クロミッド市販。 クロミッドの効果・副作用・飲み方までくわしく!男性不妊にも使うの?【不妊治療専門医監修】

クロミッドの排卵日はいつ?服用して何日後?タイミングを取るには?

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クロミッド 不妊治療として用いられるクロミッドについての 効果、作用、副作用はもちろんのこと、 飲み方や妊娠確立などについても解説しています。 sponsored link 効果と作用 クロミッドは多胎妊娠のリスクも秘めています。 一度に2人以上の胎児を妊娠することです。 多胎妊娠には一卵性と二卵性があり、二卵性は一卵性の2倍に達します。 排卵誘発剤の使用で多胎妊娠が増えていると言われています。 不妊の治療で服用した薬によって、 多胎妊娠するのであればそれは一見喜ばしいことなのです。 しかし、多胎妊娠においては2つのリスクを背負うことになります。 ・経済的かつ出産後のケアにおける問題 ・胎児の数が増えれば増えるほど、妊娠中毒症が発生する可能性が高くなる 経済的にかなりの余裕があるのであれば、 多胎妊娠しても問題はないかもしれません。 しかし同学年に2人以上の子供を抱えることは経済的な負担を強いられます。 また、出産後の育児に関しても不安があります。 妊娠中毒症を発症すると、胎児に十分な酸素が送れなくなり 仮死状態あるいは未熟児で生まれてくるケースがあります。 また、母子ともに危険な状況に陥ることもあります。 副作用 ・多胎妊娠 ・下腹部痛 ・発疹 ・目のかすみ ・尿の量が増加する ・精神不安 ・長期使用で子宮頚管粘液が減少し、子宮内膜が薄くなる為妊娠しづらくなる ・卵巣腫瘍のリスクが高まる ・静脈血栓症及び脳梗塞を発症するリスクがある ・悪心 ・食欲不振 ・精神の変調 ・口が乾く もしクロミッドを服用して発疹などのアレルギー症状が出た場合には すぐに服用を止めて主治医に相談をしてください。 また、その他の副作用についても 症状が出たことを主治医に相談するようにしてください。 どの副作用も歓迎すべきものではないですが、 多胎妊娠については事前にパートナーを含めた話し合いが必要です。 なぜかと言うと、多胎妊娠においては以下の問題があるからです。 ・経済的な問題 不妊治療の甲斐あって、妊娠してそして無事に赤ちゃんが生まれても、もし双子や三つ子が生まれると経済的な問題を抱えることになってしまいます。 ・育児の問題 最近では育児ノイローゼなどお母さんが一人で 問題を抱え込んでしまうケースが多発しています。 赤ちゃんが一人でも、大変な中で双子や三つ子が生まれた場合には メンタル面のケアも含めて問題が出ることが懸念されます。 ・妊娠中毒症の発生率が高まる 同時に妊娠する赤ちゃんが増えれば増えるほど、 妊娠中毒症の発生率が高まることが分かっています。 妊娠は出産がゴールな訳ではありません。 産後のことも含めてよく考えた上でクロミッドを服用するようにしましょう。 飲み方 医師の指示により、 1錠 50mg の服用から始めます。 月経周期に合わせて服用します。 月経が始まって3日〜5日目でスタートし、 5日間連続で服用します。 医師の指示どおりに服用すれば問題はありません。 妊娠率 もし排卵障害以外に不妊の原因がない場合は、 クロミッドによる排卵の成功率は80%に及びますから かなり高い確率と言えるでしょう。 しかし、 妊娠率はおよそ20%にとどまります。 早い段階で妊娠する人もいれば、そうでない人もいます。 様子を見ながら医師の指示に従って不妊治療を続けていくことになります。 