人的な感想。 いじめられて、ゲイで、病んでる吉沢亮、どツボ。 何回でも巻き戻せるあのオッさんとヤるシーン。 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 C 2018 Danger House Holding Co. , LLC. All rights reserved. 「ANNA アナ」 C 2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 「ハリエット」 C 2019 Focus Features LLC.

次の