クロミッド以外にも不妊症治療の為の薬はいくつもあります。 例えば「hMG」。 この薬は重度の排卵障害の患者さんに使用される排卵誘発剤です。 もし排卵障害以外に不妊の原因がない方であれば、 薬を使用後90%の確率で排卵します。 また、これにより妊娠する確率はなんと60%以上に及びます。 排卵誘発剤とは? 不妊の原因を検査して、排卵障害だった場合排卵誘発剤が使われます。 排卵まで促進してくれる薬です。 しかし、排卵誘発剤は副作用も抱えています。 タイミング法 1. 基礎体温表により、排卵日の2日前に病院へ行きます。 クリニックによって、受診日はズレることがあります。 卵胞の大きさを超音波検査で測ります。 排卵検査薬の結果が陽性になったら、夫婦生活を持ちます。 もしくは、病院で尿検査を行い尿の中に含まれるLHの値を調べ、 頸管粘膜の量や卵胞の直径などと照らし合わせて排卵時間を予測し、 夫婦生活の時間まで指導する病院もあります。 排卵の確認とヒューナーテストを夫婦生活の翌日に行います。 ヒューナーテストから一週間後に黄体機能の検査をします。 タイミング法は不妊治療の中で、費用的にも精神的にも最も負担の少ないやり方です。 評判のいいクリニックを見つけてタイミング法など指導してもらうといいでしょう。 黄体ホルモン分泌促進 この薬は合成の黄体ホルモン剤ですが、働きは天然の黄体ホルモンと同じです。 妊娠の維持に必要な黄体ホルモンが不足していると不妊症にも繋がります。 このデュファストンを使った不妊治療法に 「カウフマン療法」という方法があります。 カウフマン療法には排卵を誘発させる働きはありません。 しかし、「自然の排卵周期」が期待できる治療法なんですね。 ですから、カウフマン療法がうまくいくと自然な妊娠を迎えることができます。 hCG療法 hMGとは卵巣を刺激することで卵胞を発育させる薬です。 そしてhCGとは、黄体ホルモンや卵胞ホルモンの分泌を促す成分です。 多嚢胞性卵巣症候群の症状を持っている方にも使われます hMGで卵胞の発育を促進し、hCGで排卵を促進させます。 この療法はとても痛みが強いのでかなりしんどい療法です。 しかも毎日肩かお尻に筋肉注射を打たなくてはいけません。 根気のいる治療法ですが、排卵する確率はかなり高い方法です。 子宮卵管造影検査 造影剤を子宮の中に注入して、卵管の造影の状況をX線透視下で観察を行います。 これにより流入の領域を確認します。 子宮卵管造影検査では、 卵管の詰まりの他に部分癒着や子宮の奇形なども確認することができます。 マカ マカが不妊症の改善に効果があることは多くの人に知られてきています。 現在不妊症のカップルは国内に100万組以上いると言われています。 アルギニンは80%の男性生殖細胞を構成し、生殖機能を高める作用を持っています。 つまり、「妊娠させる力」に大きな影響をもたらすのですね。 その上、マカには精子の働きを活発化させる亜鉛も含んでいます。 亜鉛はセックスミネラルとも呼ばれる栄養分です。 また、アルギニンには男女問わず生殖機能を高める作用があります。 マカが含んでいるアミノ酸などの成分は、体内で必要なホルモンをつくる助けを担います。 漢方のマカとサプリメントのマカでは、 薬と食品ということで作用に違いはあると思いますが、 生殖機能を高めてくれることに関しては間違いなさそうです。 ただし、きちんとした品質のマカを選ぶようにしてくださいね。 sponsored link Copyright C 2011 Allrights reserved.

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女性ホルモン剤の併用はNG!クロミッドと飲み合わせしてはいけない薬は? いよいよ排卵誘発の治療が始まったのに風邪をひいてしまった、頭痛がひどくて鎮痛剤が手放せない、頑固な便秘で薬がないと出せない、胃薬を飲まないと消化もままならない・・・など、薬のお世話になる女性は少なくありません。 普段は避けているのに歯の痛みで鎮痛剤を使わざるを得ないケースもあります。 いろんな理由でクロミッドと他の薬を服用する機会があります。 薬で気を付けたいのは飲み合わせ。 「相互作用」という互いの薬の作用が共鳴し合うことがあり、薬の効果が強くなりすぎたり弱くなって効果が期待できなくなることがあります。 漢方薬は何種類かの生薬(薬の原料)をブレンドすることでこの相互作用を利用して効果を何倍、何十倍に増幅させています。 相互作用は一般的な薬だけでなく漢方薬やサプリメント、ハーブなども起こすことがあります。 ここではクロミッドと飲み合わせを注意したい薬や併用禁忌の薬をご紹介します。 女性ホルモン剤の飲み合わせはダメ!絶対に飲み合わせをしてはいけない薬をご紹介 クロミッドは他の薬と比較的相性がよく、たいていの薬なら併用しても問題はないと言われています。 ただし女性ホルモン剤と併用しては絶対にいけません。 すべて医師が処方しないと入手できない処方薬なので普段は飲み合わせをする機会はありません。 ただし自宅に残っているこれらの薬を安易に飲むと危険です。 不要になった残った薬はすべて処分しましょう。 「ヒスロンH錠250mg」(協和発酵キリン株式会社) 「プロベラ錠2. 5mg」(ファイザー株式会社) 「ヒスロン錠5」(協和発酵キリン株式会社) の3種類と、これらのジェネリック医薬品は併用禁忌です。 クロミッド服用中は不用意に他の薬を飲むのは止めましょう。 では一般的な市販薬なら問題ないのでしょうか。 風邪薬の併用はできる?漢方薬なら安心? クロミッドと風邪薬の併用は問題ないのでしょうか? 風邪薬も処方薬と市販品がありますが、ちょっとした風邪なら市販品を飲んで寝ればすぐ治ることもあります。 相互作用を恐れて風邪薬を控えていて悪化したら元も子もありません。 クロミッドの併用禁忌薬で風邪薬の成分はないので、基本的には問題ないと考えられます。 はっきりと「クロミフェンと併用してOK」と公表する病院もあります。 風邪薬を飲んだ程度で卵子に影響が出たら昔から大きな問題になっているでしょう。 妊娠中には控えたい風邪薬もありますが、妊活中なら影響はないと言われています。 しかし自己判断は危険です。 病院の方針もあるのでできれば病院に電話して相談したり、処方されるときに医師や薬剤師に相談しましょう。 (電話相談は有料です) 漢方薬の併用は大丈夫?病院によっては止められるかも・・・ クロミッドの併用禁忌薬で漢方薬や漢方成分はありません。 なので一般的にはどの漢方薬でも問題ないと考えられます。 ただ、不妊治療の病院によっては漢方薬を禁止しているところもあります。 漢方薬の作用が病院で使う薬の効果を不安定にさせることを危険視する病院もあり、その場合は漢方薬の服用前に必ず相談しましょう。 漢方薬禁止という病院が禁止しているのは当帰芍薬散など不妊治療向けの漢方薬だけを指すことが大半です。 風邪薬の漢方薬なら咎められることはないと思いますが、念のため病院の方針には従いましょう。 抗生物質とクロミッドの飲み合わせは問題なし?念のため医師に相談を! 細菌が原因の風邪には抗生物質がとてもよく効きます。 怪我や歯の治療などで抗生物質を処方されることもよくあります。 クロミッドと風邪薬、特に抗生物質の飲み合わせは問題ないのでしょうか。 抗生物質も様々な種類がありますが、少し気を付けたいのはクラビットという薬です。 クラビットはニューキロノン系という抗菌製剤で、服用すると体内にいる細菌のDNAのコピーを邪魔して増殖できなくする働きがあります。 細菌そのものに作用するので効果が高く、歯の感染症や耳鼻科疾患、皮膚病、呼吸器、泌尿器、婦人病、目の疾患など広く使われています。 しかしクラビットは特殊な事情がない限り、「妊婦や妊娠の可能性のある婦人は禁忌」と指定されています。 妊活中は「妊娠の可能性がある」状態ですね。 クロミッドを服用する時期は受精どころか排卵すらまだなので、クロミッドとクラビットを同時期に飲んで同時期に止めるなら問題ないと考えられます。 しかしいつまでもクラビットを使い続けるのは不安があります。 クラビットを処方されたときは不妊治療中であること、クロミッドを服用していることを必ず伝えましょう。 妊婦さんでも使える別の抗生物質に変えてくれることもあります。 手放せない鎮痛剤、クロミッドと飲み合わせても大丈夫? バファリンやロキソニンなど、鎮痛剤がないと仕事もままならないことがあります。 生理痛や頭痛だけでなく腰痛やねんざの痛み、歯痛などにもよく効く鎮痛剤は快適な生活を支えてくれます。 クロミッドと鎮痛剤の飲み合わせは問題ないのでしょうか。 ロキソニンもバファリンもクロミッドと併用しても特に問題ないと言われています。 ロキソニンの主成分はロキソプロフェンナトリウム水和物といい、痛みや熱の原因物質を抑える働きがあります。 バファリンの主成分はアセチルサリチル酸といい、プロスタグランジンという痛みの原因物質の生成を邪魔する働きがあります。 プロスタグランジンは生理痛の原因のひとつなので生理痛を和らげるのにも優れた効果があります。 どちらもクロミッドの働きを邪魔しないので、クロミッドと飲み合わせをしても大きな問題にはならないと言われています。 ただし普段からこれらの薬を処方しているなら必ず医師に相談しましょう。 鎮痛剤の長期服用は止めて、根本原因を改善しましょう 捻挫や歯痛など一時的な事情で使用するのは問題ないですが、頭痛などで鎮痛剤を安易に長期間使い続けるのはあまり良くありません。 対処療法ではなく、できるだけ症状の根源を改善できるように努力しましょう。 鎮痛剤は妊娠したら服用を控えたいもの、飲む習慣があるなら今からでも少しづつ手放して他の方法で緩和していきましょう。 頭痛薬と飲み合わせは大丈夫?成分を見てみましょう 頭痛薬で有名なイブもクロミッドと飲み合わせをすることが多い薬です。 イブにはどのような成分が入っているのでしょうか。 イブの主成分はイブプロフェンといい、バファリンと同じくプロスタグランジンの生成を抑える働きがあります。 さらに痛みの感受性を抑える成分や血管を収縮させるカフェインを配合して、イブプロフェンの働きを強めています。 クロミッドの成分とイブプロフェンは併用禁忌はありません。 ただ、妊活中は血流を改善することで健康な卵子を育つことができます。 カフェインは血管を縮めて血流が悪くなるので、できるだけ控えたい成分です。 軽い中毒性もありカフェインがないと落ち着かなくなることも。 神経質に避けなくても良いと思いますが、あまり妊活には良くありません。 イブに含まれるカフェインは微々たる量ですが(2錠で80mg)厳密にカフェイン絶ちをしているなら服用しないほうが良いでしょう。 紅茶1杯 200ml に含まれるカフェイン量はおおよそ40mgほどです。 クロミッドと便秘薬の併用は問題ないのでしょうか。 併用禁忌の成分はないので問題ないと言えます。 しかし便秘薬は妊娠すると一部の成分(マグネシウム製剤)を除いてほとんど使えません。 ただでも妊娠すると腸の運動が鈍って便秘になりやすいので、妊娠する前から便秘薬が手放せないのは後々のトラブルになりかねません。 便秘がちな女性は食べる量が少ないことがよくあります。 食物繊維だけでなく食べる量を全体的に増やす、炭水化物をしっかり摂取することが大事です。 乳酸菌を摂取する「腸活」も腸内を改善して快便を促します。 ヨーグルトでも良いですが日本人の腸には糠漬けや浅漬けの乳酸菌が一番合うと言われています。 糠漬けを毎食一口食べ続けるだけでも効果が期待できることも。 腸の病気など特別な事情がなければ、こまめに摂取することで徐々に改善していくでしょう。 サプリメントは食品の一種で、栄養機能食品と言われます。 食べ物ならたいして問題ないと考えられますが、一部に気を付けたい栄養素があります。 大豆イソフラボンのサプリやレッドクローバーのハーブティーなどは擬似エストロゲン作用があります。 クロミッドは「脳を騙して自分の体内でエストロゲンをたくさん生成させる」ことを目的にした薬です。 せっかく自前でエストロゲンを増やしているところで外部から擬似エストロゲンを取り込むと副作用が出る可能性もあります。 豆腐など大豆製品を食べることは健康に良く、クロミッドの作用を邪魔しません。 しかしサプリメントは成分を凝縮させているので思わぬ影響が出るかもしれません。 必ず服用する前に医師と薬剤師に相談しましょう。 クロミッドとマカの飲み合わせ、プラセンタの飲み合わせは特に問題ないと考えられますが、必ず薬剤師に相談してから飲みましょう。 マカやプラセンタは妊活サプリとしても有名な成分ですが栄養価も非常に高く、体を元気にする作用があります。 東洋医学でプラセンタは妊娠力を上げる作用があると言われ、品質が良いものなら積極的に摂取しても良いと思います。 usacopcos.

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クロミッドの飲み方と太る等の副作用!お酒の影響や男性の場合も

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スポンサーリンク クロミッドは、クロミフェンという薬剤の商品名です。 同じような効果を持つ薬としてセロフェン、セキソビットなどがありますが、その中でも不妊治療の現場で最もよく使われている薬です。 飲んでいる妊活女子が多いことから、「どんな人が服用するの?」「私に合ってる?」「飲み忘れたときは?」「使いすぎると子宮内膜がペラペラになるってほんと?」など、ソボクな疑問がたくさん。 不妊治療専門医にお答えいただきました。 クロミッドとはどんな薬? クロミフェンという薬剤の商品名がクロミッドです。 クロミッドの効果は「卵胞発育促進」と「卵巣刺激」 妊娠の仕組みを大まかに説明すると、次のようになっています。 その働きは、「排卵誘発」と言うよりも、「卵胞発育促進」と言うほうがしっくりきますね。 また、クロミッドは排卵障害がなくても使われることがあります。 卵胞の発育をしっかり起こしたり、複数個の卵胞の発育を促すのが目的で、これを「卵巣刺激」とよびます。 排卵にいわばアクセルを入れてやるイメージです。 クロミッドがこうした働きをするのは、卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌を促すからです。 このホルモンがしっかりと分泌されることで、卵胞が十分に育ち、排卵のタイミングになった時にはグンとアクセルがかかってスムーズに排卵されるのです。 使いやすく、副作用が少ない クロミッドは最もよく使われている排卵誘発剤ですが、それにはいくつかの理由があります。 1日30~60円と安い クロミッドの薬価は1錠100円ぐらいです。 服用は1日1~2錠ですから、健康保険3割負担の人なら1日30~60円ほどの出費です。 不妊治療には多くのお金がかかりますから、この安さは魅力的ですね。 もちろん、「安いけれど効果がない」では意味がありません。 一定の効果が認められるからこそ、広く使われているのです。 副作用が少ない 不妊治療では、ホルモン分泌に働きかけるさまざまな薬が使われます。 そのため、気分が悪くなったり便秘やじんましんが出たりする人もいます。 どんな薬にも副作用の可能性はありますが、クロミッドは副作用が比較的少ない、おだやかに作用する薬です。 長い間使われてきた実績があり、大きな副作用のないことがわかっています。 手軽に使える 注射には通院が必要です。 排卵誘発剤を体に入れるために毎日通院するのは、時間的にも肉体的にも負担が大きいですね。 自宅で錠剤を飲むだけのクロミッドは、その簡便さからも広く使われています。 クロミッドの使い方・いつからいつまで飲むの? 「使い続けると効果がなくなる」などと言われることがあるクロミッド。 いつ飲むのか? どのくらい続けるのか? やめどきはあるのでしょうか。 スポンサーリンク 卵胞が育つ時期に飲む クロミッドは、卵胞をしっかりと育てて排卵がスムーズに行われるようにサポートする薬。 ですから、卵胞が育つ時期である月経開始後5日~9日目に服用するのが一般的です(医師によっては3日目からの服用を勧める場合もあります)。 卵胞の成熟具合を確認するために、服用後に受診を指示されることもあるでしょう。 受診の回数は、それまでの経過や治療のステージなどによって異なります。 飲み忘れた時は クロミッドは、効果が薄れるまでに比較的長い時間がかかります。 1日飲み忘れたぐらいなら、大きな問題はありません。 治療のステージにもよりますが、2日以上飲み忘れた場合はリセットすることになるかもしれません。 お酒を飲んでも大丈夫? お酒とクロミッドの効果には関係がありません。 ビールを飲んだからクロミッドの効果がなくなる、といったことは心配しなくても大丈夫。 お酒以外の特定の食品がクロミッドの効果に影響を与えることもありません。 使い続けると効果がなくなる? クロミッドを使い続けても、効果がなくなるわけではありません。 比較的おだやかな作用を持つ薬ですから、しばらく使って効果が見られない場合は、別の薬に変えたり治療をステップアップしたりということはあります。 それが「使い続けると効果がなくなる」と誤解されているのではないでしょうか。 クロミッドを続けるのが悪いことではないし効果がなくなるわけでもありませんが、続けても意味がない、と判断されることはあるでしょう。 クロミッドの副作用 クロミッドに限らず、どんな薬にも副作用の可能性はあります。 クロミッドの副作用が、妊活に悪影響を及ぼすことはないのでしょうか。 一時的に不調が出る可能性はある クロミッドを飲むと吐き気がする、頭痛がする、眠気が強くなる、おなかが痛くなる、イライラする、という患者さんは少なからずいます。 ホルモン分泌に作用する薬では、このような症状が出ることは珍しくありません。 医学的にはクロミッドの副作用は強くありませんし、頻度は低く、一時的なものとされています。 でも、不調の感じ方は人それぞれです。 どんなに「軽い副作用です」と言われても、ひどくつらいと感じる人はいるでしょう。 つらさからくるストレスは妊活によくありませんから、遠慮せずに医師に相談してください。 同じような作用を持つ別の薬に変えるなどの対処ができるかもしれません。 子宮内膜が薄くなる、頸管粘液が減る クロミッドは卵胞の成熟を促すために、エストロゲンというホルモンの働きをブロックします。 エストロゲンには、胎児のベッドである子宮内膜を厚くする作用があるので、クロミッドを飲むとこの作用が働かず、子宮内膜が薄くなることがあります。 「妊娠するための薬なのに子宮内膜が薄くなるのはおかしい。 着床しにくくてかえって妊娠できないのでは?」と思っても不思議はありません。 理屈はその通りなのですが、薬の作用と副作用には複雑な関係があります。 効果と不利益を秤にかけながら、できるだけ確率の高い方法を探っていくのが不妊治療なのです。 飲むとすぐに内膜が薄くなるわけではない クロミッドを飲んでも必ず子宮内膜が薄くなるわけではありません。 また、すぐに副作用が出てくるわけではなく、連続して何回かの月経周期で使い続けているとその可能性が出てきます。 薄くなった内膜は元に戻る 以前は、一度薄くなった子宮内膜は元に戻らないと言われていました。 でもこれは間違い。 特に1日1錠の服用の場合、クロミッドを飲むのをやめれば問題なく回復します。 1日2錠を長期間飲み続けた場合は、まれに戻りにくくなる人がいます。 こうしたことから、「クロミッドを飲むと子宮内膜がペラペラに薄くなって妊娠できなくなる!」とあわてて心配する必要はありません。 頸管粘液が減る副作用についても同様です。 効果の出方を見守りながら使い、場合によっては休薬期間を設けるなどしながら、医師と二人三脚で妊活を続けていきましょう。 卵巣がんになりやすい? クロミッドを飲み続けると卵巣がんのリスクが高まる、という報告が出たことはあります。 しかし一方で、「高まった卵巣がんのリスクは、ピルを1周期飲めばリセットされる程度」という報告もあります。 排卵が起きる時には、卵巣の壁が破られて傷がつきます。 ですから、排卵の回数が多いほどがんが発生しやすいとは言えるでしょう。 でもそれは、クロミッドを飲まない排卵でも同じこと。 クロミッドが卵巣がんのリスクを高めるという仮説は、現在では否定されています。 双子の可能性がやや高まる クロミッドを飲むといくつかの卵胞が同時に育って排卵することがあります。 それらが受精すると多胎児を妊娠することになりますね。 クロミッドを飲むと、多胎児を妊娠する確率が通常の妊娠より5%ぐらい高まると言われています。 また多胎妊娠の確率は、若い人ほど高い傾向にあります。 日本人のデータでは双子が多く、三つ子以上はかなりまれなことになります。 クロミッドを使ってはいけない人は?子宮筋腫があるけど大丈夫? クロミッドを絶対に使ってはいけないのは、乳がんや子宮内膜がんにかかっている人、乳がんや子宮内膜がんの疑いがある人、肝障害がある人、などです。 子宮筋腫の人は含まれません。 婦人科系のトラブルがある人には慎重に投与 ただし、クロミッドは女性ホルモンの分泌に影響を及ぼすので、婦人科系のトラブルを悪化させる可能性があります。 子宮筋腫、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫、多嚢胞性卵巣症候群などがある場合には、経過を見守りながら慎重に使う必要があります。 不妊治療では、最初に必ずこうした体のトラブルの検査をします。 婦人科系に問題がある場合は、医師とよく相談しながら治療を進めていきましょう。 排卵障害が強い人には効果がない クロミッドは比較的おだやかな作用の薬なので、排卵障害が強い人には効果がありません。 こうした人には、別の薬で治療を行います。 男性不妊の治療にも使うの? クロミッドはホルモン分泌に作用する薬です。 男性不妊の原因はさまざまですが、ホルモンバランスの異常によって精子が少ないケースなどには、クロミッドの効果が期待できます。 事実、以前は男性不妊にクロミッドを使うことがありました。 しかし現在、クロミッドを男性に使うのは一般的ではなくなっています。 注射の方が効果的 クロミッドを飲んで精子が作られるのは、3~4ヶ月先。 ですから、女性のように月経周期の5日間飲んで終わり、というわけにはいきません。 数ヶ月にわたって飲み続けなければいけないわけで、効率的にも確率的にもあまりおすすめできないのです。 ホルモンバランスに問題がある男性不妊の場合、ホルモン分泌に作用する薬を週に3回、自己注射する方法がとられることが多いでしょう。 テストステロンの分泌や精子の運動を促すもので、数ヶ月にわたってクロミッドを飲み続けるよりも高い効果が期待できます。 まとめ 通院中によく処方されるのがクロミッド。 薬の役割について理解を深め、納得のいく治療を進めたいですね。 監修 院長 藤原敏博先生 東京大学医学部卒業。 医学博士。 国際医療福祉大学大学院教授、山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター長などを経て、2018年に開院した現クリニック院長に。 日本不妊カウンセリング学会理事長でもあり、患者の思いにていねいに向き合う治療が高い信頼を得ている。 体外受精の第一人者として常に最新の情報をチェックし、最適・最短の治療を心がけている。 取材・文/中根佳律子.

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